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フィリピン台風の被災地支援募金(災害ラジオ局支援)を始めます

(Photo by Jet Cañas of Kodao Production)

11月8日に超大型台風ハイヤンがフィリピンを襲いました。国連人道問題調整事務所(UNOCHA)の報告(11/22)では1300万人が被災し、430万人が避難生活を続け、110万家屋が損害を受ける、という甚大な被害です。被災地では少しずつ救援活動が始まっていますが、現地からの報告では、被災者の多くは安否情報、救援情報などを受けとることができていません。

UNOCHAは、過去の災害の時と同じように、災害ラジオ局からの情報提供とラジオ受信機の配布の必要性を指摘しています。しかし、残念ながら被災地には、東日本大震災の被災地のような災害ラジオ局がありません。

FMわぃわぃは世界コミュニティラジオ放送連盟(AMARC)の仲間達と協働して、現地の市民メディアNGOのKodao Productions(フィリピンのAMARC正会員、http://www.kodao.org/)による災害ラジオ局の開設を支援していくことになりました。そのための支援募金を開始します。皆さまから頂いた募金は、在マニラの市民メディアNGOのKodaoによる可搬型ラジオ局の開設、運営に活用されます。より多くの方のご支援・ご協力を是非ともお願いいたします。

<フィリピン台風支援募金の振込先>
郵便振替口座
口座番号:00970-8-259303
加入者名:特定非営利活動法人エフエムわいわい
*通信欄に「フィリピン台風支援」と明記してください。
*募金総額の上限10%を、事務管理費に充当させていただきます。

今回、台風ハイヤンの被災地に立ち上げるのは、可搬型ラジオ局(スーツケースラジオ局)です。フィリピンでは常設型のコミュニティラジオ局の免許を取得するには一年以上かかります。その代わり、可搬型ラジオ局の放送免許なら、すぐに免許を得ることができます。設置するのは、支援から置き去りにされがちな地域を対象にしていく予定です。

可搬型ラジオ局はアンテナを含めて一セット約8-10万円です。それに発電機、燃料、マニラから輸送費を含めて一台13-15万円が必要と見積もっています。可搬型ラジオ局を被災地に十局開設するのが当面の目標です。それと合わせて、被災者が放送を聴くためのラジオ受信機の調達も進めます。

より多くの方のご支援・ご協力を是非ともお願いいたします。

特定非営利活動法人エフエムわいわい
〒653-0052神戸市長田区海運町3-3-8
たかとりコミュニティセンター内
電話:078-737-3196 FAX:078-737-3187
E-Mail fmyy@tcc117.org
URL http://www.tcc117.org/fmyy/

FMわぃわぃをインターネットでお聞きのみなさまへ

みんなのラジオ

いつもFMわぃわぃを応援してくださりありがとうございます。
みんなのラジオ♪みんなと共に♪ステキなまちづくりに、役立ちたいと毎日たくさんのボランティアスタッフと共に放送しています。
インターネット配信は98年から、これもまたいろんな方の応援と共に行ってきました。
あんまり昔からしているために、随分その音の品質は低いものであったと思いますが、やっと本日2013年9月17日本日FMわぃわぃでの「毎月の防災ひと口メモ」の日にちなんで、一般的な音質までアップしました。
11時からの「YYミュージックタイム・音楽のビタミンYY」でも、やっとクラッシクらしい音質になったのではと思います。
今後ともFMわぃわぃよろしくお願いいたします。
もしパソコンのデスクトップにショートカットにされている方は、再度以下のアドレスで設定お願いいたします。
http://www.simulradio.info/asx/fmyy.asx
サイマルラジオのサイトで、放送を聞くをクリックしていただいてもお聞きになることができます。

2013年9月4日水曜日神戸市内大雨警報発令~多言語情報(中国語・英語・スペイン語・韓国語・ポルトガル語・ベトナム語)

Latest Chiaki Kim's Cloudcasts on Mixcloud

2013年9月4日水曜日神戸市内に大雨警報が出ています!ご注意ください。
土砂災害は、雨が激しいときや、雨が長く降り続いたときに起こりやすくなります。陥没した道路を通らないでください。
山のふもとの川や丘の近くに住んでいる人は、がけ崩れに注意してください。
**停電のときに使える電池式ラジオを用意してください。
◆中国語=汉语
大雨警报已经发布。
泥石流灾害常常发生在暴雨和持续大雨的过程中。
避免经过下沉的地面。
居住在距离山脉和河流较近的居民应当警惕山体滑坡的危险。
**应常备有停电时也可以使用的电池式的收音机。
◆英語=English
A heavy rain warning has been issued.
Landslide disasters usually occur during heavy and continual rain.
Avoid traveling on roads that have caved in.People living close to hills or rivers descending from mountains need to beware of landslides.
**Please prepare a battery-powered radio that can be used even in cases of a blackout.
◆スペイン語=Español
Se anunció alarma de lluvias torrenciales.
Un desastre de desprendimiento de tierra puede dividirse en las siguientes categorías: deslizamiento de tierra, derrumbe de escarpas, sedimento.
Evite viajar por caminos inundados.
Se alerta de deslizamientos de tierra a las personas que viven cerca de colinas o ríos que descienden de las montañas.
**Prepare una radio a baterías para usar en caso de corte de energía eléctrica.
◆韓国・朝鮮語=한국어
호우 경보가 발령되었습니다.
계속 비가 내리는데도 강물의 수위가 낮아질 때.
함몰된 도로를 이용하는 일은 피해 주십시오.
산 기슭의 강이나 언덕 가까이에 사시는 분들은 산사태나 벼랑붕괴 등에 주의해 주십시오.
**정전 시에 사용할 수 있는 휴대용 라디오를 준비해 주세요.
◆ポルトガル語=Português
Anúncio oficial de alerta de chuva torrencial.
Há probabilidade de deslizamentos de terra quando ocorrem chuvas fortes, contínuas e por muito tempo.
Evite viajar em estradas nesse estado.
Pessoas vivendo perto de colinas ou rios que descem de montanhas são avisadas em caso de deslizamento de terra.
**Prepare um rádio à bateria para quando houver um corte de energia.
◆ベトナム語=Tiếng Việt
Đã phát lệnh cảnh báo có mưa lớn.
Thiên tai đất lở dễ xảy ra khi mưa lớn và dai.
Tránh đi lại trên những con đường bị lún xuống.
Cảnh báo về nguy cơ lở đất cho những người số́ng gần đồi, gần sông bắt nguồ̀n từ núi.
**Chuẩn bị sẵn một radio chạy pin để có thể sử dụng được khi cúp điện.

FMわぃわぃステーションキャンペーン2013年9月「今一度日本国憲法」について学ぼう!

溝江さんと中田進さん

FMわぃわぃは地域の放送局として、マスメディアとは違った視点で、多様な声を届けています。
ステーションキャンペーンの時間、日曜日の夜の21時からの1時間、そして再放送金曜日の夜の23時からの1時間は、FMわぃわぃとしての声をお届けしています。
今月は「今一度日本国憲法」それを読み解いてみよう!の番組を放送いたします。
これは2009年社会評論家中田進さんをお招きして「ももっちおばちゃんのラジオお昼便」で4週にわたって放送したものを再編集したものです。
2009年も2013年も問題は全く変わっていない。。。にもかかわらず、なんだか恐い方向に向かいそうなこの国!
真摯に私たちはどのような「まち」「地域」「国」「社会」を求めているのか!を考える機会としていただきたく放送する次第です。
国を守るために、戦力が必要!その論理になぜ反対する人々が多いのか?
経済が上向き!???だからデフレ脱却に消費税は上げる必要がある???ちょっとまって消費税はなぜ生まれたの???
じっくりと何度でもお聞きいただき、いろんなご意見をいただければ大変うれしいです。

今日は8月6日、68年前の1945年廣島への原爆投下の日です。この日から14時から福島原子力発電所の事故関連の番組が2つになります。

毎週火曜日お昼の14時から14時15分までは、「VOICEofFUKUSHIMA」

VoiceofFUKUSHIMA

そして8月6日のヒロシマ原爆投下のこの日から14時15分~14時30分までは新番組「アンクル・トムの『笑顔の宅配便』~安心できる未来を子どもたちに~と題して、今の日本の行く末は本当に子どもたちに安心できる未来を形成しようとしてるのか。。。ということを特に福島原発で大きな痛手を負った人々と共に、語ります。

アンクル村上

番組提供 安心安全な食物を目指して「アンクル・トム農園」
司会進行 アンクル村上

アトリエとおの

8月6日のゲスト あとりえとおのfron FUKUSHIMAのとおのさん。
核は爆弾という形でも、日本政府の言う「安心で安全な平和利用」という原子力発電所でも、まった同じ被害を生きとし生きるものすべてに負わせます。
68年前の悲劇は、2011年3月の福島に全く同じ事象現象として、これから延々と続くのです!
そのことに関して、今一度、立ち止まって考えなくては、これからの子どもたちの世界は、海があっても泳ぐことができず、山があってもそこで遊ぶこともできない世界になるのです。

2013年8月から毎週金曜日に東北の臨時災害FMと電話中継を行います!

おだがいさまセンター

2013年8月2日放送、まちはイキイキきらめきタイム12時10分~25分「臨時災害FM電話中継」新しいコーナーが始まりました!

毎週、金曜日の午後0時10分から東北3県(福島、岩手、宮城)の臨時災害FM局とFMわぃわぃが電話中継を結び、被災地の今をお伝えする「臨時災害FM電話中継」です。
第1週の今日は、福島県の「富岡町臨時災害FMおだがいさまFM」との中継でした。
今回、電話でお話ししてくださったのは、
今年4月から「おだがいさまFM」の活動に参加している久保田彩乃さんです。

おだがいさまFM

福島県富岡町は県の太平洋側にあり、山海の自然に恵まれた町ですが、
原発事故の影響を受け、町の人たちは県内外各地への避難を余儀なくされています。
避難先の一つになっているのが、同じ福島県内にある郡山市富田町。
「おだがいさまFM」は、郡山市富田町の仮設住宅内にある「おだがいさまセンター」から放送しているラジオです。
東日本大震災発生から2ヶ月が経った2011年5月から放送を続けています。

久保田彩乃さん

久保田さんによると、現在、富岡町は区域分けされていて、
全く立ち入れない地域、一部、時間制限付きで様子を見に行ける地域などがあるそうです。
しかし、実際に町へ戻っても、住み慣れた我が家が朽ち果て、
動物のすみかになっている状態を目の当たりし、
皆さん辛い思いをされているということでした。
全てが放射能で汚染されているため、家の掃除をしてもごみさえ処分できないのです。
「おだがいさまFM」の「おだがいさま」とは、富岡町の方言で、「お互いさま」という意味。
震災からどんなに時間がたったとしても、
相手を思いやる心、
気遣う気持ちは大切ですよね。
これからも、この電話中継で町の様子、町の皆さんの思いを伝えていただきます。
次週は、岩手県大槌町の「大槌災害FM」と中継を結び、大槌の様子を紹介します。
リポートは、FMYYインターン伊藤恵梨香でした。