土曜日の地域ご近所クラブ番組「アフタヌーンねね」放送300回記念。

アフタヌーンねねスタジオ風景

2010年3月6日土曜日15時から16時、この日の「アフタヌーンねね」はなんと放送を始めて300回目のアニバーサリーの放送でした。番組でコマーシャルを提供してくださっている濱田治療院からもお祝いのメッセージが届き、スタジオには、いつもに倍してたくさんのギャラリーが詰め掛けてくださいました。
ギャラリー1放送担当のテーブルも満員ですが、ギャラリー席も満員。本日は16名の参加での放送となりました。となりのサブスタジオから椅子を持ち込んで、ラジオを実際にスタジオで聴く、、、ということになります。
パーソナリティ達放送担当スタッフも左右にずらりといらっしゃいますので、こちらはミキサー卓から見て右側テーブルのスタッフとその後ろには、ギャラリーのみなさまです。
ミキサーのみなさまそしてミキサー卓の前には三人のスタッフが陣取ります。真剣なまなざしの放送風景に心動かされるものがあります!
FMわぃわぃの放送は、来訪者参加型であるので有名ですが、特に「アフタヌーンねね」は、番組のリスナーがその楽しそうな放送の雰囲気に、「どんなところだろうか」とスタジオまでやってきて見学する、、というコミュニティのためのラジオ局の原型のような番組です。

インドのカースト制度を知っていますか?バンガロールで出あった「ダリット」のマギーのインタビュー

中村さん

2010年3月6日土曜日「KOBEながたスクランブル」の13時からのコーナーで、インドバンガロールで出あったインドカースト制度の外にあるという、つまり人間の階級の外にあるという「ダリット」の女性、A.Magimai(愛称マギー)女史のインタビューを放送しました。現地でも解説してくださった国際連合地域開発センター防災計画兵庫事務所の中村隼人さんが、YYスタジオにお越しくださり、補足説明などしてくださいました

マギーバンガロールで

彼女はTamilNaduDalitWomen’sMovementの代表でカースト制度からの脱却を人権としてうたい、また同時に女性の人権を求める団体の代表です。そして単なる活動家であるだけでなく、2人の娘と息子を育て上げた母親であり、インドにあっては珍しい妻を国際会議に参加させるためには、家事に勤しむ夫をも育て上げた、チャーミングでとても賢い女性でした。(写真は左のサリーの女性がマギー、正面はご紹介者であり支援者でもある中村隼人さん)
マギーバンガロールでしかし彼女の語るカースト制度の中のダリットの状況は、信じられないほど過酷であり、これを許してはならないと体が震えました。マギーの望みは、日本の人々にもその現実をぜひ「知ってほしい」そして一歩前に出て、「共にそれらの人々とある」、「同じ方向を見てほしい」ということです。

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今年も開催KOBE国際交流フェア2010、3月13日(土)14日(日)

徳田さんと山田さん

2010年のKOBE国際交流フェアは、来週の土曜日3月13日(土)シンポジウムと前夜祭、3月14日(日)ステージパフォーマンスと世界各国の物産と食品販売、会場内でスタンプラリーによる豪華景品が当たる抽選会も開催します。
ぜひぜひみなさまでご参加ください。(写真は左から徳田副実行委員長と右山田実行委員長)
KOBE国際交流フェアのちらし「心の国際交流を探る」シンポジウム◆日程:3月13日土曜日◆時間:13:00~17:30◆前夜祭のパーティ:18:00~20:00**前夜祭は参加費¥1000が必要です。◆連絡先FAX:078-291-0691 ◆場所:神戸市勤労会館「KOBE国際交流フェア2010」◆日程:3月14日日曜日◆時間:11:00~17:00

関西学院大学山中速人ゼミ4年生進級番組「マイノリティとの対話」第6回

関西学院大学3年本田さん

2010年3月2日火曜日「まちはイキイキきらめきタイム」の13時からのコーナーは、関西学院大学総合政策学部3年生の4年への進級番組を放送しています。学年全体として「マイノリティとの対話」ということでそれぞれが企画、制作しています。本日の担当は、関西学院大学総合政策学部3年山中ゼミの本田央子さん、タイトルは「日本で暮らすベトナム難民」です。神戸にはたくさんのボートピープルとして母国を脱出してきたベトナム人が定住しています。
神戸の大学ということもあり、難民としてやってきたベトナム人が、日本の地域で、どのような思いで暮らしているのかを
半年かけてじっくり取材しました。
FMわぃわぃの番組は地上波77.8メガヘルツ、インターネット放送ではサイマルラジオで放送しています。またこの番組は、関西学院大学のサイトでポッドキャスティングでいつでもお聞きになることができます。
**1975年、ベトナム・ラオス・カンボジア(総称してインドシナ三国)が社会主義体制に移行したことにより、経済活動が制限されたり、同体制の下で迫害を受ける恐れがあったり、体制に馴染めないなどの理由から自国外へ脱出し、難民となった人々の総称をインドシナ難民と呼び、ベトナム脱出の手段としてボートを用いた人々を特にボート・ピープルと呼ぶ。 これら三国からの難民の総数は約144万人に達し、その内約130万人がアジア地域の難民キャンプを経て、アメリカ・オーストラリア・カナダ・フランス・日本など第三国に定住した。各国のインドシナ難民受け入れ数は、アメリカ 23,000人、オーストラリアとカナダ 各137,000人、フランス96,000人、ドイツとイギリス各19,000人、日本約11,000人、イスラエル400人、日本での難民受け入れは、世界からはやや遅れ、1979年に閣議決定した。

南米チリで発生した大地震による多言語での津波情報。Multilingual Tsunami information

米チリで発生した大地震による多言語での津波情報。
Multilingual Tsunami information

2010年2月27日午前3時34分(現地)、チリ中部でM8.8の地震が発生。大きな被害をもたらしました。
またこの地震による津波の危険が世界各地に迫っています。
海岸地域に住んでいる人は、高台に避難しましょう!またテレビ、ラジオなどの最新情報に注意しましょう。
FMわぃわぃでは、多言語での津波情報を放送しています。またこのWEBでも音声をダウンロードして聴くことができます。お知り合いの外国人の方にも、この情報を教えてください。
「つなみのおそれがあります。沿岸地域のみなさまは、海や川から離れて高いところに避難してください。」
英語「There is a danger of a tsunami occurring. People along the seashore and riverbanks should leave these areas and move to safe higher ground.」
中国語「有可能会出现海啸,请海岸附近的居民到远离海边及河边的高处去避难。」
韓国朝鮮語韓国朝鮮語「해일의 우려가 있습니다.연안 지역의 여러분은, 바다나 강으로부터 멀어져 높은 곳에 피난해 주세요.」
タガログ語「Maaaring magkaroon ng tsunami. Ang mga taong nasa tabing-dagat at mga tabing-ilog ay dapat lumisan at lumikas sa mas mataas na lugar.」
ポルトガル語「Há perigo de tsunami. As pessoas na região costeira devem abrigar-se em lugares altos, longe do mar e de rios.」
スペイン語「Existe el peligro de llegar un maremoto. Las personas de la zona costera deben alejarse del mar y del río, y refugiarse en un lugar alto.」
ベトナム語「Có nguy cơ sẽ có Tsunamii tức là sóng thần. Những người ở vùng ven biển hãy mau rời xa biển và sông để đi đến những khu vực cao để lánh nạn.」
インドネシア語「Akan ada bahaya tsunami. Bagi warga yang ada di daerah pantai/pesisir harap mengungsilah ke tempat yang lebih tinggi.」
ロシア語「Есть опасность появления цунами. Люди по побережью и берегам рек должны оставить эти районы и эвакуироваться в места выше над уровнем моря.」

2月のベトナム人ユース(難民としてやってきたアラウンド30のベトナム人)の話は、仕事!

トン・リン・ティエン・ルーとゲスト

2月28日日曜日3時から4時までの番組「トン・リン・ティエン・ルー」難民として日本に幼少期にやってきて、現在30代前後のいわゆる日本の仕事現場の先頭に立つ世代。日本の学校にも行き、震災も経験し、日本での生活は全く問題ない彼等ではあるが、ベトナム色が全くない彼らの次世代が次々と育っていることにふと気がついたとき、この番組は始まった。戦争を経験し、命を賭して母国を出て、言葉も文化も違う異国の地、日本で自分達を体を張って育ててくれた親の世代と、日本の中で生まれ育った新しい世代の狭間にある「自分達の存在」、それに気づき、その「二つの世代を繋ぐもの」としてこの番組は始まった。
今回のテーマは「仕事」今回は久しぶりに4人(トン・リン・ティン・ヒエンが全員そろっています)がそろったところで、レギュラーゲストのかっちゃんとヒエンの妻であり現在臨月でベトナムの仕事先から産休で帰国しているMs.ルーとヒエンの弟ハオが参加しています。

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神戸市長田区から世界の言語で放送しています。