2017年1月17日「1.17KOBEに灯りをinながた」FMわぃわぃの放送

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今年も1月17日はJR・神戸市営地下鉄新長田駅前の「1.17KOBEに灯りをinながた」会場には、FMわぃわぃのテントブースがあります。
インターネットメディアになったFMわぃわぃではありますが、自らが考え、自らが実行している様々な人々の発信を古くて新しい方法で配信します。会場内に11日だけのミニ
1、11:55 たかとりコミュニティセンター内FMわぃわぃスタジオからインターネット放送で番組配信。
2、JR・地下鉄新長田駅会場のFMわぃわぃサテライトスタジオで、00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)に参加しているdocomoの協力ででFMわぃわぃの番組を受信。その音声を関西学院大学山中速人研究室の協力をいただきトランスミッターで会場内におけるミニFMでの配信を行う予定です。
3、つまり会場内ではFMわぃわぃの放送をインターネットメディアとしてスマートフォンやタブレットでアプリを通じて今まで通りお聞きになることも、ラジオを持参いただき当日掲示している周波数に合わせていただくとラジオでもお聞きになることができます。CIMG3264
4.16時45分あたりからFMわぃわぃのサテライトスタジオに設置しているユーストリーム配信機材により、映像配信も行います。17時からの会場内での追悼のステージの様子を、FMわぃわぃホームJページにて映像でご覧になることができます。また音声は、インターネット放送としても、トランスミッターにより会場内ではラジオでその音声をお聞きになることができます。CIMG3267
5.会場に実際においでいただき、体感していただく!また遠隔地においても映像で音声で、神戸長田から始まった、市民からの発信を見ていただくことも聞いていただくことも可能となります。
ぜひお近くの方は、ラジオ持参でおいでくださいませ。
22年目の2017年1月17日は、JR新長田すぐ近くで始まった、市民からのそして情報の受け取りにくい外国人民に、共に住まいする住民としての等しい権利確保から始まったFMわぃわぃの生まれた意味を、今一度共にしたいと考えました。これらの実現については、多くの方々のご協力が積み重なり、一歩ずつ実現への道が開けました。
このことこそが、神戸長田が、世界のみなさまに「住みやすい、住み続けたいまちを創る」力だとお伝えしたい礎ではないかと考えております。

「長田今昔ものがたり」第26話

第26話 村の名所・町の名所 2017年1月7日放送

お話は江戸時代に入っています。3代家光が、「物見遊山はするな」というお触れ書をだしたりし、質素倹約を勧めます。それでも小旅行は庶民の楽しみでした。1667年の記録が残っています。西国街道を須磨から東へ、真野の継橋、源平勇士の碑、和田の笠松、遠矢浜などを楽しみます。1680年の福原鬢鏡(びんかがみ)兵庫から須磨寺への旅が記されています。経ヶ島、真光寺、清盛塚、福原内裏、真野の継橋、二葉の松、忠度塚などがでてきます。これらの旧蹟は、いまも記念碑的なものが残り、よすがを留めています。東尻池の「匂の梅」もいま、修復中です。


26話 匂の梅(東尻池郷土館)

2017年1月7日土曜日今年最初のワンコイン番組

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2017年1月7日
出演:朴明子、和田幹司、今井正、大川妙子

2017年最初の番組は、開港150周年を迎える神戸港の話題からスタート。
コーヒーも映画も、日本になかったものが港からどんどん入って来ました。
そんな神戸港は、震災前は世界第2位の国際港でした。
神戸港の開港から復興の努力をしている現在までを語りました。
神戸にとって港は大切な存在と気付きます。

年が明ければまちはもうすぐ「1・17」の雰囲気に包まれます。
パーソナリティそれぞれが震災当時の体験を振り返り、
地域では災害をどのように語り、発信し続けてきたかを話し合います。

今年は酉年!にわとりダジャレの年賀状など神戸らしい年明けトークで近況を語り合います。
ミョンジャさんはKOBE観光特使となったエピソードを紹介。
神戸大好き、神戸の良さを発信します。
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神戸朝鮮高校の生徒による
韓国伝統楽器「カヤグン」コンサート、美術部展覧会のお知らせ。

話題は神戸の新スポット紹介に移り、これからできる資料館や
朝鮮通信使が寄港した兵庫津(ひょうごのつ)の話題へ。

最後は災害時の朝鮮人差別について。
神戸では、外国人に対して普通に隣り人としてみていて外国人という見方はないと感じます。
一緒に共存している長田みたいなまちがある!
リポート 橋爪明日香

2017年1月7日から放送スケジュールが少し変わります。

2017年1月7日から放送のスケジュールが少し変わります。
お昼の12時から夕方までは、地域の多様性をお送りする番組となります。
そして19時~20時は外国語番組を中心にお送りします。
第1土曜日
19時~19時15分  「バモサべ180°」←時間が変わりました。
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19時15分~19時30分「長田今昔物語~千夜一夜」←同じ時間です。
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19時30分~19時45分「voice of Fukushima]←時間が変わりました。
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19時45分~20時  「だるま森+えりこのデモクラティックフラワーズ」←同じ時間です。
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「長田今昔ものがたり」第25話

第25話 西須磨の中道(閑話休題、下町風情) 2016年12月31日放送

お話しされている井上さんの子供時代、須磨には、江戸時代から明治時代を彷彿させる道路の風情があった。「中道」と呼んだが、それが今も残っている。中道はこどもの遊び場でもあった。芝居小屋(都席)もあり、木戸銭が4銭、火鉢を借りると2銭、明治30年の話である。須磨には住友家の邸宅があったが、御曹司が、姿を抑え、お忍びで、見られたという。海に近い須磨は、このころは、「中道」で子供が遊ぶ庶民の風景とビジネスで財をなし、別荘を須磨にもつ優雅な人たちのお家が数十軒、ここにもミックスな道路で、いろんなタイプの住民が、わきまえながら交流していた。


25話 西須磨の中道

2017年インターネットメディアFMわぃわぃからのご挨拶

%e7%9c%8b%e6%9d%bf%e4%ba%baみなさん、新年あけましておめでとうございます。
たかとりコミュニティセンターの神田裕です。

神戸市長田区海運町のスタジオから、FMYYはインターネットを通して放送をお届けしています。
1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災、その時全国から救援に駆けつけて下さった仲間たちと共に、この放送局はスタートしました。そして、もうすぐ震災から丸22年を迎えます。

22年前の阪神淡路大震災から活動が始まった たかとり救援基地には今も10の団体が元気に活動を続けています。
アジア女性自立プロジェクト、ベトナム夢KOBE、多言語センターFACIL、ひょうごんテック、ひょうごラテンコミュニティ、リーフグリーン、ワールド・キッズ・コミュニティ、世界コミュニティラジオ放送連盟日本協議会AMARCJapan、野田北ふるさとネット、そしてFMYYです。

私たちの前に立ちはだかる自然界の脅威。阪神淡路大震災や東日本大震災などの自然災害によって、私たちがいのちを育んできたこの土地は大きく割れ、揺らぎ、多くの人々のいのちを奪っていきました。地震や津波など、いつ襲ってくるか分からない自然の力は想像を超え、私たちはそれらに対して無力であることを身に染みて感じてきました。しかしそれでも、私たちは知恵と優しさを寄せ集め、自然に対する恐れや憎しみではなく、自然と仲良くつき合って行く謙虚さを学びながら、希望を持って、まちづくりひとづくり を続けてきました。

そしてもう一つ、私たち自ら作り上げてきた脅威にも苦しめられてきました。いのちを育むために与えられたこの土地が、国と国とを隔ててしまう線引きによって大きく割れ、揺らぎ、恐れや憎しみを生み出して行きました。目に見えぬ壁は、防潮堤よりも高く積み上げられてきました。また、いのちを育んできたこの土地は、一瞬のうちに汚染され、住むことさえも難しいものとなってきました。しかし私たちは、それらのことに対して無力であることは決してないはずです。私たちは知恵と勇気を寄せ集め、誰がどこに住んでいても、一人一人のいのちが大切にされる、そんな『まちづくり・ひとづくり』を続けていきます。

震災の時、私たちはお互いを励まし合うため声をかけ合いました。
声をかけ合うことによってお互いを知ることができました。
お互いを知ることによって、まちづくりが始まりました。
FMYYはこれからもそのことを忘れません。一人一人が大切にされ、誰一人忘れ去られることのない『まちづくり・ひとづくり』 を目指して、FMYYは今年もあなたの元へ飛んで行きます。

新しくFMYYの代表の一人になった大川です。もう一人の金です。
今までもそしてこれからもどうぞよろしくお願いいたします。

神戸市長田区から世界の言語で放送しています。