兵庫高校OB番組「ゆうかりに乾杯!」
2018年11月24日第139回ゆうかりに乾杯のゲストは、兵庫高校OB、1級建築士で都市及び地方計画分野の技術士の 小林和子さんにお越しいただきました。

小林さんは武蔵野美術大学短期大学部のデザイン科で、舞台芸術や商業空間を扱うデ空間ザインについて勉強をされました。
自分の感性に合う空間デザインとして現在取り組んでいる仕事は、技術士の資格が生きる建設コンサルタントとして、公園や緑地の設計に取り組んでおられます。
兵庫駅南のキャナルタウンの設計に関わった会社で公園、緑地設計の楽しさ、やりがいを実感し、自治体からの各種要望に応える設計を行い、最近では「ながた緑プロジェクト」や「東遊園地再整備検討委員会」にも事務局側で関与するなど幅広い活動をされています。
小林さんは、公園の魅力は誰でも自由に使えるところで、都市で最も可能性のあるオープンスペースと考え、他の建築物は用途が決まっているが公園には限りない可能性があり、その可能性を作り上げていくのは地域住民であると考えています。
今、オープンスペースとしての公園の利用について、細かな使用制限により何の役にも立たないスペースになっている多くの現状について、本来の公園の機能が発揮できるよう利用者と地域との意思疎通の重要性を指摘されました。
小林さんが仕事をする上で一番大事と考えていることは、ワークショップなどを通じ地域住民の意見が十分反映されたデザインに仕上げていくことであり、そのようなプロセスを経てデザインされたものは、完成後地域住民の満足する憩いの場所になっていると思いました。
文書化した放送概要は「ゆうかりに乾杯!」の下記URLでご覧いただけます。
http://yukari-ni-kanpai.sakura.ne.jp/


The first half was to be aired on the first and second Saturdays in November (3rd and 10th), and on this month the latter half on the same days in December (1st and 8th) from 4pm in Japanese and from 4:30 in English, each for 30 mins.
ared by Prof. Nsenda herewith attached.
パーソナリティは、神戸情報大学院大学の船山・プロジェクトマネージャー(左側:草の根事業担当。アフリカなどの国々でNGO活動等に参加)とセンダ先生(右側:コンゴ出身 大阪大学大学院を卒業、建築家)です。
最後に、参加者一緒にランチをしました。身近にアフリカについて語り合うという機会をもてたことは、FMYYのスタッフにとっても大きな経験だったようです。
12月1日2018年最後のカレンダーの月となりました。
写真は30日の地域小学校でのロウソクつくりボランティアのみなさんが再生のロウ制作中のショットです。