第38話 ラムネを日本で最初に製造販売 2017年4月1日放送
神戸の偉人、濵田篤三郎(33話を参照)の手記より、「ラムネは日本最初に大阪で製造販売されたことがわかる」と井上さんは話す。ラムネの命名も濵田翁である。ペリーの浦賀来航のとき、通訳がこの飲料を飲んでいる。長崎でもこのレモネードを「レモン水」と名付けて売り出したが流通しなかった。濵田翁は機械と原料を英国から取り寄せ、さらに努力して大阪の天王寺増井の水をみつけ、日本で最初の商売を始めた。その後の特色あるラムネのビンは徳永硝子の創業者の作品で、ビー玉も作ったという。現在も、中小の飲料メーカーがラムネをがんばって作り続けてくれているし、各国に輸出もされている。

38話 いまも変わらぬラムネのビン



そしてピータンハウスのお仕事、陶芸について教えていただくことからこのプログラムは始まるのです。
その後実際にいろんな個性を持った様々な人々の働く場所に出かけます。最近の子どもたちにとっでは、自分たちだけでバスに乗る、電車に乗って地図を見ながら目的地まで行くのは、大きな冒険です。
各11グループに分かれて事業所に着いたら、そこでのお仕事のお手伝い。さてさて上手にできるでしょうか?
事業所のお仕事は本当に様々。陶器を焼いたり、パンを焼いたり、刺繍をしたり、ビーズでアクセサリーを作ったり…。たくさんのお仕事を勉強します。
それぞれの作業所で作ったものを地域の商店街で販売します。「子どもいちば」の開店です。物を売るという事、どんなふうに声をかけることがいいのか??お商売のむずかしさも実体験。
毎年この神社前商店街で開かれている「子どもいちば」は、このように1年かけての取り組み。



