KOBEながたスクランブル~原発事故をどう読み解くか?~関西学院大学総合政策学部山中速人教授を招いて!

本日2012年3月17日、今日は17日ということで、FMわぃわぃでは毎月それぞれの番組において、「ひと口防災情報」をお送りしています。
12時からの番組は「KOBEながtスクランブル」では13時からのゲストコーナーに、関西学院大学総合政策学部山中速人教授においでいただき、「原発事故を読み解く」と題して、メディアでの情報発信・受信、そしてそれをいかに読み解くか!それを語っていただきます。見えにくいものを見、聞こえにくい声を聞くことは、よりよい地域を創っていくための一人ひとりの責任であり役目である「メディアリテラシー」ご一緒に!
*******************FMわぃわぃの支援者の一人からのメール抜粋
たまたま、昨夜、アマゾンで検索していたら、「放射能」「原発」関連の書籍で関連図書として、「もう安全」 「放射能は怖くない」 「放射能が危ないという嘘を暴く」 みたいな本が順列の上に上がってきました。
アマゾンは作為的にそんなことをせず、単純に「売れている本」を見出し的に関連図書に上げてくるのですから、実際に「放射能は怖くない」という本が現在売れているということになります。
さらに、驚くべきことに、一歩進んで放射能は、微量であれば健康にいい、という本まで並んでいます。
********************ここまで
安心したい気持ちで、動こうとする世の中、本当のことを追求するのは、時間のかかる、骨の折れることです。
しかし次の世代に子どもたちに美しい、素晴らしいこの世界を残すため、しんどくても、面倒でも、骨が折れても、粘り強く「真実」を追究していく必要があります。
その「真実」を読み解く力を少しづつつけてゆきましょう!

花水木まつりと、憲法9条と、真田山陸軍墓地

★ぐ~じ~のききみみ頭巾
「第8回・花水木まつり」が開催されます。お抹茶やお寿司をいただきながら、和の雰囲気を満喫してみませんか。今年はスポーツチャンバラが目玉!ぜひ皆さん、お越しください。

日時:2012年4月30日(月・祝)11:00~16:00
場所:長田神社境内(雨天決行)
お問い合わせ:電話078-579-2311(長田区まちづくり課)

★水曜日なのにホットニュース
小出裕章著「原発と憲法9条」のご紹介。「この国が原子力を進める意図はどこにあるのか。要するに核兵器を持ちたい、こういうことなんだと私は思っています。そう思いながら・・・いや、それを知りながら、何も抵抗もしないまま生きることは、私にはできません。」と熱く語る小出さん。著書にはFMわぃわぃのインタビューが掲載されています。遊絲社から定価1400円で絶賛発売中!!

★水曜日のおすすめ
今日のゲストは、大阪電気通信大学教授の小田康徳先生。ミキサーの片岡さんの恩師でもあります。NPO法人「旧真田山陸軍墓地とその保存を考える会」の理事長をなさっています。旧真田山陸軍墓地は、大阪市天王寺区に4,569坪(15,077㎡)の広大な敷地を有し、多くの木々に囲まれて都心とは思えないほど静かなたたずまいを見せています。この墓地は、明治4年(1871)当時の兵部省が設置したもので、戦前内地に80以上つくられた陸軍墓地のうち最古の歴史をもち、5,299基以上の墓石群と4万3千余といわれる遺骨を納めた納骨堂からなりたっています。各地における旧陸軍墓地の歴史的あり方、そしてその現在における旧状破壊の状況を知るにつけ、その中におけるこの旧真田山陸軍墓地の存在の重要性を強く感じます。旧真田山陸軍墓地を保存し、また史跡・文化財として指定されることを望み、日々活動している小田さん。「これからもがんばります。市民の方にこの活動を知っていただきたい。見学会を定例で開催しています。毎月第4日曜日の午後1時半から無料で見学できます。」とのメッセージでした。詳細はここをクリックしてね。

関西学院大学「リスニング・トゥゲザー3年進級制作番組「売薬から学んだ様々なつながり~売薬 家本さんに聞く~」」

関西学院大学総合政策学部3年松村聡美

2012年3月13日の12時からの「まちはイキイキきらめきタイム」の13時からのコーナーは、関西学院大学総合政策学部山中速人研究室の実験プロジェクトです。
現在は3年生の進級作品。今回は第12回目、担当は松村聡美さん。先週に引き続き奈良の配置売薬の話です。
雪深い山村、人里離れた地方はもとより、町中でも、医療に恵まれなかった人々にとって、配置売薬は心のよりどころであったと「配置売薬」の資料には記されています。
年に一度、薬屋さんが各家庭を訪れ、薬を置き、翌年使っただけの代金を受け取るのが、配置売薬独得の商法であり、富山などが全国的に有名ですが、奈良も盛んだったようです。今回は先週の薬の製造ではなく、届ける、補充するという売薬を60年以上続けたという方に取材しています。
このコーナーはFMわぃわぃのホームページトップの左にある完成学院大学のバナーをクリックしていただくとポッドキャスティングとしていつでもお聞きになることができます。

3月11日特別番組 「東日本大震災・被災者の声~希望と現実の間で~」

3月11日 日曜日12~15時は予定を変更して特別番組をお送りします。

2011年3月11日から1年間、FMわぃわぃと多言語センターFACILは
阪神大震災以来、17年間の想いを共有してきた団体、
個人の枠を超えた仲間たちと共に
数回にわたって東北地方の被災地と神戸を行き来してきました。

そこでのFMわぃわぃの仕事は、臨時災害FM放送局の立ち上げ、
被災した外国人住民に向けた外国語放送のための翻訳、
制作を中心にサポートすること。

今回の特別番組ではこの1年間の活動について報告。
共に被災地での活動に汗を流した仲間たちの声を伝えると共に
これから私たちにできること、目指すことを語ります。

またAMARC日本協議会の仲間、三条ラジオカフェでの放送
「難民ナウ!」
そして難民ナウ!TVを主宰している
宗田勝也さんにも1年間被災地での出会いをお聞きします。

岩手県で被災したペルー出身アミラ・レンヒフォさんの声を届けます
岩手県で被災し、今は石巻の仮設住宅に住む
ペルー人女性アミラ・レンヒフォさんと電話で中継し、
女性、母親、外国人、そして被災者の視点から、
この被災した国がどう映っているのか、お話を伺います。

「分断された町を取り戻したい」
─南相馬臨時災害FM局を立ち上げた理由。

福島第一原発から北へ20km圏内に位置する南相馬市にも臨時災害FM局が設立。
2012年1月14日、「コミュニティラジオが果たせる役割について」
というテーマで臨時災害FM局の方々(写真下)とワークショップが行われました。

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放射能から避難した人、残らざるを得ない人。
福島県南相馬市は「分断されてしまった町」のひとつです。
「町の人の心を一つに取り戻す」ためにコミュニティ放送を
立ち上げた人々の言葉を伝えます。

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南相馬市長 桜井勝延さん(写真)、南相馬災害FMの今野聡さんの放送局にかける思い
新潟県中越地震が発生した際に外国語放送でFMわぃわぃと共に活動した、「FMながおか」の脇屋雄介さんのメッセージもぜひお聞きください。

東北地方で活動する人たちのお話も
FM太白ディレクター高橋基さん
今回の活動でFMわぃわぃと共同して外国語災害放送に携わった宮城県仙台市 太白区のコミュニティ放送局「FMたいはく」の高橋基さん
岩手県大槌町のマスコット人形おおちゃん
岩手県大槌町で活動するNPO「まちづくり・ぐるっとおおつち」代表 小向幹雄さん

今日も元気な「アフタヌーンねね」今回もいろんな地域からのゲストをお迎えして、多文化な話に花が咲き乱れます。

ゲストはアメリカから、浜松から、そして東京から

2012年3月10日土曜日お昼の3時から4時までの「アフタヌーンねね」本日も世界から日本各地からいろんな方々が参加です。
左から二人目の女性は、東京からお越しのアワープラネットTVの高木祥衣さんは、連携するFMわぃわぃへの初訪問、浜松から来られた番組のリスナー、そして今日は何の日のコーナーの担当者でもある、おなじみの「すまたろうさん」はお仕事の帰り道にお立ち寄り、そしてニューヨークから「震災復興」の調査に来られたタイソンさんは、この前の番組出演でお話になった東北行きの現地リポートをそれぞれの語りでお話になりました。

見学ということで声を出さないゲスト

またスタジオには声こそ出されませんが、二人の方がスタジオに入って、番組に参加されました。

ねねの放送風景1

ミキサー宅の前には二人が陣取っています。
ねねの放送風景2

スタジオ全景

ねねの放送風景3

放蕩にいつも楽しそうな「ねね」のスタジオ風景です。この後の1階での談笑時間がFMわぃわぃの真骨頂!
興味のある方はぜひ一度土曜日にお越しくださいませ。(写真撮影:FMYY専属記録係りとして大活躍の佃さん)

2011年度第7回番組審議会報告

2012年2月29日(水) 17:00~18:00 、FMわぃわぃ会議室において、2011年度第7回番組審議委員会を開催いたしました。
出席委員は、西修委員長、正岡健二委員、萩尾利雄委員、山本幸男委員、木辻清子委員、為岡務委員、平川愛恵委員。
放送従事者側は、金千秋、平野由美子。

第7回審議番組は、「マイペンライ サバイサバイ」。
2012年2月3日(金) 20:00~21:00放送。
パーソナリティは、ケットさんとシュウ先生。
ディレクター、ミキサーはFMわぃわぃ 金千秋。

この番組は、毎月第1・3・5週金曜日20:00~21:00放送のタイ語と日本語の番組です。バンコクのケットさんと神戸のシュウ先生がスカイプで交信しながら収録しています。
両国の時差は2時間ですが、日本が真冬の時期の気温差は20度以上にもなるそうです。そのような現代タイ事情などやヒット曲を紹介してくれます。
委員の皆さんのご感想としては、女性が早口で男性がそれを受けてゆっくり喋るというテンポの違いが面白かったそうです。選曲もよく、ラジオらしい番組で楽しく聴くことができたという感想と、もう少しトークのテーマを工夫したらもっと聴きやすくなるのではないかというご意見もありました。また、気になる言葉があったので、日本語の言葉遣いにも気配りをしてほしいということです。
スカイプでの収録は面白い試みであると好評でした。

議事録はこちら

神戸市長田区から世界の言語で放送しています。