今回の番組では、外国籍の親が日本国籍の子どものパスポートを申請する際に直面した問題とその注意点について話し合います。
1. 外国籍の親による日本パスポート申請の課題
日本国籍のパスポートの場合、すべての情報は日本語のみとなります。
パスポート申請に関する書類やウェブサイトの情報は、日本人による申請が前提のため、基本的にすべて日本語で提供されており、
日本語の読み書きが難しい外国籍の親にとっては大きな障壁となります。
特に未成年者の申請の場合、親権者の確認には大きな問題が持ち上がります。
申請窓口で、自分が子どもの親権者であることを証明する書類の提出が必要となります。
氏名や本籍地に変更がない更新の場合でも、親権者であることを確認するため「戸籍謄本」の提出を求められることがあるようです。
子どもの苗字と親権者の苗字が異なる場合など、親権者であることを確認できる書類が必要となります。
な場合があるとの説明があります [11:27]。
2. 写真に関する重要な注意点
規格は非常に厳格であり、パスポート用の写真は国際基準に基づき、顔のサイズ、髪の毛のかかり方、目の反射(眼鏡の場合)など、細かく規定されています。
できればパスポートセンターに併設されているような写真館で撮影することをお勧めします。
3. 困った時のサポート
申請に困った場合は、「NGO神戸外国人救援ネット(GQネット)」や「アジア女性自立プロジェクト(AWEP)」など、神戸に多くある外国籍の方をサポートしている団体に相談することを勧めます。
外国籍の親が日本国籍の子どものパスポートを申請する際は、「情報が日本語のみ」であること、
特に「親権者の確認のための書類(戸籍謄本など)の準備」、そして「写真の厳格な規格」に注意してください。
念のため戸籍謄本などを事前に用意しておくことが望ましいです。