「メディアの実践」カテゴリーアーカイブ

2020年度関西学院大学山中速人研究室/FMYY共同制作番組メディアの実践「コロナ禍の生活を記録する~学生たちの映像フィールドノート」その4 後半


後半 第7回制作番組
「コロナウイルスが流行している社会でアスリートが健康維持・人力増強のためにできる運動とは?」
制作者:関西学院大学総合政策学部メディア情報学科 向井太一

3,4月は西宮市にいて、緊急事態宣言が出されたものの、マスク着用の習慣が今ほどはなく、そもそもマスクが品薄で買えていない。5月には北九州にいて、中旬あたりからだんだんと0から増えていき身近なところで第二波を経験した。
コロナウイルスの流行から、スポーツをする自由も奪われており、コロナ終息後にスポーツ再開となった時に動けない体になってしまう。そうならないために今の状況下で何が出来るのかということを考えて実践してみたことを紹介し、北九州で体験した第二波についても知ってもらう。
制作にあたっては、編集ソフトを買ったとしても使うことができなかったらうまくいかないだろうと判断し、身近なものを使うと言うことを第一に考えた。
具体的には最近授業で使用されているZoomを一人で使うことでホストは画面の共有ができるので、パワーポイントを表示しながら制作に取り組んだ。収録したものはMacに入っているiMovieで編集することで初心者ながらも簡単にできた。 番組制作を今までしたことなく、収録するだけでもかなりの時間を要した。
しかし、いざ編集していくと全部で1時間程度の動画だったのが10分にも満たなくなってしまったのが悔しい部分である。
編集の際に画面の大きさを把握できてなくて顔が少し切れてしまった。
台本自体は6月中旬くらいに完成していたが、今の世間の状態とは大きく変わってしまい、未来への教訓として残せるかと言われれば少し困ってしまうところがある。

2020年度関西学院大学山中速人研究室/FMYY共同制作番組メディアの実践「コロナ禍の生活を記録する~学生たちの映像フィールドノート」その4 前半


前半 第6回制作番組
「コロナウィルスが与えた生活の変化」
制作者:関西学院大学総合政策学部メディア情報学科 岩井和磨
協力者:関西学院大学総合政策学部メディア情報学科 廣瀬雄太


私は一人暮らしなので基本的には外出することが出来なかった。
毎日家で1人で寂しく退屈だった。そんな中でも自分なりに暇の潰し方を考えたりすることで、新たに自分の趣味や勉強したいことが増えた。
作品としては、コロナウィルスによって生活が変化した人1人に焦点を当ててどのように変化したのかを映像に記録。
協力者は私の友人であり、私の友人の中で唯一仕事が辛うじて続けられていたアパレル店員であったため、取材の協力をお願いした。彼のコロナに対する考えなどを記録している。
今回取材相手を何人か選びそのうちの1人を映像の記録として選んだ。
Ipad,iphoneにて撮影。編集はipadのアプリケーションを使い行なった。
撮影において工夫した点は、画角で、取材相手の位置を工夫してみやすい構図で撮影した。
今回取材相手を何人か選びそのうちの1人を映像の記録として選んだ。皆それぞれコロナにより生活の変化が起きており、どれも興味深いものであった。
皆それぞれコロナにより生活の変化が起きており、どれも興味深いものであった。

2020年度関西学院大学山中速人研究室/FMYY共同制作番組メディアの実践「コロナ禍の生活を記録する~学生たちの映像フィールドノート」その2 後半


◆後半 第3回目制作番組
「コロナ自粛下での、私の生活日記〜不文律と音楽リズム〜」
制作者:関西学院大学総合政策学部メディア情報学科 橋本みれあ

私は、コロナ危機を専ら家で過ごした。外出することはほとんどなく、するといえば近くのコンビニまで車で行き、昼食や夕食を買ったりするのみである。
今回のコロナ危機での上記のような過ごし方は、もちろん政府からのお願いベースでの自粛であったため、タイトルに「自粛下」という言葉を入れた通り、コロナ危機下での生活においては自分の意思決定が大半を占めていたと思う。
番組は、「コロナ自粛下の生活において、新たな考え方習慣を身につけることができ、コロナ以前よりも更に充実した生活を送ることができた」という内容となっている。充実した生活により自分自身の精神状態が上がったため、聴く音楽も変わった。つまり、新たな考え方の習慣という名の自分の中の思考の不文律が、音楽リズムにも影響を与えたのである。また、今できることをするという、優先順位の決定に即した新たな考え方を身につけたという点で、人としての成長を新たに一つ遂げたと自負している。
制作方法としては、主に、パソコンに初期状態から入っていた「imovie」を使用した。
動画を作った経験がなかったため、分からないところは随時インターネットで調べ、創意工夫しながら制作にあたった。私は、語り口調での番組進行という形態をとったため、視覚的に退屈にならないように、しかし視覚が聴覚を邪魔しないように、文字を最小限にとどめ、視覚資料を有効的に使う工夫をした。
自分の内面に迫るような内容の番組制作を通し、自分のことを以前よりもより知ることができたと思っている。コロナ危機という1つの災害を乗り越えた、この1つの成功体験は、生涯残り続ける自分の内面的な大きな成長であると確信している。
そのような意味でも、番組制作という今回の動きのある学びは、他のものに変えがたい特別な経験となった。

2020年度関西学院大学山中速人研究室/FMYY共同制作番組メディアの実践「コロナ禍の生活を記録する~学生たちの映像フィールドノート」その2 前半

2020年8月22日からメディアの実践ゼミのの学生たち映像フィールドノートは、前半、後半として2作品をお送りして参ります。

◆前半 第2回制作番組
「食事で免疫力を高めよう」
制作者:関西学院大学総合政策学部メディア情報学科 吉高朱音

大学はすべてオンライン授業になり、アルバイトもしていなかったので全く外出しないようになった。
生活必需品を買い行く以外は外出を自粛していた。
もとからインドアだったので自粛生活は全く苦に感じることはなかった。
免疫力を高める食事を摂ることによって家族がコロナウイルスや風邪にかかりにくいからだになるようにサポートすることが目的である。
なぜ食事で免疫力を高めようしたのか、どのような食材が免疫力を高めることができるのかについて番組では説明している。
高画質のカメラを持っていないのでスマートフォンで番組制作をした。様々な動画制作アプリを比較して最も機能が充実しているものを使った。また、伝えたいことを確実に視聴者に伝えるために字幕を付けて何を話しているかを理解してもらえるようにした。
自分で動画を撮影し、編集することは初めてだったので不安なことが多かったが、番組を完成させることができたので良かった。番組を制作することにより字幕のつけ方や細かい動画のトリミングをマスターすることができた。また、コロナ禍を生きる私たちの生活を残すことで、いつまでもこの災害を記憶に残すことができるようになった。

2020年度関西学院大学山中速人研究室/FMYY共同制作番組メディアの実践「コロナ禍の生活を記録する~学生たちの映像フィールドノート」その1

2020年度関西学院大学山中速人研究室のゼミ「メディアの実践」は、リアル講義ではなく、4月末から7月16日まで完全に遠隔での授業となった。
そんな中メディアの実践として制作する番組は、コロナ禍における自分たちの生活のフィールドノートをつけること。そして自粛、自宅待機の毎日をどんな風に過ごし、自分はどんな生活をおくっているのか?!という「自分を見つめるセルフドキュメンタリー」を制作することとした。そこでゼミ生たちはどんな自分を発見するのか?

まず第1回目イントロとして山中速人教授とFMYY金千秋が、今年度コロナ禍における遠隔授業を行う中で、なぜこのような番組制作に至ったかの経緯説明。
その後学生の番組を配信した。
第1回制作番組
「学生YouTuberとコロナ自粛はきっと相思相愛」
制作者:関西学院大学総合政策学部メディア情報学科 2回生 小西星七
協力者:ハイトーンリポート 塩見・しま


コロナが日本で流行し始めた4月からちょうど半年前にYouTubeチャンネルを開設した制作者は、コロナ禍で2人のメンバーと共にYouTube活動を続けていた。
スタジオ代わりにしていた下宿先から実家に帰省し、リモート撮影に望んだ。
コロナ禍での多くの変化のひとつに、YouTubeの世界での変化はあげられると考える。
リモートでの授業も、大衆の見るエンタメコンテンツも、YouTubeを利用したものが増えたのである。
このような変化をYouTubeが好きでYouTuberになった制作者の立場から見ると、どのようなものなのかを紹介する。
今回は、天候のいい日に撮影できるように何度も撮影に挑戦した。どうしても学生の手の届くカメラでの撮影になると、雨天や曇っている時の光では美しい映像は撮れない。
ドキュメンタリーにおいて重要な、美しい映像をなるべく撮れるように意識した。
しかし、Zoomで撮影していたと伝えるシーンでは実際にZoomで撮影するなど、場面によって撮影方法を変化させた。
はじめてドキュメンタリーの制作に挑戦したが、美しい映像を意識して制作するとたちまち難易度が上がることを実感した。
普段の撮影では「伝わる」ことよりも「面白い」ことを意識すればいいので、多少撮影方法が雑でもいいという空気感がある。
特に、今回は音声にこだわりを持てればもっといい作品になったのではないかと制作を終えた今反省している。