「ワンコイン番組」カテゴリーアーカイブ

2021年12月18日「ワンコイン番組」半年ぶりの朴明子さん!YY歴20年〜〜21年目に突入。


番組冒頭==舞台裏が見えてしまいましたがどうかご容赦くださいませ。

本日は満を辞しての朴明子さんの登場。日本のあちこちにリスナーの多い方ですので、半年ものご無沙汰はリスナーの皆さんも淋しかったと思います。コロナやお連れ合いの看病など人生にはいろいろありますね。

寒いスタジオ(夏は暑いという建物です)で二人ともかなりきこんでいます。

今回はこの半年の間に朴明子さんの精力的な、とはいえ、コロあんと御看病でかなり減ったとのことですが、いろんなお話と写真で堪能させていただきました。

クリスマスメドレーのハモニカ演奏付きです。

いつもながらに朴明子さんのお話には蘊蓄が深く、味わい深いお話の数々、あっという間の40分でした。

2021年11月27日「ワンコイン番組」「なめたらあかんデーーええかげんにせー!!」

本日にワンコイン番組はとてもYYらしい番組となりました。
「なめたらあかんデーー!」
(1) 1990年から今までの社会の変化
自公政権が長く続いています。その中で、どういう変化があったのでしょうか。
1996年から2007年かけて自公政権で、6度にわたって労働者派遣法改正が行われました。その結果、大企業は内部留保を増やす一方で、労働者の非正規化が急速に進んだのです(図1,2)
他の先進諸国は順調に賃金の上昇を続ける中、日本の平均賃金は低迷を続けました。そして2015年には韓国にも抜かれました。(図3,4)
国際競争力も、1990年台初めには世界でトップだったのが、今や34位にまで低下しました。
(図5)
大学の授業料はどうでしょう。文教予算の削減の結果、しっかり上昇しています。
(図6)


保険、医療分野でも大きな変化があります。
例えば1994年の保健所法の全面改悪で、全国の保健所は1993年度の848カ所→2021年度470カ所にほぼ半減です。
(図7)

その結果、ここ2年間の新型コロナにうまく対応できず、特に大阪府の死亡率は群を抜いていて多く、大切な命が奪われました。
(図8)


2) 今や、利権資本主義になってしまった
政権の位置に長く着いている間に、何をやっても野党は少数だから議会は通せる。マスコミは忖度して、自分達に都合の悪い記事は書かない。歯向かう官僚は人事で飛ばせばいい、と、まさに向かう所敵なしの独裁政治です。
その結果が、人材派遣業のパソナ会長が経済政策立案中枢役の竹中平蔵だったり、国民の税金で自分の支持者をもてなす「桜を見る会」を豪華に開催したり、お友達の進める森友学園や加計学園に便宜を図ったりと、利権に関わる黒い話は枚挙に限りがありません。
国民はなめられているのです。
この状態から脱するには、選挙で政権交代を目指すしかありません。
ところが、若者ほど棄権する人が多いのです。それは世界的傾向のようですが(図9)、日本の場合、特に顕著です。今20代の方は、過去のイキイキしていた時代を全く知らないので、過去からの変化は感じず、問題にも思わないのかもしれません。

(3) 今度は選挙に行こう
2015年に、選挙に行ける権利が18歳に引き下げられました。しかし、中・高の間は、学校の授業など政治的な話題からは意識して遠ざけられていたのに、「18歳になった。さあ選挙に行きなさい。」ではちょっとかわいそうです。図10を見ると、2016年に18歳で投票に行った人が19歳、21歳の時にはどれだけ投票に行っているかがわかります。初めての投票権行使で燃えた人も、3年後には冷めてしまって半分の人しか投票に行っていないのです。
ですが」、よく若い人ほど保守的だと言われ、自公に投票しているかと思いきや、実はそうではない。投票した人を100とすれば、確かにその中では投票先が自民党という人が、確かに一番多くなります。しかし一番多い投票先は、棄権党なのです(図11)。しかし今の選挙制度では、僅差でも勝てば当選。その人たちの党が絶対多数になって、「国民の信頼を得た」とばかりに国会で好き勝手ができるのです。
この若い人たちに投票に行ってもらわないといけない。そのためには、年配の人たちも、日常的に社会のこと、政治のこと、いろいろなことについて家族の中や皆との集まりの中で話をして、今の日本はこのままでいいのかと皆で考えていかねばならないと思います。



2021年11月6日ワンコイン番組~外国語番組Portalsite開設のお知らせと「災害とラジオ」第4回のお知らせ

1)スペイン語番組
Sitio Web en espa;ol de FMYY
“Programa radial Latin-a”
Información en español para la vida cotidiana, noticias, información climatológica y entrevistas. Conducción Roxana Oshiro Co-conducción: Maki Kudoh.
ポータルサイトURL
https://tcc117.jp/fmyy/portal/spanish/ 

2)ベトナム語番組
Trang thông tin bằng tiếng Việt của FMYY
“Hãy an nhiên mà sống” “Phòng chống thiên tai”
Ngoài các biện pháp đối phó với thảm họa, chúng tôi chia sẻ nhiều thông tin hữu ích cho người Việt Nam đang sinh sống tại Nhật Bản, chẳng hạn như nuôi dạy con, giáo dục, y tế, hệ thống Nhật Bản, các sự kiện địa phương, v.v.
ポータルサイトURL
https://tcc117.jp/fmyy/portal/vietnam/ 

3)タガログ語
FMYY portal site sa wikang Tagalog 
Tagalog Program / Masayang Tahanan
Ang Masayang Tahanan ay naghahatid ng mga mahahalagang impomasyon tungkol sa kung paano ang pagpapa-rehistro ng bagong-silang na bata, sa pag-aaral ng bata sa eskuwela, mga suliranin sa pamilya, sa mga karamdaman at iba pa.
Para sa mga kapwa nating Pilipino na naninirahan dito sa Japan.
ポータルサイトURL
https://tcc117.jp/fmyy/portal/tagalog/  
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2021年8月28日「ワンコイン番組」~映画『ひろしま』本日最終上映@アートビレッジセンター+「自由演劇倶楽部 えん」朗読劇来月9月4日配信開始!

先週告知した映画『ひろしま』今是非見ていただきたい映画の神戸新開地での最終上映告知です。
本日8月28日土曜日14時半と18時場所はアートビレッジセンター。
そして
来月9月4日土曜日12時半配信「自由演劇集団 えん」の朗読劇~私の小さなCOVID-19War(コヴィットウオー)のお知らせ。

2021年8月21日「ワンコイン番組」FMYY一押し8月の映画上映会お知らせ!


FMYY8月21日のワンコイン番組はどうしても見てもらいたい映画『ひろしま』の上映告知です。
神戸映画サークル協議会 「市民映画劇場」8月例会 『ひろしま』のごあんない

神戸映画サークル協議会は、世界各国の素晴らしい作品を毎月上映する「市民映画劇場」を主催して今年で49年。若い監督のデビュー作、巨匠の力作、ヨーロッパ、アジア、南米そして日本の作品、いろいろな映画に光をあて、これまで600本以上の作品を上映してきました。

さて、「市民映画劇場」8月例会で、『ひろしま』を上映します。
長田新が編纂した文集「原爆の子~広島の少年少女のうったえ」を元に映画化した1953年の作品です。
監督は『きけ、わだつみの声』を撮った関川秀雄。助監督には後に社会派作品を手掛けた熊井啓。音楽担当には『ゴジラ』で知られる伊福部昭があたっています。
出演は松竹の女優で広島出身の月丘夢路はじめ岡田英次、加藤嘉、山田五十鈴などです。

『ひろしま』は第5回ベルリン国際映画祭長編映画賞を受賞するなど、世界的にも評価されましたが、大手の映画会社から上映を拒否され、長く上映の機会がなく「幻の映画」と言われていました。
しかし、ある製作スタッフのお孫さん(2012年FMYYの番組ゲストでおいでになった小林一平さんの息子、開さんによる再上映活動が実を結び、アメリカのメディア会社の資金提供によってデジタル化され、日本だけでなく世界各地で復活上映されています。
終戦から76年。戦後生まれが日本人の大半(84.5%)となり、戦争の記憶も年月とともに薄らいできている今、本作品をたくさんの方にご覧いただきたいと願っています。

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2021年8月14日「ワンコイン番組」~8月2日からの神戸学院大学のインターン生発表

「伝える」難しさ 

神戸学院大学 現代社会学部社会防災学科 黒木康汰
「災害レベル1~5」を海外の人に伝えるPPTの作成を依頼された。
最初に作ったPPTは日本語だらけで定住外国人たちには伝わらない。

→どのようにすれば伝わるのか?
ヒントは同じくたかとりコミュニティセンターの中のベトナム夢KOBEでベトナム語を教えてもらったとき。外国語は発音が難しい。自分には発音できない言葉がある。
でも同じ意味でもっと簡単なべとなむごがあることを教えてもらった。

つまり、難しい日本語を伝えようとする「伝える」側の姿勢ではなく、「受け手」の側に立って情報を伝えることが重要としった。