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11月19日のワンコイン番組、放送前に地震速報!!

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今日のワンコイン番組の出演者は工藤真樹さん、今井正さん、蔀より子さん、MCはハマノカズミさんとの4人で放送していました。

まずはじめに話したのが蔀さんで、私は蔀さんとお会いするのは初めてでしたが視覚障害の方だとは思いもしませんでした。蔀さんが持ち寄った話題は最近聞くホームから落下する視覚障害の方が多いとのことでした。

点字ブロックは視覚障害の方達にとっては命綱のようなものでその上に荷物や自転車、バイクなどを置かれるととても困ると仰られていました。

蔀さんが求めているのは、新幹線のホームに落下防止のためホームドアが設置されていますが、そのような設備はあればいいが、国としてはお金も時間もかかるので難しいというのならば、健常者の方々のお金も時間も必要のない声かけで変わると仰られていました。
いきなり触れては驚かせてしまうので声をかけた後、どのように困っているのかなどを聞いてもらえれば助かるということで、とてもこの話はタメになりました。普段聞くことができないような話だったので勉強になりました。

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次に話した人は工藤さんで11月20日に行うフィッツマルシェというライヴの告知でした。クドウマキさんはその中でマッサージのブースにいて普段はエステをしている方だと放送の中で知りました。

今井さんは私が過去のワンコイン番組を聞いていた時に話していた方で、その時は米の相場を知らせる時にこの辺りの山を使って旗を使って知らせていたという話をしていた方でした。この方は話の引き出しが多く、そして話に引き込まれるような魅力と声を持っている方と私は感じました。

この方の話す話は面白くラジオ慣れしているのか分かりませんが、聞いていて心地いいなという印象でした。

今井さんの話は神戸での年の瀬を感じる行事という話でまず「ルミナリエ」「郵便局の角松」「断捨離」「除夜の鐘」
二つ目にあげた郵便局の角松にちなんで年賀状などは、年々時代と共に減ってきているという話でした。

確かに私達の世代で年賀状を、やりとりするというようなことはなくなっていると思います。携帯、スマートフォンが普及している今の社会で紙に書く必要はなくメールなどで済ましてしまいがちだからでしょうか。

そして四人の中の話題として「ゆく年くる年」の中で目標を作るのはイイという事で、今井さんは東京オリンピックを見に行く約束を友達と交わしているそうです。まだまだやりたいこともあってステキな方だなと思いました。

今日のワンコイン番組に御一緒させていただいた感想は、一番これまでの中で面白かったのと、とても勉強になったことです。これまではパク・ミョンジャさんとのワンコイン番組に御一緒させて頂いたのですが、パクミョンジャさんの話もとても勉強になる話ばかりでした。
今回は聞く話しのジャンルが違い、視覚障害の方の視点での社会ということで聞いているとまだまだバリアフリーといっていてもそれは健常者から見ての視点で視覚障害の方達の求めるものとしては、「物足りないのかな」と感じました。それと同時に自分が今まで何気なく見ていた点字ブロックについてや視覚障碍者の方たちと出会った時には、自分ができることがあるならば積極的に、注意して見て行きたいと思いました。

今日のワンコイン番組もとても勉強になりました。

番組レポート、神戸学院大学 濱本京佑
 

11月12日土曜日のワンコイン番組には韓国語が飛び交いました。

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番組リポート、神戸学院大学 経済学部経済学科3年松井夕華

今回は風邪で声が出なかったため、番組リポーターとして参加させて頂きました。

今回はわぃわぃクルーの宮本さんをはじめ、滝澤さん、厳さん、JICA職員の小野さん、安田さんという国籍やお仕事もそれぞれ違う5人の方がお越しくださいました。

ラジオではJICAでの事業内容についての話から始まり、甲南大学の講師であった滝澤さんや日本に留学生としてやってきていた厳さんの震災当時のお話、日本と他国での擬音語や宗教感覚に対する違い、異国の地で聞く故郷の「音」の安堵感、他国の言葉に興味を持つきっかけ、と話が進んでいきました。また、日本と他の国での災害に対する意識の違いなども、実際に行った経験からお話をしていただきました。

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私自身、JICAという機構名は耳にしたことがありましたが、実際にどのような活動を行っているのかを知りませんでした。その為、今回のお話を聞き、活動の内容を聞くことができて、とても興味深いなと感じました。

日本の「災害文化」がどのように生かされているかのお話では、日本人と海外の方の意識の持ち方の違いを聞くことができました。「過ぎた事は深く考えない」というのは一見ポジティブではありますが、天災、災害について考えたとき、災害多発国日本においての災害文化的な思考、自然災害を止めることはできない、しかしながらその天災が「起きること」、そのダメージをいかに最小限で食い止めるかの「減災」を行う事が大事だとおっしゃっていました。

そのためにこそ「災害文化」の日本としては、次に備えるために「伝えていく事」が重要であるのをJICAに来て知った、と兵庫県職員として現在はJICA兵庫で働いている安田さんが言われていたのを聞いて、海外の方と自分たちの意識の違いに驚くと同時に、国内だけでなく海外でも阪神大震災での教訓が生かされている事はすごい事だな、と感じました。

11月第1土曜日の1コイン番組は、やっぱりいろいろ繋がりました。

11月5日の1コイン番組。いつもながらに多彩なメンバーが参集。


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新長田勤労市民センター(東急プラザ3階)での金斗鉉氏の李朝展が開催。李朝朝鮮の伝統的な画風の絵本イラストレーターとしても著名な著名な画家 金斗鉉さんの展示会が5日土曜日から13日日曜日まで開催。

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5日土曜日は同じく新長田の一般社団法人神戸コリア教育文化センターでの記念講演とライブ。その出演者のだるま森さんとえりこさんがまるで疾風のようにやってきて、そして六甲おろしのように去っていきました。

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ということでお話は今ちゃんの「風」について!風はもちろん空気の流れ、そこからいろんなことが見えてくるのです。公害から灘の五郷につながるとは。。。

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そして自然環境に生きる人間はその風や雨や雲、様々な自然の驚異と闘います。でも闘うだけ???FMYYのCrewの宮本さんや上澤君のそれぞれの沿岸地域で生きること、気象にどう対処するのか、そして地震に見舞われた地域にも行ってみること、そこからわかることなどなど。

最後は人と未来防災センターのこれからを担う本塚研究員より、熊本でのお話、どういう事を伝えるのかいろんなお話が飛び出てきました。

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鉄人広場の28号もREPAINT完了!ご覧においでください。そして李朝展の金斗鉉氏の描いた長田風景もご堪能いただき、実際にその絵の現地にお立ち下さいませ。秋の長田の多文化多様性をご堪能ください!

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1コイン番組神戸学院大学インターン生の感想

kobegakuin_student1■神戸学院大学 現代社会学部 現代社会学科3回生 田川 駿平
~1コイン番組に参加して~
 今回は、自身3回目のワンコインラジオに出演させていただきました。約20名の長田区民の方々と食事をしながら生放送をするということで、私は長田に1人暮らしを始めて2年になりますが長田区民の方々と交流をする機会はほとんどなく、今回がほぼ初めてだったのでかなり新鮮に感じました。FMわぃわぃのお米と出演した皆さんから持ってきていただいた料理をご馳走になりました。地域の方々が持ってきて頂いたものがどれもおいしく、また、長田の名物料理も頂いたのでご飯がすすみました。子ども達もご飯のおかわりをずっとしており、楽しそうにトークもしていたので私も楽しくなりました。
 今回の放送は子どもから青年、主婦、お年寄りの方が出演し、全ての世代の人が集まって交流をしました。それができるというのは地域放送をしているFMわぃわぃだからこそ可能だったのではないかと感じました。現代の特に都市部ではジェネレーションギャップが広がり世代ごとの理解が不足していると私は思っています。しかし、今回の放送ではそれを感じさせないラジオだと思いました。色んな世代の人が集まって食事をするという機会がそもそもなかったから放送が新鮮だと感じたのではないかと思います。
現代の人々は他人の家庭に干渉することは減っています。それによってコミュニティを結び、繋げることはかなり困難になっています。今回の放送を通して、「ラジオ」という媒体が地域のコミュニティを強くする1つの方法として大きな役割を担っていると感じました。
■神戸学院大学 現代社会学部 現代社会学科3年 永浜大地
~インターンを終えて~
8月13日から9月10日までの中で4日間インターンシップとして参加させて頂きました。
4日間を終えて、私は参加してよかったと思いました。このFMわぃわぃでは多文化、多言語というテーマを掲げ普段あまり考えないようなテーマで関われとても視野が広がったと感じます。そして実際に、生放送ラジオに出演をしたり,自分の声を録音したりするなど普段ではなかなかできない経験ができました。そして最後には自分で曲を選び30分間のミュージックタイムを手伝ってもらいながらも仕上げることができよかったです。そしてFMわぃわぃはいつも賑やかでみんなが明るい場所だと感じました。子どもから大人まで幅広い年齢の方々が集まる場所で必要とされている場所なのだと思いました。
皆さん優しく受け入れていただき、いい雰囲気でインターンを過ごす事が出来ました。
ありがとうございました。
kobegakuin_student2■神戸学院大学 経済学部経済学科 3年生 松井夕華
~9月3日の1コイン番組に参加して~
9月3日の1coin番組には、出演者としてではなく、見学という形でお邪魔させていただきました。今回はゲストの朴さん、和田さん、小川さん、今井さん、元さんの5人お話を聞かせていただきました。

番組に初めて参加される小川さんから見た「FMわぃわぃとは」というお話から始まり、発足時のわぃわぃはどんな風出会ったのかなどのお話をされていました。
話題は4年後のオリンピックに向けてのオリンピックや今春での地震の被災地復興や防災支援についてと流れていき、国籍は関係なく、オリンピック開催のための予算の増額について賛否両論、といったお話を聞かせていただきました。
また、ゲストの今井さんがお持ちくださったぶどうからフルーツ狩りの話題となり、日本の観光事業ではフルーツ狩りが地域活性化に貢献している、という話を聞かせていただきました。
朴明子さんが持ってこられた曲を聴き、朝鮮・中国の方にかつて日本がしてきた教育について、また在日2〜3世から見た自分のルーツについての話などを聞かせていただきました。「日本のアナウンサーは地球の裏側、などという言葉をTVで使っているが、地球は丸いのだから裏も表もない、裏と言われた国の人間はどう感じるのか」という言葉が目から鱗であり、とても印象に残っています。

個人的にはどの話題も興味深かったのですが、農業と観光事業での話が印象に残っています。「地域の活性化」のためにも、事業の多彩な関わり合いがあることで、地域にとっての様々な「利益」が生まれるのだなと感じました。 %e3%81%8a%e7%b1%b3%e9%a3%9f%e3%81%b9%e3%82%88%e3%81%86%e4%bc%9a-10カトリックたかとり教会1階たかとりコミュニティセンターの交流の場
ここから生放送のできる配線が常設されております。またの機会にはぜひご参加ください。

9月10日土曜日の1コイン番組はお米パーティー!

今日9月10日の1コイン番組は、ごはんに一押しのおかずを食べるラジオ番組です。ご飯は、8月6日7日の大国公園での野田北夏祭りであたった特賞一等新潟こしひかり10キロを炊きました。(もちろん10キロ全部を炊いたわけではないので今後もこの食するラジオパーティは継続する予定)みんなでおいしいラジオ放送しました。
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お米はピッカピカ!炊き方が良いのかめちゃくちゃ美味しいご飯が炊けました。rice2 並んだおかずは30種類以上。なかでもおからを韓国風に炊いたのは絶品。FMYYの李玉順理事の午前4時の手作り日本・韓国融合在日のおかずです。rice3 この1コイン番組の後の1時30分~の「YYキッズラジオ」の子どもパーソナリティたちも中々な食通でした。rice4 それぞれのセレクトも一人一人のこだわりがあり、フ~~ンなるほどと思えるものがありました。rice5この生放送はいつものたかとりコミュニティセンターの2階FMYYのLivestudioではなく、1階のコミュニティホールでの実況生中継。 rice6中庭も地域の道沿いからも眺めることのできる気持ちの良いスペース。これぞTHE COMMUNITYという場所です。 rice7集う人々は元FMYY放送スタッフ、地元住民、年齢様々、職種も様々、放送の「場」であるとともに、地域の交流の場として存在するカトリックたかとり教会NPO法人たかとりコミュニティセンター「ゆるゆる多文化いとをかし」の想いは、95年の震災から今もなお引き続きFMYYの声にのせてあなたのもとに飛んでいきます。

9月の1コイン番組本日も多彩!レポートはインターン学生制作です。

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毎週土曜日の12時からは1混番組(第5週は再放送です)
今回も多彩な方々がお集まりくださいました。スタジオはかなりレベルの高い「ご近所横丁しゃべり場」の様を呈しております。
今回の番組内容のリポート並びに感想は、5人のみなさまの後ろに控えております神戸学院大学のインターン生です。
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■神戸学院大学 現代社会学部 現代社会学科  3年生 田川 駿平前回はFMわぃわぃの1coinラジオに出演させていただいたのですが、今回は見学ということで金さんと5人のゲストの方のトークを後ろで聴かせていただきました。

トークの前半は、それぞれが初めてFMわぃわぃを訪れた感想を話し合い、その中でも今回初めてFMわぃわぃを訪れた神戸大学で地域の防災を研究している小川さんの「多くの人が集まり多くの文化が交流している」という発言から、国や文化の違いを認め合い共有している場なのだと感じました

トークの後半は、トークの中盤で流れた高校を卒業した在日コリアンの二人組が作詞作曲をした曲を聴き、その上で、朴明子さんと元昭子さんのお話を中心に在日コリアンと日本人の間にある壁や、共生をしていく為に必要なことは何なのかを話し合いました。

朴明子さんは従軍慰安婦問題で日本に連行された歴史のある朝鮮人は被害者であるのに、加害者である日本人の人たちは知ろうとしない、だから在日コリアンが伝えていくしかないというような思いがあり、また2世である自分は1世の苦悩を直接見ているから、在日3世や4世にも祖国である朝鮮のルーツを語っていかなければならないと語っていました。

元昭子さんも同様に何度も逃亡を図っていた1世の苦しみを2世3世に忘れてほしくないと語っていました。

それを聴き、和田さんは元々日本には朝鮮出身者が多く渡ってきたことを挙げルーツを辿れば先祖は変わらない事から日本人の歴史認識の甘さを指摘しました。

最後に朴さんは、日本人は自分達のことを中心に考えていることをブラジルを地球の裏側とリポートするメディアや日本が中心に書かれた世界地図を例に挙げ、日本人の視野が狭いことを指摘していました。

今回1coinラジオを見学させていただいて、在日コリアンを卒業研究に考えている身としても参考になり、また日本人として多文化共生をしていくには何をすればいいのかを改めて考えるきっかけにもなりました。

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■神戸学院大学 現代社会学部 現代社会学科  3年生永浜大地

今日はワンコインラジオに見学という形で出演しました。今回のゲストは5人の方が来ており、それぞれ、朴さん、和田さん、小川さん、今井さん、元さんが来られました。

それぞれが別の分野で活躍されている方達で様々な視点での意見がありこのような見学の機会がありいい経験になりました。この一時間の流れとしては初めに5人の方の自己紹介があり、FMYYの印象、災害、オリンピック、フルーツについて、そして慰安婦問題へという話の流れがありました。災害とオリンピックについては皆さんオリンピックより復興に力を入れるべきだという意見がありました。私は災害を経験していないのでそのような考えはなかったのですが、災害を経験している方達だからこそでる意見なのだろうかと思いました。これからニュースを見る時は様々な視点で見たいと思いました。

次に今井さんからフルーツについての話題があり日本の果物狩りについて興味を持ちました。果物狩りランキングとして1位は、イチゴ2位は、ブドウ3位はさくらんぼ4位はなし5位はリンゴだそうです。これは私も知らなかったので新しい知識が増えました。フルーツは体によく朝は金と言われているらしく朝のフルーツは良いらしく私も始めようと思いました。後半は在日問題に入りまず一世代以外は日本育ちで日本語の方が話せるという事を改めて学びました。そして、朴さんからの意見として慰安婦問題について日本の人達が知ろうとしていない、自分たちのルーツがどこにあるか忘れてほしくないという事をおっしゃっていました。元さんさんはよその国で生きていく大変さを忘れないでほしいとおっしゃっており祖父祖母の経験を語っておりました。在日の方だからこそ出る意見なのだろうと思い、直接このような意見が聞くことができ非常に貴重な経験だと実感しました。もっともっとこの事についてたくさんの人たちが知る必要なのだと思いました。

このような流れで今回のワンコインラジオは進みました。初めての経験でたくさんの話題が飛び交いついていけなかったところもありますが、学べた事もたくさんあったのいい経験になりました。