「わぃわぃ社会部」タグアーカイブ

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いまどきのメディアリテラシー「夏の特番 ドイツはどこにむかうのか?」

2018年7月7日~28日毎週土曜日の「いまどきのメディアリテラシー」連青く4回
夏の特番として、この不寛容の時代、移民・難民問題にゆれる現代を俯瞰するため、ドイツに絞って考えてみる機会とします。
ゲスト 中川慎二(関西学院大学経済学部教授)、ききて 山中速人(関西 学院大学総合政策学部教授)、司会 金秋(FMわいわいプロデューサ)

今、ドイツに注目が集まっています。
というのも、不安定な中東地域から難民や 移住民が大量にヨーロッパに押し寄せ、その大半が、ドイツを目指しているから です。
なぜドイツを目指すのか。
それは、ドイツが、第二次世界大戦でユダヤ人 やロマなどの少数民族を迫害した反省から、戦後、紛争地域から多くの難民を受 け入れてきた歴史をもつからです。
また、ヨーロッパ共同体(EU)が成立して以来、ドイツには、同じEU圏内から多 くの人々が仕事を求めてやってきました。それ以前にも、ドイツの戦後復興の過 程で、たくさんの労働者が外国からドイツに働きにきており、これらの歴史的な 流れの中で、ドイツは実質的には多文化多民族国家としての性格を少しずつ強め てきました。
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奄美専門チャンネル~南の風 2018年6月番組

2018年6月の放送内容。奄美専門チャンネル担当 大橋愛由等レポート。
ちょうどNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」で、奄美が描かれているので、わたしなりの解釈を。
そして今年はちょうど「明治維新から150年」にあたることから、この奄美専門チャンネル「南の風」で、7月から【奄美にとって明治150年を問う】シリーズをはじめることのお知らせもいたしました。

★01/NHK大河ドラマ「西郷どん」の歴史的背景

永年、奄美に触れてきた立場の私からして、「西郷どん」でどのように奄美が描かれているのか興味があることです。西郷は計2回、奄美群島に遠島(=島流し)されるのですが、一回目は名前こそ菊池源吾という名を変えますが、藩士としての給料もでていたのです(番組でも西郷のもとに米俵が届いていたと思いますが、あれが藩からの給料でしょう)。しかしもうすぐ始まる二回目の遠島は流人としてであり、沖永良部島では、野ざらしのオリに入れられることになります。

一回目の龍家に寄寓していた時は、ブゲンシャ(本土では言えば豪農の庄屋階級)である龍家の世話になり、その一族の女性であるトゥマ(愛加那)をアンゴ(島妻=薩摩藩士が奄美群島に赴任している期間だけの女性)ではなくトジ(刀自=妻)として迎えます。奄美大島にいた三年間、西郷は薩摩藩の奄美に対する砂糖収奪(=過酷な税収奪)に対して義憤をいだき、シマンチュ側にたって理解を示します(しかし同時に島に到着したての時期に西郷がしたためた手紙には、当時の薩摩藩士が抱いていたであろう奄美への差別表現も書かれていたことも記しておきしょう)。

西郷が義憤を抱いたことは事実なのですが、薩摩藩士たちが、砂糖を隠し持っていたと嫌疑をかけた龍家の当主などを収監して、それに対してトゥマ(愛加那)がシマンチュを率いて代官所を襲撃するという場面はフィクションです。このフィクションの元ネタは奄美群島の徳之島で幕末に起きた百姓騒動である「母間騒動」「犬田布騒動」だと思われます。ふたつの「騒動」に関係したシマンチュはその後厳しい処罰の対象となります。番組ではトゥマ(愛加那)が「闘うシマンチュ」として描かれています。いままで愛加那は小説などで何度か表現対象となってきましたが、こうした愛加那イメージは初めてみます。
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関西学院大学総合政策学部、山中速人研究室山中ゼミ生進級番組8/7・9/7

2017年度関西学院大学総合政策学部山中速人ゼミ年3年の進級課題番組は2018年5月19日土曜日14時半からの30分間、7週にわたってお送りします。6月16日土曜日はその5回目、森下大地と前田亜衣紗の二人の取材をお送りします。

◆前半:関西学院大学総合政策学部メディア情報学科 森下大地
ゲストは、繊維会社経営 野呂弘氏。
◆後半:関西学院大学総合政策学部メディア情報学科 前田亜衣紗
ゲストは、前田亜衣紗自身の高校時代の担任村上和弘氏。

関西学院大学山中ゼミ「昭和に生きた人々にきく!」6/7・7/7

2017年度関西学院大学総合政策学部山中速人ゼミ年3年の進級課題番組は2018年5月19日土曜日14時半からの30分間、7週にわたってお送りします。6月9日土曜日はその4回目、稲住衣美と花田星華の二人の取材をお送りします。
⁂写真は後半の花田星華のゲスト山根ご夫妻。

◆前半:関西学院大学総合政策学部 山中速人研究室 稲住衣美。
平成生まれの私たちにとって「昭和」という時代はいろんな変化があった激動の時代だったように感じる。世界大戦、大きな敗北、しかし敗戦後の、日本の目まぐるしい高度経済成長により見事に先進国になった。このテーマの元、私のゲストは遠矢萬理氏。アルバイト先のパートさん。遠矢さんは、主婦でパートで、動物保護のNGOの代表。パート先の先輩として優しく、時に厳しくしていただく第2の母のような存在である彼女から昭和について聞いてみた。
◆後半:関西学院大学総合政策学部 山中速人研究室 花田星華。
私は北海道出身で西宮市に独り暮らしをしているので、昭和を長年生きた50代以上の知り合いは一人もいなかった。広島に住むとある知り合いの山根運太・山根満恵ご夫妻が偶然にも関西に遊びに来られるというので今回のインタビューをお願いした。

関西学院大学総合政策学部、山中速人研究室山中ゼミ生進級番組 4/7・5/7

2017年度関西学院大学総合政策学部山中速人ゼミ年3年の進級課題番組は2018年5月19日土曜日14時半からの30分間、7週にわたってお送りします。6月2日土曜日はその3回目、大谷岬と朝田有香子の二人の取材をお送りします。
◆前半:関西学院大学総合政策学部 メディア情報学科 大谷岬
◆後半:関西学院大学総合政策学部 メディア情報学科4回生 朝田有香子
【番組内容】私にとって昭和は、戦争という大きな出来事があってそれを乗り越えて力強く生きたパワフルな時代というイメージがあります。また、私たちが生まれた平成も来年の2019年には新しい年号に変わってしまいます。あまり分かりきったことは言えませんが、1つ1つの時代に、この日本を支えてくれた人たちがいて、その人たちの思いが今の日本を作り上げているのだと思います。昭和には昭和の、平成には平成のそれぞれの良さがあるのだと思います。そして、平成から新しい時代を迎える今だからこそ、昔を振り返って昭和という時代を知ることが大切なのではないでしょうか。今回は私のアルバイト先の社員さんである筒井智弘さんにお話を伺いました。それではインタビューをお聞き下さい。

関西学院大学山中ゼミ「昭和に生きた人々にきく!」2/7・3/7

2017年度関西学院大学総合政策学部山中速人ゼミ年3年の進級課題番組は2018年5月19日土曜日14時半からの30分間、7週にわたってお送りします。5月26日土曜日はその2回目、上野由佳と中島達哉の二人の取材をお送りします。


◆前半:関西学院大学総合政策学部、山中速人研究室山中ゼミの3回生上野由佳
ゲストは新明和リビテック元監査役で、現在、川西記念新明和教育財団の顧問、黒岩俊文氏。
◆後半:関西学院大学総合政策学部、山中速人研究室山中ゼミの3回生中島達哉。
生まれ育った故郷である茨城県の昭和時代について知る機会とした。ヤンキーや東京に近いからこそ当地に魅力が欠けると思われていた昭和時代の故郷に¥にアプローチする。