長田今昔物語~千夜一夜~第13夜

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2016年10月8日土曜日夜の7時15分からの15分間。長田今昔物語も13夜をむかえます。
今回から須磨の住民、兵庫県ヘリテージマネージャー歴史文化遺産活用推進員)井上勇さん(写真右)にも時々ご参加いただき、長田の住民和田幹司さん(写真左)と共に、ボーダーレスだった時代からの今昔物語に厚みを増していただきます。今後も多様な方々のご参加があるかもしれません。ご期待くださいませ。
第13夜のお話は、≪知られざる平敦盛(敦盛塚)五輪塔「胴塚」≫と題してお話いただきます。
主な内容は以下のようなものです。
一 寿永三年二月七日(1184)832年前・源平一の谷合戦。
熊谷直実に敵に後を見せるな、と呼び止められて討たれた無官の太夫若干十六歳。
二 平清盛ー甥  経盛の三男
三 伝説としての集め塚、一夜塚、一の谷嫩軍記・弥陀六の小枝(歌舞伎・文楽)
四 明治20年頃(1888年頃) 山陽鉄道(現JR)敷設の為、現在地に移転か?須磨寺荒廃時・西須磨村寒村の為か、
寄進一覧には、尻池・兵庫の方々の名前があった。
五 五輪塔・2度も地震で倒壊する。 慶長の大地震(1596)があった!!
六 中世の五輪塔 3番目に大きい・敦盛塚(梵字・ダイナミックな五輪塔)
七 毎年3月に、盛大な敦盛忌の供養が行われている(平成28年=2016年は第831忌)

「長田今昔物語~千夜一夜」の放送は、右のカテゴリメニューから『音源ライブラリ「長田今昔物語」』を選んでいただくことで、順に聞くことができます。

また、iPhoneをご利用の方はポッドキャスト登録が直接できます。このリンクをタップしてください。

Hunger Free World 10月1日グローバルフェスタ@お台場からの中継

img_yoneraハンガーフリーワールドのアドボカシー担当米良彰子さんとの電話中継

飢餓は食べ物が足りないから起こるのではない、という事実。
どうやら原因のほとんどは、私たちが作り出しているようです。
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いま、世界の飢餓人口は7億9500万人。9人に1人が飢餓に苦しんでいます。 これは食べ物が足りないからではありません。なぜなら、毎年世界では、約25億トンの穀物が生産されていて、もしこれが世界に住む73億人に平等に分配されていれば、1人当たり年間34キログラム以上食べられることになります。

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冷蔵庫の奥で賞味期限が切れた食ベ物、宴会での食べ残し……。私たちは毎日、たくさんの食べ物を捨てています。日本の年間の食料廃棄量は2800万トンと、食料消費全体の2割以上。このなかには、食べ残しや賞味期限切れなど、食べられたはずの食べ物「食品ロス」が642万トンも含まれています。実は食品ロスのうち、約半分が家庭からと、意外に家庭から出る量も多いことがわかります。 もったいないと思いつつも、「食べ切れなくて」「おいしくないから」とムダにしてしまった経験、みなさんもあるのではないでしょうか。
こういう世界の中の分配の不均等が、世界の飢餓を生んでいること!それに私たちの生活が関係していることを知ることの必要性をひしひしと感じた電話中継でした。

「長田今昔ものがたり」第12話

第12話 清盛さんの計画 2016年10月1日放送

福原に都があったのは、たった6ヶ月でした。しかし、兵庫、長田、須磨方面、海があり、港がある地域で「和田京」をつくるプランを清盛はもっていました。妙法寺や宝満寺(東尻池に移転)を新しい都の守りの寺と考えたようです。1162年に、西神戸の地に進出し、経ケ島を埋め立て、兵庫・神戸港の基礎を清盛は作ったのです。和田岬でも千僧供養があり、清盛と同い年の「西行」も同席しています。源平の戦いに敗れても、西神戸は平家の息のかかった土地として続きます。本当に、めぐまれた土地柄なのです。

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12話 築島工事での清盛からの感謝状

グローバルエコトークショウGlobalEchoTalkShow第2回目

Global Eco Talk Show @ FMYY radio 2016/09/24
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「このショーは神戸のラジオステーションFMYYにて、「ナイジェリア女性子供を守る友の会」により行われています。本日はナイジェリア、デルタ州で数少ないオーガニックのピュア・パームオイルの生産業に従事しておられるトレーシー・エグボニマリさんにお話を伺いたいと思います。彼女はパームオイルやそれにまつわる問題について熟知しており、現地で使われているピジン・イングリッシュでお話ししていただきます。」
Welcome to the global eco-talk show today. This show is held in Kobe Japan. Our topic for this month is the Palm oil production in Delta state, Nigeria. Our SWACIN team discovered that the palm oil produced there is pure and excellent. There are a handful of small producers there but we figured out one major producer, Tracy Egbonimali. She knows a lot more about the production and associated problems.
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「グローバルエコトークショウ」の収録を聞いて
神戸学院大学経済学部経済学科3年生 松井 夕華
9月24日放送の「グローバルエコトークショウ」の収録に見学と言う形で参加させて頂きました。今回は、ナイジェリアのパームオイル工場を家族で経営されているトレーシー・エグボニマリさんにインタビューと言う形で番組が進んでいきました。
パームオイルとは、アブラヤシの木や種に含まれる不飽和脂肪酸を含む油であり、種などから抽出することによって作られます。用途はさまざまであり、ナイジェリアの食事でのスープ、化粧品などの他に、現地で生産される黒石鹸や薬、スキンクリームの材料にもなっているようです。また、抽出する際の殻などは、砕いてセメントと混ぜることで壁の材料にもなっているそうです。
tracyトレーシーさんが経営される工場でのオイルは手作業での抽出のため、化学肥料も使わず、着色料もないので、「オイルの抽出はたくさんのエネルギーも必要とするため難しいが、最高のピュアオイルが作られる」とおっしゃっていました。また、「そのオイルを料理に使用する際によい香りを楽しめるのが幸せ」ともおっしゃられていました。
ナイジェリアの男女の不平等について、トレーシーさんは「私はその不平等は偏見であると考えています」とおっしゃっていました。ナイジェリアでは、女性は学校で授業を受けられない、女性は家の相続権が無い、男性はたとえ末っ子であっても家の長となる、などの性別での格差があり、彼女のお母さんは、女の子の出産が続いたことで家を追い出されそうになったり、嫌味と捉える事の出来る言葉を言われたりと言う経験をされたそうです。
トレーシーさんは、お父さんから何も相続させてもらえない事を想定し、「自立した生き方ができる」ように将来設計をしたのだとおっしゃっていました。

インタビューを見学した感想として、世界を見ればこんなにも男女不平等が改善されていない国もあるのだ、という事にただ驚きました。日本や先進国では、『女性が活躍できる場所を』と男女平等を謳っている国が多いですが、発展途上国などでは、昔の日本と同様「男尊女卑」と言ってしまうと聞こえは良くないですが、そういった考え方をしている国もまだまだあるのだ、と感じました。しかし、そういった環境に流されることなく、自分の将来をどうしたいのか、目標を達成するために何をするべきなのかをしっかり考え、行動されたトレーシーさんは「意志の強い女性」だと感じました。また、彼女の考えを理解し、支援された方々がいたから、いま彼女は自立した生活を家族で送られているのでは、と考えます。そういった考えを理解し、共感される人々が少しでも増える事で、彼女のように自立した生活を送られる女性が増えていく事を願っています。

KOBEビジョンひろめ隊♡第2回 9月24日の放送

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こんにちは!Kobeビジョンひろめ隊♡です。


第2回の「KOBEビジョンひろめ隊♡」今回のゲストは、「裏六甲と呼ばないで会」の皆さんです。神戸市の北区を拠点とし、地元の魅力をUP!させるために頑張っておられる皆さん。
会社の社長や山登りのエキスパート、建築士から和菓子職人まで様々なキャラクターで構成される当グループ。

北区淡河町を中心に、みなさん本当に楽しんで活動しているのが伝わってきます。個人的に、行ってみたいなと思いました。

「裏六甲と呼ばないで会」さんと「Kobeビジョンひろめ隊♡」で何かコラボ企画やりましょうね~!

■神戸地域ビジョン委員会第8期 
裏六甲と呼ばないで会さんは、神戸市北部の魅力を発信し、交流人口の増加等を目指した活動に取り組んでいられます。この名前のコンセプトはとても大切ですよね。山には裏も表もありません。そして地球の裏側という言い方も変ですよね。常に自分の立ち位置が「正しい」という自分を中心にした考え方にとらわれがち!宇宙に浮かんでいる地球には北も南も、上も下もない!!この素晴らしい気づきを喚起するネーミングにFMYYとしては大きな感動を覚えています。

「長田今昔ものがたり」第11話

第11話 菅原道真さんの道をたどる 2016年9月24日放送

901年に大宰府に左遷された、道真さん、梅の香りに誘われ、東尻池に寄っています。お話では、灘あたりで、船をつないでいます。苅藻川近辺で、船をおり、網代車でやってきたのでしょう。その後、板宿での臨時の「板の宿」、京都から飛んできた「飛松」の逸話もあります。須磨の前だけでお茶(菅の井)をいただき、綱敷天神では、漁師と綱に腰をかけ歓談しています。明石には友人が出迎えます。こまかく旅の跡が名所として残っている方はそうありませんよ。

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11話 匂の梅の祠(移転します)

神戸市長田区から世界の言語で放送しています。