たきび123号(2017/1/17)

ひょうごんテックの始まりは、ひょうご市民活動協議会(HYOGON)のワーキンググループとして活動を開始した2003年に遡ります。2004年に民間の財団から助成を受けて団体として自立し、NPOなど市民活動団体に対するIT支援を中心に、パソコンリユース在住外国人向けのIT教室オープンソースの紹介等の事業を行ってきました。その後2008年には、事業の継続が困難になったことから、会員制をやめると同時にスタッフの雇用を終了して、世話人とボランティアによる最小コストの運営・マネジメントで最出発しました。

再出発より8年が過ぎ、IT環境が大きく変化する時代の中で、世話人になる人は減少し、活動はTCC内に限定され、活動は停滞していました。このような状況のなかで、FMYYの放送事故、インターネット放送への移行などに対する技術サポートをきっかけとして、TCCの各団体、また各団体のIT担当者の協力が得られるようになり、ひょうごんテックが再び活性化する希望が見え始めています。

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シニアタブレット体験教室(6/26開催)のお知らせ

第20回テックカフェは、好評のタブレット教室、第3弾です。今回は地域ICT推進協議会(COPLI)との共同開催で、「野田北ふれあいセンター」で開催します。

シニアタブレット体験教室ちらし
イベントのちらし(PDFファイル、156Kバイト)

当日タブレット提供は(株)NTTドコモ関西支社神戸支店、講師は流通科学大学にご協力いただきます。

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Chromebook と Unity-Desktop

最近話題のChromebookを6カ月ほど試用しました。内臓SSDは16GB、メモリは2GB、キーボードには[Delete]も[PageUp/Down]も[Insert]もなく随分と思い切った作りですが、慣れると、使いやすいデバイスでした。

ChromeブラウザでWordファイルを表示

一番の利点はバッテリー持続時間です。2時間程度で充電でき、フル充電すれば10時間程度使用可能です。タブレットと同程度の価格帯で、本体が軽く持ち運びが手軽なのも利点です。データは全てクラウド上にあることが前提なので、本体のリセット(出荷状態に戻す)が手軽にできるのもChromebookの特徴です。

ブラウザ上で行うWordやExcelファイルの編集や画像処理も、複雑なものでなければ、ある程度実用レベルで行えました。Appleデバイスやタブレットの普及なども影響して、数年前にはできなかったことが今は可能になっています。最近ではSkypeもブラウザから使えるようになりました。

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中古パソコンでWindows10プレビュー

ひょうごんテックのDNAには、古いパソコンの再利用という遺伝子が備わっているようです。団体から廃棄パソコンが持ち込まれた場合、Linuxなどのような無料で使える基本ソフトをインストールして試してみることが度々です。今回発想を転換して、今話題のMicrosoft Windows10(32ビット版)プレビューを7年以上前のパソコンにインストールして、実用になるのかどうか試してみました。
 

中古パソコンにWindows10試用版をインストール

使用したハードウェアは2008年1月発売のもので、Windows Vistaを基本ソフトにして売り出されたものです。Windows7にアップグレードすればまだ現役で使えそうですが、Ubuntu14.04のUnity Desktopをインストールしたところ、ディスプレイドライバはサポートされているもののかなりの力不足でした。

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