「YY音源ライブラリ」カテゴリーアーカイブ

「長田今昔ものがたり」第54話

第54話 戦争も災害もありました 2017年7月22日放送

今昔物語の話し手のワダカンは、子ども時代、焼夷弾で焼け焦げた跡のある天井をみつめて、眠りについていました。日本では長く平和が続いていますが、西神戸の産業勃興のキッカケとなった、カネボウの工場用地決定の1894年は、日清戦争の年でもあります。1895年には台湾を日本の領土とし、1904年の日露戦争も勝利し、満州に足がかりをつけ、1910年には韓国を併合、アジアでは唯一、欧米列強と肩をならべる国力をつけてゆきます。この間、西神戸では、船舶や戦闘機や軍需用品も生産します。1945年の神戸大空襲、1995年の大震災など、産業振興の舞台には、戦争・災害もあったのです。


54話 川西航空機(本社は運河沿いにあった)「紫電改」 画・清水光久氏

KOBEビジョンひろめ隊♡第12回

第12回KOBEビジョンひろめ隊の出演は、安心安全グループです。

7月22日土曜日「KOBEビジョンひろめ隊」の番組のゲストは、
安心安全グループです。
私たちのグループは、家庭での防災、防犯、自助努力をテーマに、災害と犯罪に強いまちづくりに向け、市民の防災・防犯に対する意識を高める活動に取り組んでいます。
阪神・淡路大震災が原点であり、「忘れない」「忘れさせない」ということを念頭に、グループ名については、安心安全グループとしました。
昨年度は、災害への自助意識を向上させ、防災減災の知識を深めるための講演会・ワークショップを開催しました。
今後も、防災・防犯に対する意識を高める取り組みを進めていきます。

「いまどきのメディアリテラシー」第11回目

7月22日土曜日14時半から15時「いまどきのメディアリテラシー」
メディアが戦争を叫ぶ時 排外主義とメディアの問題を考える。
前回とは逆に、戦時下のアメリカのメディアの日本イメージを取り上げる。

司会:金千秋、講師:山中速人、学生:加藤星七、朝田有香子

7月15日のワンコイン番組~テーマは「和」~

7月のワンコインのテーマは「和」。
日本語の「わ」という言葉には、いろんな文字が連想されます。「和」「輪」「繋がりという意味の輪・和」「東洋という意味の和」

7月15日の参加者は、いろんな「輪・和」からつながる人々です。
ミキサー卓の3人は左から松井夕華さん、はまのかずみさん、藤田学さん。大学生の松井さんは、はまのさんの指導で初メインミキサー。

丸テーブルの前の三人は、右から和田幹司さん、江藤正さん、今井正さん。
和田さんと今井さんは元の会社の先輩後輩、阪神・淡路大震災とFMわぃわぃで繋がり、江藤さんはタイで3番目に古いカテサート大学 มหาวิทยาลัยเกษตรศาสตร์ から来られた日本語科の先生。FMわぃわぃのインターネット放送を通じて、それぞれに繋がっています。**この後和田さんの案内で長田まち歩き。いつもネット放送で聞いていた現場を体験されました。

番組途中で参加した藤田さんは、今も続く「KNG SUPERここの空気が好きだから~」の大先輩。20年近く前に「われら学校放送部」楠高校の生徒としてFMわぃわぃに来ていた彼が、今月からは「街ぶら」のcrewとして戻ってきてくれました。
集う、戻る場所としてのFMわぃわぃを実感する1時間です。、

「長田今昔ものがたり」第53話

第53話 一の谷不動尊 潮音寺、独立した磨崖仏 2017年7月15日放送

須磨一の谷に「磨崖仏」がある。1341年の作品です。南北朝時代の不動明王で、須磨の潮音寺に祀られている。藤田男爵が天理から須磨の別荘に移されたもので、その他、石仏群があり、天平年間の「板碑(いたび)」は天正年間の改ざんという説もあるが、一岩石に磨崖仏の六地蔵が施され残っている。昭和13年の水害で磨崖仏と石仏群ともに一の谷下流に押し流され、「流転不動」ともよばれ、水害にもめげず、奈良の地から神戸の地にやってきた須磨の貴重な文化財である。須磨駅から西へ徒歩10分です。石仏と花のお寺「潮音寺」は須磨寺の末寺、花の季節にぜひ訪れてお参りください。


53話 潮音寺 一の谷不動尊 磨崖仏不動明王

「いまどきのメディアリテラシー」第10回目

7月15日土曜日14時半~15時「いまどきのメディアリテラシー」
メディアが戦争を叫ぶ時。戦争の前にかならず吹き荒れる排外主義とメディアについて考える。太平洋戦争になだれ込んでいった日本のメディアを振り返る。
司会:金千秋、講師:山中速人、学生:加藤星七、朝田有香子