「YY音源ライブラリ」カテゴリーアーカイブ

関西学院大学総合政策学部山中速人研究室4年卒業制作 第3回

関西学院大学総合政策学部メディア情報学科 花田 星華
「子供のゲーム依存症と親の対策」

近年では、子どもたちがゲーム機やスマホ、タブレットなどでゲームをしている光景をよく目にするようになった。以前小学生の9割が「何らかのゲーム機を所有している」というデータを見たことがある。スマートフォンが普及する現在、「スマホ依存症」が心配されるようになり、スマホゲームが気軽に楽しめるからといって簡単に与えてしまうと、様々な問題を引き起こす危険性が非常に高いだろう。
私自身、スマートフォンを高校生から持ち始めてからは、肌身離さず持たないと気が済まない生活になり、スマホのアプリで毎日必ずゲームをする生活が当たり前であり、癖がついてしまっている。やはり、スマホもゲームも依存性は非常に高く、身体の成長が著しい時期に、ゲームに依存してしまうと、脳への影響や、人格形成上で問題となる要素があるのではないのか、と思った。現在子育てをしている親は、発展していくゲームに関する問題点についてどう考えているのか、実際の意見を聞いてみたい、そして今後はどう向き合っていくべきなのか、考えてみたいという想いから、番組制作を始動した。

2019年3月2日「ワンコイン番組」3.1独立運動、そして311東日本大震災

3月になりました。3月11日は東日本大震災から8年!そして朝鮮半島にとって3月1日はとても大切な日です。

本日の参加者は、今ちゃんこと今井正さんと朴明子さん、ミキサーとスイッチャーは金千秋です。
■今ちゃんのお話は「コピーの力いろいろ」

■朴明子さんのお話は、「三・一独立運動」
日本では知られていませんが、朝鮮半島の人々にとってはとっても大切な日です。
そして日本もこの歴史を知識としてきちんと知り、そしてその思いを受け止める力を持たなければ、これからの多様性のある時代、住みやすいまちづくり、地域づくりをすることができないと思います。
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朝鮮半島が1910年日本に「韓国併合」されたことに抵抗し1919年3月1日、「朝鮮独立万歳」と叫んでデモが行われた。あらゆる層の人達が参加して数万人規模になった。
女性も大勢参加したが、柳寛順という女学生は集会を組織したとして捕まり獄死した。
彼女は韓国のジャンヌ・ダルクといわれる。
後に韓国国内で、女性であるあるがゆえに彼女への評価が低かったのではないか、という声があったため、100周年に当たる2019年の今年、評価が見直されたという。
抗議のデモは全国に広がり2カ月ほど続いたが、日本の官憲などによって数千人の死者を出し鎮圧された。その後はこれほど大規模な抵抗運動はなかったが、朝鮮人は奪われた祖国を取り戻すために、多くの犠牲を出しながらも日本の敗戦まで抵抗し続けた。
いや、解放後も差別と監視のもとで、様々な権利を取り戻すための闘争が今も続いている。
パク・ミョンジャ記

2019年2月23日「ゆうかりに乾杯!」

2019年2月23日 FMYYの番組「第142回ゆうかりに乾杯」のゲストは、兵庫高校創造科学科3期生の生徒さ3名(小出浩暉さん、今井花さん、嶋崎友璃奈さん)と大澤先生にお越しいただきました。
この番組はFMYYのyoutubeLiveで配信されました。

兵庫高校創造科学科は、3年前に文部科学省の「実社会との接点を重視した問題解決型プログラムによる実践研究指定校(SGH指定校)」に認定されたことで、普通科とは独立した学科で独自のカリキュラムににより「未来社会を創造するグローバルリーダーを育成」することを目的にしています。
放送では入学間もない1年生の生徒さんたちが、どのような勉強をし問題解決に取り組んでいるかを以下の観点でお聞きしました。
・入学直後に創造科学科の生徒40人を8班にわけ、班ごとに地域課題の中からテーマを絞り、地元企業、行政などのサポートを受け解決策を見出していくグループ研究。
・後期は自然科学における最先端の課題に神戸大学院生のサポートを受けたグループ研究。
・RRE(Reserch and Reprt in English)という英語による読解、レポート作成、プレゼンテーション、留学生とのワークショップなどを通じ英語能力を高める。
・社会で活躍している専門家から、国内外の諸問題について直接指導を受ける。
・他の高校、大学との交流を通じ問題解決能力の向上に資する。

お話を伺い、いずれの取り組みも従来の高校教育のレベルをはるかに超えた実践教育と感じ、このような環境で育った生徒さんは今後の日本(世界)を牽引する人材に成長していくと思いました。

文書化した放送概要は「ゆうかりに乾杯!」の下記URLでご覧いただけます。
http://yukari-ni-kanpai.sakura.ne.jp/
ゆうかり放送委員会 佃 由晃

シリーズ多様性のある街/長田を考える その4

世界の街角で多様性について考える旅 その4「ホノルル(ハワイ)で考えた。クレオールな生き方」

最初にハワイ諸島の位置。ハワイ諸島のエスニック別の人口構成。すべての民族が多様な配分で住んでいる。白人32.7%、日系22.4%、フィリピン系19.0%、先住ハワイ人8.9%、中国系6.3%、コリア系2.6%、アフリカ系2.4%、サモア系1.8%。
文化も様々に交じり合い、それぞれを分かち合い、インターマリッジ(ハワイの中でのいろんな人々との姻戚関係)の繰り返しで属性が多様。ハワイの歴史から考える。古代ハワイ(海洋民族の航行・ポリネシアの島々との交流)→キャプテンクックの来訪→当時のカメハメハ王政→キリスト教の伝来→王政から共和制へ→観光産業、移民の流入→アメリカの州となる→ポスト・コロニアル
上記のような歴史の中で、今のハワイにはアイデンティティを2つ以上持つ子どもたちが増加。それはどちらでもない、ひとつに固執しない文化、民族性を持つ人々が増加してきている。新たな地球的。多様な中心をもつ人々が生きる世界の存在。これからの時代の多様性のあり方が見える。

関西学院大学総合政策学部山中速人研究室4年卒業制作第2回

総合政策学部 メディア情報学科 4回生 朝田有香子
タイトル「海外に住むという選択~Melbourne~」

この番組は、自分自身が1か月間メルボルンでインターンシップをすることになり、折角ならばメルボルンに関する番組を作りたいと思ったことがきっかけだ。そしてインターンシップを行う中で、メルボルンで働くたくさんの日本人に出会い、その人たちの生き方にクローズアップした番組を作ることで、こんな生き方があるんだ、という新しい選択肢を視聴者に提供できるのではないかと考えた。
現代では、グローバル化が進み旅行などを通じて海外に行くことは難しいことではなくなったが、海外に長期滞在する又は住むという選択は今も多くの人にとって簡単なものではない。そこで実際私が見たメルボルンの景色や、海外で生活している人のリアルな声を映像を通して届けることで視聴者の心に訴えかけることができるのではないかと思った。もちろん海外で生活することだけが良いのではなく、日本で生活を送ることも素晴らしいことだが、もし海外生活に興味があったり、興味があるけれど何らかの理由で一歩踏み出すことが出来ないという人にこの番組を見てもらうことで、背中を後押し出来るのではないかと考えた。

また今回は番組のタイトルに「選択」という言葉を用いている。私がインタビューを行った2人は、それぞれ「休学」、「仕事を辞める」といった大きな選択をして海外に来ており、それぞれの選択について焦点を当てることで、自分の選んだ道が点と点になって未来に繋がって行くというメッセージを込めている。

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2019年2月23日ワンコイン番組多様な人々の参加です!

2月23日の参加者は左から佃由晃Crew、神戸ソーシャルブリッジFMYYグループのチームリーダー西岡幸子さん、そしてFMYYの定款まで熟読された大井秀人さん、日台友好歴史探訪旅行記その4を引っ提げての宮本健一郎Crew、そして陶芸家田村遊Crew、ミキサーは平野由美子Crewでした。

Youtubeはちょっとした手違いで、最初が切れていますが、ご了承くださいませ。

■神戸ソーシャルブリッジのお二人の報告by西岡さん
神戸ソーシャルブリッジメンバーから大井さんと西岡が参加。YYからの依頼はウェブページのリニューアル案、しかし現状・強み弱み分析の結果、「まずはより多くの人たちにFMわぃわぃの活動を知ってもらうことが必要!」ということで、番組のカテゴリー化と、それをもとに理念や表彰歴などを含めた表裏1枚にまとめたパンフレットを成果物として提案。そして今日、最終版のパンフレットを私たちメンバーも手にし、感動!!これをスタートに、ウェブページの改編にきっと役立つとはず。このプロジェクトを通して、素敵な活動をされているFMわぃわぃと関われたこと、異業種の方とのつながりができたこと、そして、これからも違った形で繋がっていけることが参加した私たちにとっても大きな収穫となり、本当にありがとうございました!
最後に、ソース通の大井さんにメンバーの森下さんから長田ソースの送別プレゼントが!すると、長田ソースの歌というのがあるということで、その曲をワンコイン番組中に流してもらい、神戸ルーツのソース話に花が咲き…意外なところでもつながりを感じることができました。
*神戸ソーシャルブリッジとは神戸市主催の、NPOや地域団体と、企業社員や行政職員など社会貢献活動に関心のある人とをつなぎ、地域社会の課題解決に取り組むプロボノプロジェクトです。

■日台友好歴史探訪旅行記その4
1 芝山巌精神 六氏先生のお墓

台北の見晴らしの良い丘に、芝山公園があります。太極拳や散歩など、憩いの場になっていて、静かな場所ですが、250段の階段を上ると六氏先生のお墓があります。

六氏とは台湾統治の初期に、台湾に渡った6人の学校の先生で、台湾で最初に設立された学校「芝山巌学堂(しざんがんがくどう)」に住み込んで、教育に没頭しました。
しかし、地元の抵抗運動が激しく、標的となり殺されました。
台北は不穏な空気に包まれ、早く逃げるべきと勧められていたのですが、「寸鉄を帯びずして教育に携れば、必ず通じる」「死して余栄あり、実に死に甲斐あり」と信じ、避難しませんでした。

6人の先生はいずれも若く、一番年下は17歳「平井数馬」で、高等学校卒業後、「自分の力を試したい」として、台湾に渡りました。

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