2019年8月24日「ワンコイン番組」YYJournalの告知と現在FMYYで活動中神戸学院大学インターン生


本日の参加は、左から法務省保護観察官中山恭行さん、Crew宮本健一郎さん、神戸学院大学現代社会学部池淵花菜子さん、松木彩華さん、ミキサーとスイッチャーは金千秋です。



FMYYのスタジオ入り口に置かれた男性陣お二人の靴、小学校から高校までの先輩後輩、かつバスケットボール部ということで、かなりガタイの良い方々でした。
この後は、神戸学院大学のインターン生の感想です。全く知らない社会の中の制度、仕組みについて、ワンコインの短い番組内ではありましたが、インターンの二人がどんな風に受け止めたか…感想を書いてもらいましたので合わせてお読みくださいませ。

☆神戸学院大学 池淵花菜子感想*************
今日はワンコイン番組に出演させて頂き、ありがとうございました。
ワンコイン番組について感想を送らせていただきます。
今日の内容としては、主に犯罪や非行からの立ち直りを支える「更生保護」についてお話を聞きました。
まずこの更生保護について全くと言って良いほど知識もなく、身近でこのような活動をしている方に出会ったことがないため、とてもいいお話を聞くことが出来て良かったと思います。
特に驚いたのはこの活動のほとんどがボランティアだということです。
犯罪や非行に走ってしまった人たちのために全て自腹で行っていると知り、とても驚きました。
このような更生保護の活動があるからこそ、過去に過ちをおかしてしまった人でも帰る場所がちゃんと確保され、生活を送ることができるようになるのではないかと思いました。
また、今日のお話の中にもあったように、更生するにあたって必ず周りの声などが影響してくることがあり、何気なくボソッと呟いたことでも傷つけたり、社会復帰することが難しくなったりということがあるので、メディアリテラシーのように情報には気をつけていかなければならないと思いました。
本当か嘘かも分からないような情報を簡単に信じてはいけないし、キムさんも仰ったように、そのような悪い噂を広めるのではなく自分の番で小さくしていく必要があると思います。
今日のお話を聞いて、更生についてだけではなく、そこから生まれる社会の問題について考えさせられることが多かったため、是非とも番組作りの参考にしていければと思います。
☆神戸学院大学 松木彩華感想*************
今日のラジオ番組収録をとおして、友人関係や先輩後輩の関係、保護司の仕事内容がどのようなものであるということを知ることができました。
まず友人関係についてですが、今日ご一緒した宮本さんと中山さんの友人関係がどのようにして成り立っているのか、インターネットの発達により、今まで繋がりを持つことのできなかったかつてのクラスメイトや友人とまた繋がることができるようになるということを実感することができました。
私自身、先輩後輩の関係は中学生の時で止まってしまっていて、高校の先輩との繋がりが全くなかったので、どのようなものかあまり実感することはできませんでしたが、今日お二人のお話をきいて先輩後輩でも十分に仲良くなれるということがよく分かりました。
もう一つは保護司の仕事についてですが、今まで「保護司」という言葉を聞いたこともなければ、どんな仕事をしているのかも分かりませんでした。保護観察官中山さんの話をきいて、保護司という仕事にはさまざまな役割を担うボランティアの人の力がとても大きい、支えになっているということを聞いて、ボランティアはとても大切なものであるということを再確認することができました。また、保護司の人が更生させることはできたとしても、社会に出た時に、「犯罪者」というレッテルが貼られてしまうため、社会復帰できずに自ら命を絶ってしまう人もいるときいて、社会全体でも更生した人たちをサポートする制度を作るべきなのではと感じました。それだけでなく、保護司という仕事は犯罪者にとって社会に出るための相談にのったり、生活を見守ったりすることで更生の手助けをしていると聞きとても重要な役割を果たす仕事であると考えさせられるところがありました。