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3月25日土曜日ワンコイン番組で長田小学校の「子どもいちば」のメッセージ放送♪

2016年度最後のワンコイン番組に長田小学校の5年生の子どもたちの作った「子どもいちばってなに?」の声が流れました。
今回の参加者はFMYYでのインターン希望の関西学院大学大西優衣さんと久米菜月さん、そしてFMYY大川妙子と金千秋です。NEWMIXERを始めて一人で担当は金千秋でした。やっぱりいい音ですねぇ~~

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まず最初に長田小学校に地域の障がい者事業所の方に講師においでいただきます。今回はピータンハウスの和田さんとネットワークながたの西山さんが講師。地域にはたくさんの違いを持った人々がお仕事をしていることを学びます。
その後実際にいろんな個性を持った様々な人々の働く場所に出かけます。最近の子どもたちにとっでは、自分たちだけでバスに乗る、電車に乗って地図を見ながら目的地まで行くのは、大きな冒険です。
各11グループに分かれて事業所に着いたら、そこでのお仕事のお手伝い。さてさて上手にできるでしょうか?
事業所のお仕事は本当に様々。陶器を焼いたり、パンを焼いたり、刺繍をしたり、ビーズでアクセサリーを作ったり…。たくさんのお仕事を勉強します。
それぞれの作業所で作ったものを地域の商店街で販売します。「子どもいちば」の開店です。物を売るという事、どんなふうに声をかけることがいいのか??お商売のむずかしさも実体験。
毎年この神社前商店街で開かれている「子どもいちば」は、このように1年かけての取り組み。
その目的は、1995年の阪神・淡路大震災で知った、「まちはいろんな人々が共に住んでいること」「いろんな違いをみんなが知って、認め合って生活していく地域こそ、震災から再生する自分たちのまちだ!」ということを伝え続けるために生まれたプロジェクトです。
もちろんFMYYもその一員として参加しています!!

第8回KOBEビジョンひろめ隊♡おしゃれ港・元町「べっぴん」グループです。


3月25日土曜日「KOBEビジョンひろめ隊♡」の番組のゲストは、おしゃれ港・元町「べっぴん」グループです。

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◆おしゃれ港・元町「べっぴん」グループからのお手紙。
わたしたちのグループは、「おしゃれな元町をもっとおしゃれに!」と元町商店街界隈の活性化に向け取り組んでいます。
メンバーは21人で、元町商店街に関心を持っている人が集まっています。

第7期は「おしゃれ神戸元町グループ」として、元町商店街の活性化について取り組んできましたが、今年は、神戸開港150年、連続ドラマ「べっぴんさん」など話題が多いこの地域をもっと盛り上げたいとの思いを込めて、「港」、「べっぴん」をグループの名前に加えました。

元町商店街の中でも西(4丁目以西)を中心に、港町神戸・元町のおしゃれで活気のあるまちづくりについて議論をしています。現在、元町商店街の人気をもっと高めるために私たちができることとして、手作りマップの作成について検討中です。神戸駅からの導線に着目したり、モニュメントや公園など見どころを取り入れたり、いろいろな意見を出し合いながら検討をすすめています。

まちはイキイキきらめき講座 連続5回講座の最後「ムスリムインバウンドを通じての多文化共生のまちづくり」

2017年3月第3土曜日18日の2時~3時までは、連続5回講座の最後です。
「ムスリムインバウンドを通じての多文化共生のまちづくり」~重要なのは情報開示!一歩から始めるムスリムおもてなし~

講師は野村雄一さん 株式会社野村美術 関西イスラムインバウンド推進協議会副代表 件 神戸支部代表

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ムスリムとは?実際にイスラム教について、世界のどの国に多いのか知っている人は少ないのではないでしょうか。実は世界の16億人のうち4分の一を占める人々がイスラム教の人々、そしてその半数は中東ではなく、東南アジア・アジアの人々~インドネシア・パキスタン・インド・バングラディッシュ~の人々なのです。そしてそれらの国々は経済成長が著しく、かつ親日派の人々が多いのです。

そしてムスリムの人々と繋がりの深いのが、日本の中でも神戸なのです。なぜなら日本で一番古いムスリムの人々のお寺「神戸モスク」があるのは、古くからイスラム教の人々と共存していてきたという証なのですから。そんな神戸でどうすれば、海外から「日本料理が食べたい」「日本の中のイスラムのお寺モスクを参拝したい」という望みが叶えられるのか…実際にできることをいろんな例を挙げながら提案されました。

詳しくは、野村さんの参加、協力されている団体にアクセスしてみてください。
関西イスラムインバウンド推進協議会
http://jlinksjapan.com/main/osakakyotokobemuslimtravelassociation

ハラールメディアジャパン㈱
http://www.halalmedia.jp/ja/

(一社)メイドインジャパンハラール支援協議会
http://mijhsc.org/

今月の「南の風~奄美編」は〈2017年奄美ふゆ旅〉の話のつづきです。

「南の風~奄美編」3月18日土曜日5時~6時
2017年3月の放送今月の番組特集は〈2017年奄美ふゆ旅〉の話のつづきです。

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毎年冬に旅している奄美群島(鹿児島の南、沖縄の北)。
いつも4日間の旅程ですが、一日ごとに違う島をめぐるというあわただしさ。
前回まず最初に訪れた沖永良部島のことをしゃべりました(22年間奄美に通っていますがはじめて実見する民俗祭祀「墓正月」についてを中心に語ったのです)。
今回は徳之島のことを語ります。
徳之島といえば、泉重千代さんや本郷かまとさんといった世界最高齢の人たちを輩出した長寿の島。
かつ、2008~12年の市区町村別の合計特殊出生率で、徳之島の三町(徳之島町、天城町、伊仙町)が全国ランキングで10位の中に入るという子宝に恵まれた島なのです(伊仙町が全国第一位。合計特殊出生率は2.81)。

沖永良部島から徳之島へは、船で移動します。
隣り合った島なのでたった二時間の旅なのですが、いつもこの移動を心から楽しみにしています。
もともと1969年にはじめて沖縄へ旅行した時も神戸・中突堤から船出した経験があり、南に向かう旅は船で移動するものだという第一印象が根づいています。
数年前も飛行機が突然点検することになって欠航となり、鹿児島から船に乗って奄美群島に向かい、船内で知り合った未知の人と酒盛りをしていたこともあります。船の旅は出会いの機会でもあるのです。
後日談ですが、今回わたしが船に乗り込んでいたことを何人かの知人に見られていて、船はいわば奄美群島村の乗り合いバスのような人と人の距離の短さがあります。
さて、徳之島に着くと、写真のように句会を始めます。

わたしは詩と俳句を書いています。
奄美と俳句についてはまたの機会で詳しく述べますが、俳句は島の人たちが、奄美の自然の中で暮らし、季節の移ろいを感受して、それを文芸に表現するのですから、シマンチュの生の息吹がよく表現されていて、わたしには刺激的なのです。句の合評だけではなく、句の背景である島の習俗や歴史についても話し合う機会ともなり、聴いているだけでも楽しいひとときです。
旅の三日目。徳之島から奄美大島に今度は飛行機で移動します。ところが、わたしを島内で先導してくれた人が「島時間」(=ゆったりとこだわりのない時間感覚で行動すること)で動いていたために、飛行機に遅刻。さいわい一日二便あるので、夕方の出発まで、もういちど島内をめぐろうということになり、それでは徳之島町母間(ぼま)集落にあるカトリック教会に行きましょう、ということになったのです。書き始めると、長くなるので番組を聴いてもらいたいのですが、奄美群島のキリスト教信者の人口比は4%。全国平均が1%ですから、4倍の数値となります。しかも奄美大島、徳之島は、プロテスタントよりカトリックの信者が多いという特徴があります。ついでにいうと、わたしが通った西宮市の私立小学校は、コンベンツァル・フランシスコ修道会が運営していまして、たまたま奄美大島を宣教している修道会でもあったので、こうしたカトリック縁でも奄美に親しみを感じていたのです。
さてこのように飛行機に遅刻しても、くじけずに旅を続けます。このくじけないありよう(奄美大島では「ストゴレ(スットゴレ)精神」といいます)こそが、シマンチュの本質の心意気のひとつでもあるのです。

3月11日土曜日ワンコイン番組で南相馬臨時災害エフエムひばりFMの声を届けました。

2011年9月に福島県、宮城県、そして岩手県の臨時災害FMを訪問しました。その時の新神戸から新幹線で福島まで行き、そこからバスで南相馬市役所まで行ったときの写真で、当時を振り返りました。
あの時から6年!!これからが地域のための地域の人々による地域のラジオ局が必要とされます
しかしながら当時訪ねた臨時災害FMのほとんどは、運営費の調達ができず閉じられていきました。
「まちを守る」「まちに生き続ける」「まちの未来を創る」ため、なんとしても地域の人同士が声を届けあう「場」としてのコミュニティメディアは必須だと、阪神・淡路大震災から22年、一人一人の声にこだわってきたFMわぃわぃは考えます。
11日の参加者は、右から蔀よりこさん、長田のからはるばる「ワンコイン番組」出演のためやってきた新体制で理事になった橋爪明日香さんと太郎ちゃん。そして今ちゃんこと今井正さんと司会進行はFMYY金千秋。

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ミキサーはcrewの高松純一さん、そしてもう一人の参加者上澤寛文さん。

この日から新しいミキサーに交換しました。(しかも新品です!!)朝から高松さんと番組終わりからは上澤さんも参加して機材チェックや音声のチェックなどなど対応してくれました。
**みなさん音はクリアになりましたでしょうか???
タイでお聴きの江崎さんからもちゃんと聞こえてますよ~~~京都でお聴きの松浦さんからもご連絡のメールをいただきました。
ありがとうございます。これから10年選手のパソコンたちも順次新しくして行かなくてはなりません。みんなのメディア!まずは会員になってこの「場」を繋いで行きましょう~~
入会⇔https://tcc117.jp/fmyy/nyukai/

神戸医療生活協同組合~長田・腕塚から始まった誰でもが安心して医療を受けることのできる取り組み

神戸長田で生まれた神戸医療生活協同組合が55周年を迎えます。

その記念の「怒る富士」という前進座の上演が、3月14日(火)、神戸文化ホールであります。

FMYYでは、55周年の特別番組が、3月4日土曜日から13時~13時30分で放送されます。

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今回は神戸医療生活協同組合の歴史を板崎聡専務に、現在地域の暮らしの助け合いの輪を全力世推し進めている虹のサポートセンターのお話を川端典子所長に、そしてこの前進座のお話を荒木麻さんのお話いただきました。

長田の腕塚で始まった、医療をすべての人々に平等に!という心ざしで始まった「世直し」といういうべき活動のその様々な軌跡はこれらの本にまとめられています。


21世紀の高齢化と少子化と硬直した人と人の関係、なんとも未来に希望の持ちにくい「差別する、排除する」という力が社会の中でまかり通りそうな予感の中で、戦災からそして住環境を自分たちで改革してきた、またあの阪神・淡路大震災から、その後の被災地と共に、住みやすい住みたい、住み続けたいまちを創るための高き志をもった、長田から生まれた神戸医療生活協同組合の求めるところをお聞きくださいませ。