トップページ > 2008年7月16日

「きらっと生きる」エンディングテーマを歌う塚本正治さんのCDアルバムをプレゼント!

7月の番組プレゼントは15日の放送にお越しいただいた、塚本正治さんのCDアルバムです。計4名さまにプレゼントいたします。
2007年12月に出た最新アルバムと、皆様おなじみNHK番組「きらっと生きる」のエンディングテーマ『春夏秋冬(はる・なつ・あき・ふゆ)~さらしながら』を収録したアルバムです!

1.『唄にして』 1名さま
 主な収録曲 1唄にして
       2転がり続ける石のように
       3愛する人を見守るだけ
       4サクラの唄
       …(計14曲)

2.『瓢箪山の麓にて』 3名さま
 主な収録曲 1春夏秋冬~さらしながら
       2生活保護の唄
       5瓢箪山の麓にて
       …(計6曲)

塚本正治(つかもとまさじ)プロフィール
1961年大阪・鶴橋に生まれ育つ。大学に入学し、学生運動に入る。1987年成田空港反対闘争にて逮捕され、3年7ヶ月の獄中生活を送る。独房にて精神病を発症し、苦闘するが無事生還。1993年大阪精神障害者連絡会の結成大会に参加、以後精神障害者当事者運動に入る。1995年よりフォークバンド『ハルシオン』で活躍。2004年ソロ活動を始め、これまでにアルバム5枚・マキシシングル1枚をリリース。口癖は「病は友達」「ぼちぼちいこか」。
(アルバム裏面より)

CDをご希望の方は、お名前、ご住所、電話番号をお書きの上、
以下のあて先へメールまたはFAXをお送りください。
メールアドレス yy778(アットマーク)tcc117.org  (アットマーク)を@に変更してください。
FAX 078-737-3187

たくさんのご応募、おまちしています!

シンガーソングライターで精神障害者支援の会の塚本正治さんをお迎えして(7月15日放送より)

今週のアイトゥアイズには、NHK番組「きらっと生きる」のエンディングテーマを歌うシンガーソングライターでもあり、精神障害者支援の会ヒットの副理事長でもある塚本正治(つかもとまさじ)さんにお越しいただきました。

福祉の現場の最前線にいらっしゃる塚本さんは、現状の厳しさを語ってくださいます。
「もう、福祉の現場は冷え切っている感じですね。事務手続きばっかり増えて、補助金は切られて……福祉に従事する人が減っているんですよ。それでホームヘルパーの派遣が決まっても、来てくれるヘルパーさんがいないとかね」。
 自立支援法に関しても「今までは作業所に行って工賃をもらえていたのが、自立支援の施設に移ることによって、逆に利用料を払わなきゃいけなくなって」と障がい者の負担は増える一方です。
「私たちの考える自立というのは社会に参加していくことです。けれどこの法律では障がい者も働きましょうと言うだけで、実際働ける現場はやっぱり少ない。これまで働いていた人が発病して、会社に復帰するとなった場合でも、その復帰をサポートする人も仕組みも少ないのが現実です」。

「大阪は知事が変わりましたが、どうですか」という蔀(しとみ)さんの質問にも、塚本さんは「大阪府民がこう言うのもなんですが、ダメですね」と苦い顔。
財政改革で障がい者福祉が一括削減・廃止から一部存続へ変更になったことも、「障がい者団体3千人で府庁舎に集まって抗議して、やっと譲歩を引き出したのに、知事の英断のように報道されて……」。

本当に頑張って必死になって戦っている人たちのことを、私たちはもっと知っていく必要があります。

塚本さんにはこれからも、歌、福祉現場での戦いともに、ぜひ頑張っていただきたいです!

または下の動画でも同じものをお聞きいただくことができます。

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