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2020年1月25日「らの会わぃわぃbyネットワークながた」

2020年最初の「らの会」です。
本日は湊川公園で手しごと市が開催されます。
くららべーかりーの新作パン気球も出店。カスタードとチョコカスタードの2種類です。
ご相伴に預かり、TCCの仲間にも配りました。ものすごくおいしい~~
くららのパンは材料が本物。小麦粉とイーストと塩バターに有塩バター、砂糖と卵だけです。

その後は「きょうされん」あたりまえに働き えらべるくらし(障碍者権利条約を地域のすみずみまで)から届いた請願者について石倉さんと話しました。
請願主旨は、今政府の予算が国会で討論されていますが、その「全世代型社会保障改革」についてです。
これは社会保障における給付と負担の見直し、さらなる負担が強いられるという改革です。
憲法25条で保障されているはずの生存権がますます脅かされる時代へと突入。命と安全を補完するのは決して、アメリカの軍隊との合同演習や兆というお金を支払う戦闘機ではないことを強く訴えることが必要だと考えます。

2020年1月18日阪神・淡路大震災25年 特別調査報道番組「震災後世代は、阪神・淡路大震災の記憶をどう継承するのか~阪神・淡路大震災25年、被災の記憶を未来に伝えるために」第2回

1995年の阪神・淡路大震災から25年、四半世紀が経過しました。
この25年間の間に新しい命が次々と誕生し、その人々は神戸市の人口ピラミッド22%にあたります。震災を全く経験していない若者たちは、あの大震災をどのようにとらえているのでしょうか?
自分たちの身近なものとして感じているのか?それとも歴史上の1枚に過ぎないのか?
今回神戸大学、神戸常盤大学、関西学院大学の学生たち445人に79問のアンケート調査を依頼し協力いただくことが来ました。
その調査報告を番組でじっくりと検証・解析して参ります。
またこの場を借りて、たくさんのアンケート設問に答えてくれた学生の皆さんに厚くお礼申し上げます。


震災25年を迎える神戸にとって重要なことは、過去を語るだけでなく、震災後世代がその「阪神・淡路」の記憶をどのように自分のものとして意識しているのかを検証することが必要だと、関西学院大学山中速人研究室と教授とFMYYは考えました。「語り部」としての伝承はもちろん必要です。しかし「語り」「伝承」だけではなく、震災後世代が、そこから生まれもの、気づきや知恵や仕組みについて、どの様に考えているのか、それを知る必要未来への提言としてのアンケート調査でした。
1995年の震災から生まれた、しかも在日外国人の発案から生まれた、コミュニティラジオ局FMYYは、非常に稀有な存在です。その誕生は、これからの日本の多様性ということに深くかかわる必然から生まれたものであるとも言えます。

2020年1月18日「ワンコイン番組」1995年震災後のたかとり救援基地を語る。

震災25年、1995年当時のカトリックたかとり教会で生まれた、たかとり救援基地の話を教会の信者でFMYY創設時の配線設備などを担当した、もっちゃんこと橋本康彦さんと震災ボランティアとしてたかとり教会にやってきたいり兄(いりにい)こと入佐俊明さんにお話してもらいました。
また今ちゃんこと今井正さんと宮本健一郎さんのコメントも意味深いものがあります。
今ちゃんのお話は、「1.17KOBEに灯りをinながた2020」での募金活動と語り継ぎの重要性でした。

新長田駅前追悼行事「1.17KOBEに灯りをinながた」関連

2020年1月17日、震災から25年。

今年もFMYYは新長田駅前で行われる鎮魂・復興の集い「1.17KOBEに灯りをinながた」にて、あなたをお待ちしています。

朝の10時から夜の9時まで、いろんな人がいろんな思いをもって、「灯り」を灯しています。お時間がありましたらおいでください。そしてぜひもしものための携帯ラジオを持参ください。12時から13時半「ワンコイン番組」などを、会場でお聞きいただけます。(会場にお越しいただけない方は、Youtubeのワンコイン番組で、会場からの中継をぜひご覧ください)

FMヨボセヨ⇔FMユーメン⇔FMYY「被災地が結ぶ人と人の輪」
出会うこともなかった人々が出会う、そしてそこから新たな活動が生み出される!
奇跡のキリストがいる「たかとり教会」そこでは人々が奇跡を創っている!!

2020年1月11日阪神・淡路大震災25年特別番組「災害の記憶と遺構を考える」~阪神・淡路大震災の記憶を未来に伝えるために~

阪神・淡路大震災から25年。
関西学院大学山中速人研究室とFMYYが共同制作する番組~阪神・淡路大震災の記憶を未来に伝えるために~
2020年1月は、被災の記憶を未来に繋ぐという観点から、第1回「研究者の視点」第2回「阪神・淡路大震災について神戸大学、神戸常盤大学、関西学院大学の学生たちへのアンケート調査を読み解く調査報道」第3回「女性の視点で見る災害支援」の3週連続でお送りします。
今回はその第1回「災害の記憶と遺構を考える」と題して、豊富なデータをの中から国立民族学博物館教授林勲男氏に、記憶とそれを継承するための遺構との関係をお話しいただきました。大変貴重なそして示唆に富んだ内容となっています。
  ■伝承を何百年も可能としている遺構の例1 日本で最も活発な火山の一つである浅間山、その山の天明の大噴火(1783年)の被害(5月9日~8月5日まで約90日間にわたって活発に活動、鎌原村(現在の群馬県嬬恋村)では村民の8割以上にあたる477人が死亡)そのすさまじい被害を伝える和讃(経文)を、女性たちが唱えることで被害の実態を現代まで伝えている「鎌原観音堂」@嬬恋村。 ■伝承を何百年も可能としている遺構の例2 大阪浪速区の「大地震両川口津浪記石碑(だいじしんりょうかわぐちつなみきせきひ)」は、安政津波(1854年11月4日・5日に発生した地震と、それに伴う津波)の犠牲者を祀る石碑である。碑文はすぐには建立されたのではなく、地震の後、船に避難した人が津波によって大きな被害を受けたこと、148年前の宝永地震でも同じことがあり、教訓を生かすことができなかったことが書かれている。  年月がたてば伝え聞く人は稀となり、忘れ去られてしまうが、今後はこのようなことがないよう、災害を後世に語り継ぐために、その碑文に墨をいれるように!と書かれている。そこで毎年の地蔵盆の時に、碑文に住みを入れるという行事をつづけている。 ■伝承を何百年も可能としている遺構の例3 宮崎県宮崎市の外所地震供養碑(とんどころじしん)は、50年ごとに石碑を新しく建て替えている。 その建て替えることで、地震の記憶をつないでいる。 ■伝承を何百年も可能としている遺構の例4・5 千葉県白子町「妙法寺」では、元禄地震津波でなくなった村人の法要を毎年している。 同じく千葉県長生村「本興寺」では津波供養碑と犠牲者の位牌をまつり、50年ごとに供養塔を建てている。