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らの会わぃわぃ~多様な人々が生きるまち

毎月第1土曜日ワンコイン番組の終わった後の30分間は「らの会わぃわぃ」の時間です。長田の寅さんの歌にのっての本日のご出演は「くららべーかりー」そして「ネットワークながた」の石倉泰三さんです。

山吉市場の店舗が1995年の阪神・淡路大震災で被災。
しかしながら自分たちにできること「パンを焼くこと」が大きな転機になったというお話をしていただきました。焼きたてのパンの炊き出し!あったかいパンは人々の心に潤いを与えたそうです。
パンをもらった人からの「ありがとう」の一言とうれしそうな笑顔。それは通所のみなさんの心にも、時間はかかるけど確実にじんわりと伝わるものがあったようです。
パンでつなぐ人と人の輪は、らの会の「くららべーかりー」からどんどん大きくなっているようです。

2017年1月28日放送「YYJOURNAL~長田の視点」


1月28日毎月の第4土曜日2時~と同じ日の夕方6時半からの30分は、FMYYからの番組「YYJournal~長田の視点」の時間です。
本日の視点は「多様化する人々~あなたのすぐそばに」です。


出演は
★ブラジル国籍の日系ブラジル人(すでのこれが多様化!祖父の時代に日本からブラジルに移民した民族的には日本人)8歳の時に家族で来日した白川Elaineさん、
★祖父が沖縄からブラジルに移民した日系2世の父と日本人とブラジル人の間に生まれた母を持つ宮城(みやぐすく)Garcia・Gabriel・陽(あきら)さん、
★両親がアメリカに移住、自身はアメリカ合衆国マサチューセッツ州北東部Bostonで生まれ育ち、アメリカ国籍を持つHashimoto橋本Masaki昌樹さん。
★司会進行は、両親も自身も日本生まれ日本育ちの日本人大川妙子さん
そして4人とも神戸市に現在は居住している神戸人です。今回の使用言語は4人の共通語、日本語で進みます。

日本国籍でない3人も、日本国籍の1人も音声で聞く限り、全く問題のない日本語で話しています。しかし実は4人のうち3人は、母国語が日本語ではないのです。
外見や言葉だけでは分からない、それぞれの身分保障としてある旅券や在留資格は違う。それぞれのルーツについても、この短い時間の話を聴くだけで、それぞれの国での自分の立ち位置や感じ方、似ているようで、でも違う、一人ひとりの人間のバックグラウンドはそれぞれ違っている。一色で表すことは到底できない時代なんだとわかるのです。
そしまたそのことは国籍…という切り口でなくとも、すべての人は一人ひとり、それぞれに多様なものの時間の流れの中で今の自分が存在する、大切なかけがえのないOnlyOneの人間であるとFMYYは考えています。

KOBEビジョンひろめ隊♡ 第6回

2017年1月28日土曜日「KOBEビジョンひろめ隊♡」の第6回目の放送のゲストは、地球いたわりグループです。

地球いたわりグループは、環境にやさしいライフスタイルづくりを
地域に広げる活動に取り組んでいます。

地球いたわりグループは、第4期(H20,H21)からこの名前で
活動しており、今年で8年目になります。
12名のメンバーで活動をしており、環境に関心がある人は
もちろん、地域活動に積極的に関わっている人や
専門的な知識をもつ人など多彩なメンバーで活動しています。

これまで、生ごみの堆肥化やごみの減量化など
生活に身近なテーマなどに取り組んできたほか、
第8期の活動では、温暖化の原因となる二酸化炭素を排出しない、
クリーンなエネルギーとして注目される水素エネルギーについて、
理解を深めるため、県民のみなさんにご参加いただき講演会を開催しました。
また、今年2月には、電力やエネルギーが作られるしくみや
地球温暖化防止活動について学ぶための施設見学会を
開催することとしています。

関西学院大学総合政策学部山中ゼミ「耳を澄ませてリスニングトゥゲザー復活版」


2017年1月21日土曜日から毎週の15時~16時「関西学院大学総合政策学部山中ゼミ「耳を澄ませてリスニングトゥゲザー復活版」が始まります。
最初は3年生の進級作品「就活しないで生きる道」を2本ずつ放送します。
就活真っ最中の(はずの)大学3年生たち14人が、さてどんな風に~就職しないで生きる道~を見つけ、進んでいる人々を探し出し、その生き方についてどんなお話を聞いてくるのか・・・楽しみです。ぜひお聴き下さいませ。

2017年1月から「南の風~奄美編」毎月第3土曜日5時~6時に放送します。



「南の風」2017年1月の放送
2017年 奄美の観光に注目 3月、関西空港と奄美大島間にLCC就航

2017年「南の風」の番組がスタートしました!!

去年一年間、奄美でなにが起こったのかをお知らせし、かつ、今年奄美と神戸(関西)の関係でどのような話題があるのかを語りました。

明るい話題をひとつ紹介しましょう。
いよいよ3月26日(日)に、関西空港からLCC(格安航空会社)のひとつ「バニラ・エア」が関西空港と奄美大島間の路線を新設するということです(一日一往復)。
すでに同航空会社は成田航空と奄美大島間の路線を定期運航しており、その安さから、新たな需要を開拓して、いままで奄美に関係してこなかった本土(ヤマト)の観光客を呼び寄せる効果を発揮しています。
「ガジュマルの大木 ケンムン、キイムンといった妖怪が棲むと信じられている」

奄美にかぎらず観光とは、多くの人材を雇用する労働集約型の産業なのです。宿泊施設ひとつとっても、その施設の従業員の雇用創出をはじめとして、ホテルへの備品や食材を運ぶさまざまな業者が必要ですし、観光客を運ぶ運輸従事者の仕事も増える。

奄美の基幹産業は農業ですが、就農者の高齢化と減少による外国人労働者への依存、市場原理による価格の変動などの問題を抱えています。
またかつては奄美経済を支えていた大島紬も昔日の勢いはありません。奄美の将来を考える時、なにか新しい産業が必要との認識は共有されていて、期待される産業のひとつが観光であるのは深く認識されていました。しかし現状は本土(ヤマト)からすると奄美より遠い沖縄のほうが安く旅行ができるという航空運賃の逆転現象が起きているため(つまり奄美への航空運賃が高い)、奄美観光はふるわなかったのです。

奄美の観光資源は潤沢です。今年、奄美群島は国立公園に指定される予定のほか、沖縄本島北部を含めて世界自然遺産に登録されることが有力視されています。

奄美は今年変わろうとしています。少しでも多くの観光客が入島することで、リピーターが生まれ、IターンやUターンする人も増えてくるかもしれません。かつ、観光がさかんになることで、いままでの着飾らない奄美であったのが、観光というまなざしにさらされる「見られる奄美」を内にかかえることになる。その「もうひとつの奄美」をどのようにシマンチュが受け入れ、かつ活用していくかが、課題のひとつになるのかもしれません(奄美内部では観光が盛んになることで、奄美の魅力を奄美自ら発信していく必要性をとなえる人たちも出てきている)。

奄美の魅力はなんといっても、“ひと”の魅力です。豊かな自然という観光地という“もの”を通して、この“ひと”の魅力に接してほしいものです。