「YY音源ライブラリ」カテゴリーアーカイブ

奄美専門チャンネル【奄美にとって明治150年を問う】シリーズ第1回

2018年7月の放送についてをお知らせします。今月から〈奄美にとって明治150年を問う〉シリーズが始まりました。1回目のゲストは、中井和久・神戸奄美会元会長です。テーマは「近代の歩みとともにあった奄美出身者の動向」です。
奄美群島の現在の人口は11万人(推計値)を切っています。ところが関西にいる奄美出身者は約30万人といわれています。もちろんその数の中には三世や四世も含まれますが、奄美群島より多くのひとびとが関西に住んでいることは事実なのです(最近は奄美から関西への一世ニューカマーが減っていますが)。

関西には奄美出身者による郷土会(郷友会とも)が多くあります。各集落(シマ)単位、校区単位、市町村単位、島単位と入れ子のように何重にも会が存在し、その上部団体として、「神戸奄美会」「関西奄美会」が存在します。こうした愛郷精神にもとずいた郷土会の盛んな活動は、関西にある他の日本各地の郷土会活動に比較しても、突出している感があります。今回〈奄美にとって明治150年を問う〉シリーズの第一回番組のゲストとして出演していただくのは、中井久夫さん。神戸奄美会の元会長さんです。
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「長田今昔ものがたり」第106話

第106話 海の日、山の日、高取山で手紙を出す 2018年7月21日放送

西神戸の長田は海と山にめぐまれています。長田港(駒ヶ林)もいいです。海の方から山の方をみますと、「高取山」が美しく見えます。独立の山ですから、船で航行する人にはいい目印だったことでしょう。高取山頂上には高取神社があります。昨年11月に、ここに「心のポスト」が設置されました。保護司仲間の小西清次さんの発案です。誰にもみられない手紙、このポストにそっと入れて、「思い」を届けます。ときに、神主さんの立ち合いのもと、「お焚きあげ」で燃やすそうです。高取山ではたくさんの「信仰の印」も発見できます。山で、「体を鍛える」のと同時に、パワースポットのように「こころをいやす」場所でもあります。


106話 高取山からの展望

7月21日の「ワンコイン番組」神戸ソーシャルブリッジのプロボノたちが参加

7月21日のワンコイン番組の参加者は今ちゃんこと今井正さん、そして2018年度神戸ソーシャルブリッジにプロボノとして参加された4人の方が2人のこのプロジェクト担当者2人とFMYYを体感するために「ワンコイン」に参加。募金にもご協力いただきました。今井正crewが今ちゃんのお話として「タコで夏を乗り越えて」を用意してくれました。ミキサーは金千秋です。

神戸ソーシャルブリッジのメンバーは、邉見彰寛さん、野口知子さん、渋谷航平さん、松元雄大さん、そして神戸市担当職員の上原春香さんと事務局として参加しているCOOP神戸の山本周作さんです。

7月14日土曜日のワンコイン番組~土砂災害と夏越ゆかた祭

今日のワンコイン番組の参加者は、左から蔀より子さん、宮本健一郎さん、そしてKOBerriesの大出姫花さん、岡野春香さん、黒谷真琴さん、ミキサーは上澤寛文君、進行とスイッチャーは金千秋でした。
前半は西日本一帯での大雨・土砂災害について、宍粟市の方に土木の応援に行っていた宮本Crewからの報告。そして後半は17日・18日開催の長田神社での「夏越ゆかた祭」18日水曜日に出演のKOBerriesが紹介してくれました。

ワンコインはYoutubeでもご覧になれますので、FMYYのYoutubeサイトをお気に入りに登録してください。

「長田今昔ものがたり」第105話

第105話 北向八幡宮と那須神社、那須与一墓所(閑話休題) 2018年7月14日放送

板宿は商店街界隈がにぎやかです。妙法寺川に沿って、三木街道とよばれた細い道路を北上しますと、八幡神社や那須神社があります。弓の名人、那須与一(なすのよいち)をお祀りし、墓所も残っています。よいちさんは、信心すれば老いても「しもの世話にはならない」との言い伝えがあって、命日の7日にお参りする方が多いです。八幡神社の本殿前にある小さな祠の中には、南北朝の笠塔婆が祀られ、再調査して神戸市文化財に指定されました。北へゆけば妙法寺、与一さんの墓所がここにもあり、須磨と与一さんの関係は研究テーマのひとつです。


105話 須磨・妙法寺の那須与一の墓所

「長田今昔ものがたり」第104話

第104話 七夕や地蔵盆でにぎわう夏 2018年7月7日放送

関西というか、神戸の方の年中行事では、「月遅れ」という数え方があります。お盆などは8月15日ですね、おひなさんなら4月3日までに飾りを片付けるといった、融通を利かせる工夫があります。ワダカンの子ども時代、「七夕さん」は月遅れの8月7日でした。今は7月いっぱいが神戸の「七夕まつり」になっています。真野地区の、三ツ星ベルトが力をいれている七夕まつりは楽しいですね。地蔵盆は8月23日、長田近辺の子どもたちにとっては1カ月分のお菓子を1晩で集められる行事です。室町時代から始まったようで、最初はお酒を飲む大人の行事だったのが、子ども向けに進化したようです。


104話 真野地区の七夕まつり