「たきび」カテゴリーアーカイブ

たきび118号(2012/1/12)

 2011年2月、被災地でつかう災害時救援情報共有システムSahana(サハナ)をどう活用していくかを考えるテックカフェを開催した。日本での運用準備はこれからだが、小規模でも災害時に使ってもらえるようにしようと話し合っていた。

 そして、同3月11日。強烈な地震と津波のその日から、Sahanaの運用に向けて取り組みを開始した。その日本運用を目指して立ち上がったオープンソースコミュニティの「Sahana Japan Team」を力一杯支えるところから始まった。すぐに日本IBMからの協力の申し入れもあった。手探りのなか取り組む日々が続いた。

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たきび117号(2011/1/15)

昨年3月、第1回オープンソース・カンファレス(OSC)神戸が開かれた。OSCは自由に使えるソフトウェアであるオープンソース・ソフトウェア(OSS)に関わる人のお祭りだ。全国で開催されているが、神戸での開催ははじめてのことだ。テックの世話人・ボランティアが実行委員会に参加し、ブースを出展するとともに二つのセッションを企画した。その一つとして、被災地救援に使われるオープンソースの情報管理ツールSAHANAの活用実践についてインドネシアのケトゥトゥさんに話していただいた。

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たきび116号(2010/1/14)

思えば、NGO/NPOの情報通信技術支援にかかわるようになって19年になる。最初のきっかけは、インターネットの黎明期に「これは市民活動の力になる!」と確信したことだった。地域がはなれた人々、場合によっては国も違う人々が電子ネットワークを利用しはじめていた。もう一つのきっかけは、特に震災後の大阪やたかとりなどで、在住外国人の方やNGO/NPOの人にパソコンの使い方を教えたり、パソコンやネットワークのメンテナンスを行ったりする機会を数多く得たことだった。それぞれの人が活動の道具としてパソコンやインターネットを活用していく様子を目の当たりにしたことが、いまも私が活動を続ける原動力となっている。

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たきび115号(2009/1/17)

昨年12月23日。「NPOの広報活動と著作権」という、NPO活動の現場で、著作権を守りつつネット上のさまざまなコンテンツを活用する方法や、自ら作った作品等をより自由な形で公開する方法についての、ミニシンポジウムを開催した。昨年6月、世話人が運営を行い、世話人・ボランティアが自発的に活動を行うグループへと転身した後、初めての外部向けのイベントであった。大盛況のうちに終わり、その発表資料もまたWebで公開・活用を進めている。

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たきび113号(2007/1/17)

たかとりコミュニティセンターで発行している「たきび」は昨年から電子版になりました。震災12年目の、たきび113号(2007/1/17号)の記事です。

<ひょうごんテック>
昨年12月、「NPOに必要な情報管理とは」という講演会を開催した。質疑の時間に、「では何をしたらよいのか」という質問がでるべくして出た。普通にパソコンを使い、まじめに活動している団体スタッフの質問だ。

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