「ワンコイン番組」カテゴリーアーカイブ

12月17日の「ワンコイン番組」の内容は「いろんなメディアについての視点」

img_0908 写真は左から田村遊、ミキサー高松純一、YYCrew優太郎、ヘビーリスナー静岡からのすまタローさん

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東京生まれ育ちの優太郎さんは2016年5月から初の神戸の生活。坂の町神戸にも関わらず、錨山の見える職場と加納町の平行移動の毎日。文字媒体が好きであった優太郎さんの職場は映像媒体。15622284_1174255412666362_6854338601156163172_n そこからみんなの話は、文字の持つ力、音の持つ力、映像の持つ力、そして情報の溢れる現代において、それを読み解く力についてと流れていきました。「情報を読み解く力」それはやはり、2011年3月11日の東日本大震災が大きな転機、きっかけであることを、それぞれの立場からの話の中で見えてきました。img_0910

12月最初のワンコイン番組 新ミキサー門出!

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12月3日土曜日12時からのワンコイン番組の、PAそして進行上澤さん。最初は汗が噴き出るほど緊張したようです。
出演:今井正さん(イマチャン)さん、和田幹司(ワダカン)さん

今回PA進行の上澤さんは初進行という事もありかなり緊張されていました、ミスが数点あった(らしい?)ものの細かい程度のもので、番組は滞りなくなごやかに進行。

■内容
イマちゃんのの昆布の話
デパートでの北海道物産展で昆布に着目したとのこと、味、健康、縁起など多くの面で良いと言う。この健康、縁起と言う面に関して、昆布には中性脂肪を減らす効果を持っており、また「喜ぶ」に昆布を掛けた「よろこんぶ」と言う事から縁起の良いものとして見られる。お正月の飾り物や料理の中にも多く見ることができ、これからの年末年始に向かって多くの消費が大きくなっていく時期ではないのだろうかという話だった。

続いてワダカンさんの「1/17KOBEに灯りをinながた」の話。
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阪神淡路大震災の日、1/17に各地でろうそくを灯すイベントは全国中継されるほど注目を集めているが、新長田駅前広場で灯すろうそくを作るボランティアがどんどんと小中学校や保育所など子どもに関係のある施設で作られるようになってきている。これは学校を回りろうそく作りを教えるだけでなく、当時の震災の話や災害が起きた際の防災の話を若い世代へと伝えていくことが出来る良い機会が増えていると語っていた。
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その中で防災や減災の話をするにあたり、子供たちの興味や関心を引く為にはただ防災や震災の事について伝えるだけでなく、歴史を通じて自分達の住んでいる町がどのような過去を持ち今後どのような町を作っているのかを考えさせるのかが大切だという。
今抱えている悩みとしてろうそくを作るのは子ども達が中心となってきていることもあり、平日に行われる場合が多く、社会人やその他学生など働いている人を呼ぶことが出来る機会が少なくなっている、また去年はろうそくが不足したと物資の面でも不安な要素があるとのことだ。しかしこのろうそく不足しているというのは世間的に節約をするようになってきているとポジティブにとらえているとも語っていた。
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ワダさんやイマイさんは阪神淡路大震災の時に自分達が体験した経験や生活を、近年は規模の大きな地震が増えてきているという事もあり、若い子どもたちにきちんと伝えていかなければいけない使命が来ているのかもしれないと語っていた。
12月に入り、クリスマスや年末年始が目の前に来ているなど楽しみなこともあるが、過去に神戸で起きた阪神淡路大震災の事も考え直してみて災害とどのように向き合って行けばいいのか考えるのも良いのではないだろうか。
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この写真はミキサーの上澤さんが神戸マラソンに出場したものの36.1キロで無念のリタイアをしたお話。(初音ミクのコスプレをしていたそうです)
++リポートは神戸学院大学 川本邦治でした。

11月最後のワンコイン番組(毎週土曜日12時からの生番組です)

11月26日土曜日12時からのワンコイン番組は本日もなかなか珍しい取り合わせで始まりました。
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今回は急遽出演させていただくことになりましたインターン終了後もボランティアとして参加している神戸学院大学松井がリポートいたします。
本日はとある理由でTCC内のベトナムの母語教室の見学にいらっしゃっていた青井(仮名)さん、私と同じく神戸学院大学の後輩にあたる濱本くん、メインパーソナリティは、金千秋さんで番組は行われました。
私たち学院大生がTCCに来たきっかけである「インターンシップ」から話ははじまり、社会人である青井さんから見たイメージを話して頂いたり、社会から見た女性のイメージなどなど。
話は変わって初めて「たかとりコミュニティセンター」を見た青井さん自身の感想などをお話しいただきました。
また金さんから、震災当時のこのたかとり教会周辺の様子や現在の鷹取地域初め、神戸市内に小さな公園が多い理由などを教えていただきました。

後半ではたかとり教会敷地内で行われているベトナム語・スペイン語の母語教室の話や、私たちが小学校や中学校時代に実際に出会った外国籍の子どもとの思い出話、「自分がバイリンガルだったとしたらどうだろう?」という事や自分達の好きなものについてについてと言う話など、様々な話をさせていただきました。
私自身は今年の8月頃からFMYYに参加させていただいているのですが、母語教室をここで行っていることは全く知らず、今日初めて聞いて気がつきました。私は日本に生まれた日本国籍の人間なので、第二母国語があるわけではないのですが、もしも私の家族がそういう立場にあったのなら、両親の生まれた国の言葉を話せるというのはとても嬉しいな!!と感じました。また、話せる言語が増えることで、単純に考えても交流の幅や世界が広がるので、とても良いのでは、と考えました。
更に、私自身は震災発生の年に産まれたため、全く震災の当時の状況を知らなかったのですが、震災当時の話、防災対策の話を聞くことで、「こんな風な対策がとれるんだな」と驚きが隠せませんでした。
青井さんが話されていた、「ここには、震災を語り継ごうと言う意識がある」と言う発言にとても納得しました。

今回もとてもためになる話を聞くことが出来、自分の意見を見直す良い機会になりまいた。
本日のレポートは、神戸学院大学3年の松井でした。

11月19日のワンコイン番組、放送前に地震速報!!

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今日のワンコイン番組の出演者は工藤真樹さん、今井正さん、蔀より子さん、MCはハマノカズミさんとの4人で放送していました。

まずはじめに話したのが蔀さんで、私は蔀さんとお会いするのは初めてでしたが視覚障害の方だとは思いもしませんでした。蔀さんが持ち寄った話題は最近聞くホームから落下する視覚障害の方が多いとのことでした。

点字ブロックは視覚障害の方達にとっては命綱のようなものでその上に荷物や自転車、バイクなどを置かれるととても困ると仰られていました。

蔀さんが求めているのは、新幹線のホームに落下防止のためホームドアが設置されていますが、そのような設備はあればいいが、国としてはお金も時間もかかるので難しいというのならば、健常者の方々のお金も時間も必要のない声かけで変わると仰られていました。
いきなり触れては驚かせてしまうので声をかけた後、どのように困っているのかなどを聞いてもらえれば助かるということで、とてもこの話はタメになりました。普段聞くことができないような話だったので勉強になりました。

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次に話した人は工藤さんで11月20日に行うフィッツマルシェというライヴの告知でした。クドウマキさんはその中でマッサージのブースにいて普段はエステをしている方だと放送の中で知りました。

今井さんは私が過去のワンコイン番組を聞いていた時に話していた方で、その時は米の相場を知らせる時にこの辺りの山を使って旗を使って知らせていたという話をしていた方でした。この方は話の引き出しが多く、そして話に引き込まれるような魅力と声を持っている方と私は感じました。

この方の話す話は面白くラジオ慣れしているのか分かりませんが、聞いていて心地いいなという印象でした。

今井さんの話は神戸での年の瀬を感じる行事という話でまず「ルミナリエ」「郵便局の角松」「断捨離」「除夜の鐘」
二つ目にあげた郵便局の角松にちなんで年賀状などは、年々時代と共に減ってきているという話でした。

確かに私達の世代で年賀状を、やりとりするというようなことはなくなっていると思います。携帯、スマートフォンが普及している今の社会で紙に書く必要はなくメールなどで済ましてしまいがちだからでしょうか。

そして四人の中の話題として「ゆく年くる年」の中で目標を作るのはイイという事で、今井さんは東京オリンピックを見に行く約束を友達と交わしているそうです。まだまだやりたいこともあってステキな方だなと思いました。

今日のワンコイン番組に御一緒させていただいた感想は、一番これまでの中で面白かったのと、とても勉強になったことです。これまではパク・ミョンジャさんとのワンコイン番組に御一緒させて頂いたのですが、パクミョンジャさんの話もとても勉強になる話ばかりでした。
今回は聞く話しのジャンルが違い、視覚障害の方の視点での社会ということで聞いているとまだまだバリアフリーといっていてもそれは健常者から見ての視点で視覚障害の方達の求めるものとしては、「物足りないのかな」と感じました。それと同時に自分が今まで何気なく見ていた点字ブロックについてや視覚障碍者の方たちと出会った時には、自分ができることがあるならば積極的に、注意して見て行きたいと思いました。

今日のワンコイン番組もとても勉強になりました。

番組レポート、神戸学院大学 濱本京佑
 

11月12日土曜日のワンコイン番組には韓国語が飛び交いました。

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番組リポート、神戸学院大学 経済学部経済学科3年松井夕華

今回は風邪で声が出なかったため、番組リポーターとして参加させて頂きました。

今回はわぃわぃクルーの宮本さんをはじめ、滝澤さん、厳さん、JICA職員の小野さん、安田さんという国籍やお仕事もそれぞれ違う5人の方がお越しくださいました。

ラジオではJICAでの事業内容についての話から始まり、甲南大学の講師であった滝澤さんや日本に留学生としてやってきていた厳さんの震災当時のお話、日本と他国での擬音語や宗教感覚に対する違い、異国の地で聞く故郷の「音」の安堵感、他国の言葉に興味を持つきっかけ、と話が進んでいきました。また、日本と他の国での災害に対する意識の違いなども、実際に行った経験からお話をしていただきました。

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私自身、JICAという機構名は耳にしたことがありましたが、実際にどのような活動を行っているのかを知りませんでした。その為、今回のお話を聞き、活動の内容を聞くことができて、とても興味深いなと感じました。

日本の「災害文化」がどのように生かされているかのお話では、日本人と海外の方の意識の持ち方の違いを聞くことができました。「過ぎた事は深く考えない」というのは一見ポジティブではありますが、天災、災害について考えたとき、災害多発国日本においての災害文化的な思考、自然災害を止めることはできない、しかしながらその天災が「起きること」、そのダメージをいかに最小限で食い止めるかの「減災」を行う事が大事だとおっしゃっていました。

そのためにこそ「災害文化」の日本としては、次に備えるために「伝えていく事」が重要であるのをJICAに来て知った、と兵庫県職員として現在はJICA兵庫で働いている安田さんが言われていたのを聞いて、海外の方と自分たちの意識の違いに驚くと同時に、国内だけでなく海外でも阪神大震災での教訓が生かされている事はすごい事だな、と感じました。