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第20回 ラジオママネット〜サタデーカフェテラス

今回のゲストは、二度目のご登場、林智映さんです。

親子で参加できるベビーヨガをはじめ、産後ヨガやベビーマッサージなど、ママはもちろん、お子さんやご家族の体と心に優しい教室を運営されています。

今回は、保育士のご経験から、前回二月のママトーク番組内で話題になった、お子様の入園・入学についてもお話しいただきました。

幼稚園・保育所を選ぶときのポイントや、入園してから朝不安で泣いてしまうお子さんに対するお母さんの心構えなど、これから入園・入学を楽しみにされているリスナーの皆様、現場にいらした林先生ならではのお話を是非お聞き逃しなく!

林智映さんよりアドバイス『悩みを一人で抱え込まないことが大事ですよ』

また、次回も素敵なゲストをお迎えします。
どうぞお楽しみに!

「長田今昔ものがたり」第90話

第90話 お大師さんと霊泉(閑話休題) 2018年3月31日放送

井上さんなど須磨に住む人は、空海のことを「お大師さん」と親しげによび、この弘法大師が開いた霊泉や井戸を今も大切にしています。昭和13年の神戸大水害や平成7年の阪神大震災のときも、住民はこの水に助けられました。須磨寺にある「霊泉」、妙法寺にある「弘法の井戸」は湧き水で、須磨近辺がいかに「水」にめぐまれているかがわかります。さすがにいまは生水はだめですが、弘法大師さんが「杖」をもって立ち寄られる処に「泉」が湧いたと言われます。1200年もの歴史がある水です。「水のおかげ」、「自然のおかげ」を、須磨の水でわかしたコーヒーをのみながら感じとってください。


90話 須磨寺の弘法大師ゆかりの湧水
昭和30年代頃までは「こんこん」と水が湧き出ていて、近隣の人々ばかりでなく遠方の人々も多く利用していた。

「長田今昔ものがたり」第89話

第89話 清明節の中華義荘 2018年3月24日放送

明治維新、そして神戸開港から150年、北野界隈、外国人墓地や旧居留地に人の眼はゆくのですが、欧米人だけでなく、華僑などの「ひと」もたくさん神戸にきて今も活躍されています。華人、華僑のお墓が長田の滝谷町にあります。1870年宇治村(中山手7丁目)にできた中華義荘が、1924年に丸山に近い高台に移されました。二十四節気の「清明節」には、お国に「先祖と食事をともにする慣習」があり、桜の時期にはにぎわいます。広い墓地には、四川、北京、広東,広州、台湾などが出身地のお墓がならび、山側からは大陸に続く海を美しく見渡す絶景の地です。多文化の長田を感じてください。


89話 中華義荘

第131回「ゆうかりに乾杯」は、ゲストに明石市立あおぞら園施設長の飯塚由美子さんと(株)ソワサポートの浅原奈緒子さんにお越し頂きました。

第131回ゆうかりに乾杯 2018年3月24日放送

3月の「ゆうかりに乾杯!」のゲストは、明石市立あおぞら園施設長の飯塚由美子さんと(株)ソワサポートの浅原奈緒子さんです。

飯塚さんは、中学生の頃から困っている人を助けたと思い、すでに40年間にわたり障害を持った方の支援を続けておられます。支援に際し大事にされていることは、社会福祉法人三田谷治療教育院の創始者、三田谷啓氏の、母親も支援対象とする「母と涙の二等分」の理念に基づいています。

飯塚さんは次のような思いに基づいて日常の活動をされています。
・愛されることを知らないと愛することが出来ない。愛がないところに幸せは生まれない。
・目の前に1人でも2人でも支援が必要であれば、それができなかったら支援者として終わり。

また、クララベーカリーの石倉泰三さんや仲間たちと一緒に、カンボジアの子どもや障害者の教育・生活支援をする団体、NPOスロラニュプロジェクトを設立し、長年活動されています。

飯塚さん活動内容については、著作本をご覧ください。

弱者に寄り添い、精力的に活躍されている飯塚さんのお姿がお届け出来たらと思っています。

本日の文書化した放送概要は、後日ゆうかりに乾杯のHP「http://yukari.hyogo.jp/」でご覧いただけます。

収録中の映像はYoutubeでご覧いただけます。

「長田今昔ものがたり」第88話

第88話 須磨の庶民信仰 2018年3月17日放送

下町は庶民の信仰があり、土地の人が集まる「講(こう)」がありました。江戸時代ころからでしょうか、西須磨の5つぐらいあった「講」の中に「大峰参り」がありました。女人禁制といわれた1915mの山に登ります。今もテレビなどで放映されていますが、絶壁につるされ、2~3名の人に両足だけ持たれ、「仏さんはよくみえるか」、「嫁さんは大事にするか」などの質問を受けます。「はい、大事にします」としか答えようのない修行です。他にも、京都などで行われる「六斎念仏法要」というのが須磨寺にあって、初盆の檀家を鐘や太鼓をたたいて回るほほえましい庶民信仰が、戦前まで残っていました。


88話 須磨の六斎念仏法要(須磨寺本堂、昭和30年8月15日)
戦前までは、毎年8月9日(九日盆)に須磨寺本堂に奉納、初盆新仏の檀家を回り、8月15日、納め六斎念仏を本堂にて打上げとなる。近年は途絶えてしまった。

3月の「南の風~奄美編」 奄美の話題

今回は奄美で話題になっているさまざまなことをとりあげてみました。


西郷隆盛が徳之島で過ごした屋敷跡に立つ記念碑の前で。小説家・高木敏克氏(写真左)と哲学者・北岡武司氏(同右)

語り/01

毎年12月から3月にかけて盛んとなる黍(サトウキビ)の収穫。収量は去年とくらべて横ばいだったのですが、「糖度」(甘さ)が記録的に低いという結果が出ています。徳之島にある南西糖業によると、去年10月の台風22号の影響などによって、平均甘しゃ糖度は前年同期を下回ったそうです。農作物はつねに天候に影響されます。農業は奄美の基幹産業のひとつなので、黍の出来具合が、島民の大きな話題となるのです。

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