「Art&Talk ミャンマーのことを知ろう」カテゴリーアーカイブ

2021年9月18日”Art&Talk” is our Weapon 第5回わかものたちからの発信2


2021年2月のミャンマー軍のクーデター。
6月に神戸のわかものたちが、そのことについて自分たちでミャンマーの友人の話に
耳を傾け、動き、調べ、考え、その読み解きをコロナ禍の中でZoomでの発信を行った。
先月8月から1時間半のその発信を3つに分けて、FMYYもデータを共有させてもらい、発信している。
9月はその2回目。

8月はミャンマーについての説明・理解であったが、9月は
「ではなぜ市民は軍の強権的弾圧、武力威嚇にも屈せず、武器を持たず(2021年9月7日の国家統一政府の市民への武力蜂起宣言までの状況)軍と闘っているのか?!」
その意味を読み解いている。
これからの時代を担う日本に生きる若者たちが、展開する発信に耳を傾けよう!

2021年8月15日第4回「Art & Talk is our Weaponミャンマーを知ろう」 若者からの発信 その1

今回は2021年6月27日ネットで配信された~若者からのMyannmaerへの思い、民主化運動に対する考え~それを再編集してお送りします。

このイベントは「ミャンマーの民主化を支える KANSAI 市民の会」が第3回目のイベントとして実施されました。(FMYYも市民の会の一員です。)
第三回目であるこの回は、PHD協会のインターン生と学生団体Myanmar’s Voicesのメンバーが中心となり、企画運営を行いました。

当日の配信は、Zoomに加え、PHD協会のFacebook・Instagramアカウントからのライブ配信を、日本語とビルマ語の二言語で行いました。

そのデータをいくつかに再編集してお送りします。今回はその1、学生たちが紹介するMyanmarの魅力、そしてその国でなぜ民主化闘争を火病力で行っているのか…それを最初に紹介します。
日本の若者が世界と蓮頼するそのココロを共有してください。

2021年6月26日「”Art&Talk”is our WEAPON~ミャンマーを知ろう」第3回

今回は5月16日にネットで配信されたイベントからそのパート1とパート2を編集してお送りします。
パート1は、PHD協会坂西さんのミャンマーの現状を導入部の語り。
パート2は、来日して20年、神戸在住のミャンマー人のモタイさんが、日本にいるミャンマー人としてみる、外から見える自分の国、そして今のあり様を考える、現在の状況と今後への母国の平和への期待。
そして日本のみなさんへのメッセージを語っていただきました。

2021年5月29日「Art&Talk ミャンマーのことを知ろう」第2回 2月1日クーデターの背景~ビルマ国軍はなぜ国民に銃を向けるのか~


今回も1回目に引き続きPHD協会事務局長坂西卓郎さんにおいでいただきました。
「ミャンマー・2月1日クーデターの背景~ビルマ国軍はなぜ国民に銃を向けるのか~」

なぜ軍事クーデターが起こったのか?その歴史的背景を紐解いていただきました。
軍事政権の求めるところは、その国のすべての人が、政権の主義主張に従うこと、
そしてその政権が作った憲法は、国・政権を縛るものではなく、市民を縛る政権側に都合のよいもの、そこを打破するために市民の意思表示は「選挙」であり、それをミャンマーの人々は行使したこと。(以下の地図の赤色の部分はNLDが勝利した地域)


しかしながら、その人々の声で選ばれたスーチーさん率いるNDLを拘束、監禁拉致したのが、今回の′軍事クーデターであるということが、坂西さんの解説で非常に端的に理解できます。
第2次世界大戦で大敗し、そこから日本社会は民主主義というものを手に入れました。
しかし民主主義は、誰かにもらうものではなく、一人ひとりがよく見、聞き、考え、声を上げ、行動していかなくてはならない。

そうしなくては、現在の日本社会のような様々な不具合、腐敗(名古屋県知事リコールでの不正、政府高官の様々な発言の連続、入管における人権侵害)が湧き出てくることもしっかりと認識しなくてはなりません。
単にミャンマーのこと、よそ事ではないことをしっかりと見極めなくてはならないと強く感じました。

「Art&Talkミャンマーのことを知ろう!」第1回番組内でのMyanmarからの手紙。

4月29日の「Art&Talkミャンマーのことを知ろう!」第1回の最後にナンミミさんが読んだ手紙です。
この手紙はナンミミさんの弟がミャンマーから送ってきたものです。(原文まま)
♪♪♪~
平和なくして人生には未来がありません。
なによりも必要なものは本当の平和です。
私たちはこのことを70年以上にわたって感じられました。

私はこのような悲劇を望んでいません。もう体験したくない。
人間であることがどういうことかわからない子ども時代。

今飛行機乗る時はいつも走らなければならない。どれくらい走らなければならないかわからない。

食べ物がないと安心して住むこともできないし、健康も保てない。
今は薬と食べ物が必要です。

私たちは独裁とナショナリズムを根絶する必要があります。
私たちは自治と平和な国を持った民族を望んでいます。

ဘ၀တွေကအနာဂတ်မဲ့နေတယ်။
အဓိကလိုအပ်တာ စစ်မှန်တဲ့ငြိမ်းချမ်းရေး။
နှစ်၇၀ကျော် ဒီလိုအဖြစ်ဆိုးတွေနဲ့ပဲ ကြုံလာရတာ။
ဒီလိုအဖြစ်ဆိုးမျိုး ဒီစနစ်မျိုးကိုမလိုလားဘူး။ထပ်မကြုံချင်တော့ဘူး။
လူဖြစ်တာခဲ့တာကိုလူဖြစ်လာမှန်းမသိလိုက်ရတဲ့ကလေးဘဝတွေ။အခုဆိုအမြဲလေယာဉ်လာရင်ပြေးနေရတယ်။ဘယ်အချိန်ထိပြေးနေရမှာလဲမသိဘူး။စားစရာတွေလည်းမရှိဘူး။ကျန်းမာရေးလည်းမကောင်းကြဘူး။ကိုယ့်အိမ်ကိုယ့်ယာကိုယ့်မြေမှာအေးအေးဆေးဆေးမနေရဘူး။အခုဆိုဆေးဝါးနဲ့စားသောက်ကုန်တွေအရမ်းလိုအပ်နေတယ်။
အာဏာရှင်နှင့်လူမျိုးကြီးဝါဒကိုအမြစ်ပြတ်တွန်းလှန်ဖို့လိုအပ်တယ်။တိုင်းရင်းသားတွေကိုယ်ပိုင်အုပ်ချုပ်ခွင့်ရပြီးငြိမ်းချမ်းတဲ့နိုင်ငံကိုလိုချင်တယ်။

2021年4月28 日「Art&Talk ミャンマーのことを知ろう」第1回

2021年2月1日に起こったミャンマーでの軍事クーデター!
FMYYでは、地域に住まいするミャンマーの人々との繋がりを思い、心がざわつきました。
国軍の目を覆いたくなるような殺戮は現在も続いています。
ひとり一人が、しあわせに暮らせるまちを、社会を世界を創りたいという思いで生まれたFMYYとしてできること。
それは【なんとかしたい】【何かをしたい】と思っている人々の声を発信する場をつくること。
そこで4月からこの番組を制作することになりました。
みなさまからのお声や支援のお力もいただきたいと考えております。
第1回目は30年にも渡るミャンマーとのおつきあい、いろんな支援を行ってきた
~平和と健康を担う人づくり~の公益財団法人PHD協会の事務局長坂西卓郎さんと国内研修員ミャンマーから来たカレン族のナンミミさんのお話です。

**この番組はプロジェクトMのご支援で配信しています。
この番組のアイキャッチ画像に使用しているイラストは、長田在住の総合工作芸術家【だるま森+えりこ】さんの作品です。