「ふらわあぽえむ」の皆さんをお迎えして(10月7日放送より)

今週の「より子のちょっと聞かせてもらいます」には、新長田にあるカフェ&ベーカリー「ふらわあぽえむ」より、代表のサカイさんとメンバーの田中克典さんをゲストにお迎えしました。

「ふらわあぽえむ」は、主に精神障がい者に就労の場を提供する目的でつくられたパン屋です。店舗は、新長田「アスタくにづか三番館」の地下一階にあり、営業時間は11:00~17:00。定休日は土曜日と水曜日です。


また、ふらわあぽえむでは新しい事業として、店舗の空きスペースを利用しての作品展示会も始めます。
その皮切りとして行われるのが、メンバー田中さん(本日のゲストのお一人)の絵の展示会。
「絵がお得意なんですか?」という蔀(しとみ)さんの問いに、田中さんは「はい、上手です。」と自画自賛♪ もう10年近く創作活動をされていて、個展も今回で二回目となります!
「田中さんはウルトラマンとか、ガンダムとか、仮面ライダーとかが好きで、そういう絵をたくさん描いているんですよ。」とサカイさん。
「この度は、仮面ライダーを中心に十数点を展示することになっています。10月19日の14時からは、店舗で田中さんを囲んで仮面ライダー談義をしようというイベントも行います。」
おいしいパンを食べて、コーヒーを飲みながら、仮面ライダー談義に花を咲かせてみてはいかがでしょうか***

「ずっとカフェ&ベーカリーのスペースを、地域の方に利用していただけたら良いなと考えていたんです。お気に入りの作品や力作を『みんな見てよ!』という方に、ぜひ展示してほしいです。」サカイさん、新事業にやる気満々です。スペース使用料も大変お安くなっています、皆さんどんどんご利用ください!

☆展示作品募集☆
14日間の展示:5000円
スペースは広くはありませんが、壁を利用すれば十数点の展示が可能です。
☆田中克典さんの展示会☆
10月16日~28日 11:00~17:00。土曜日と水曜日はお休みです。
19日のイベントのほかに、26日14時からは、田中さんの絵の先生である東野健一さんによる「ポト」(インド式紙芝居)の上演もあります。参加は無料です。ぜひ、おいしいパンを買って帰って下さいね☆

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神戸長田ライオンズクラブの皆さんをお迎えして(9月30日放送より)


今週は神戸長田ライオンズクラブ会長の藤尾さんと、チャーターナイト30周年大会委員長の天竹さん、そして幹事の丸橋さんをゲストにお迎えしました。

「ライオンズクラブは、仕事で時間はあまり無いけれども社会のために役立ちたいという人達が、少しの労力と少しの時間と少しのお金を持ち寄って活動している奉仕団体です」とは丸橋さんのお言葉。

先日は、神戸市外国語大学で使われていた机といす1300組を、カンボジアの小学校に寄贈しました。
「大学から『不要になった机といすをカンボジアの小学校にもらってほしい』というお話があって」。
このカンボジアの小学校とは、二年前にライオンズクラブで設立し、以来支援を続けてきたトロピアントムタモン小学校のこと。「それで、その協力をしようということになったわけです」。
多大な費用のかかる運搬にも、香港のOOCLというコンテナ会社や山九株式会社などから全面協力を得て、コンテナをボランティアで(!)運んでいただきました。

このほか、橋の整っていない通学路に、「カンボジアの子どもたちに愛の架け橋」を合言葉に現地との折半で橋を建設し、また長田区内の団体の協力により折り紙を寄付することも出来ました。


多くの協力のもとに無事寄贈された机といすは、同小学校のほか、カンボジア首相によって建設されるフンセンクロス小学校でも活用されています。
寄贈の式典にカンボジアを訪れた皆さん。「子どもたちは本当に純粋で礼儀正しくて、目がキラキラとしていて。本当にかわいいんですね」と、とても嬉しそうに話されます。

「ライオンズクラブなんてお金持ちの道楽ちゃうん!なんて勝手に思い込んでましたけど」と先入観を持っていた様子の蔀(しとみ)さん。「今回お話しを聞けてよかった。こういう活動はこれからもっと大切になってくると思うし、こうした中から、人と人とのふれあいとか温かさが生まれていってくれると嬉しいですね」。

奉仕活動に熱い「長田の男たち」の集う神戸長田ライオンズクラブ。これからもぜひ熱い活動を続けていただきたいです!
……女性の会員のかたも、切実に募集しております。

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声のトゥモロー(9月23日放送より)

今週の「声のトゥモロー」は、ウィング神戸の石山さんと実習生の橋本さんが取材に出かけた、大型百貨店のお話です。

その百貨店では、施設内の設備の見直しなど、ユニバーサルな取り組みを始めているそうです。

「一階のインフォメーションには車いすの貸し出しがあったり、設備について一般のお客様にアンケートをとったりされているそうです」。取材に出かけた石山さんは、百貨店の取り組みを紹介してくれます。
百貨店は高齢者の利用も多い場所。そうした高齢者の為はもちろん、ユニバーサルデザインを取り入れることで、障がい者や子ども連れなど、もっと幅広くアピールしたいという考えがあるようです。
施設を作り変えるという面はなかなか難しいですが、『誰でも使いやすい店内にしたい』という気持ちは強くあります。

一緒に取材に出かけた実習生・橋本さんも「子供用品のフロアはトイレがとてもカラフルで、子供用のトイレもありました」と、しっかりと情報を持ち帰ってくれました。子ども用トイレのほかにも、手を洗うところも段が低くなっていたり、授乳室があったり、子どもにもお母さんにもやさしい造りとなっているようです。
「白とピンクが基調で清潔感がありました。また後日撮影させてもらって、きちんと情報発信できたらと思います」。

石山さんは取材を振り返り、「私たちも、百貨店がそうしたユニバーサルな取り組みをしているということを知らなかったので、勉強になりました」と話します。
ユニバーサルなまちづくりが、少しずつ広がってきているようです。
こうしたユニバーサルデザインのお店がどんどん増えてくれるといいですよね!

取材の内容は、ウィング神戸が発行している新聞折り込みフリーペーパー「びと」で紹介される予定です。
ウィング神戸のHPから紙面ダウンロードも出来ますので、皆さんぜひご覧ください。

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よかよかくらぶの皆さんをお迎えして(9月16日放送より)


今週の「より子のちょっと聞かせてもらいます」には、長田区久保町の本町筋商店街にある「よかよかくらぶ」からスタッフの竹原さんとメンバーの伊藤さんをゲストにお招きしました。

よかよかくらぶは、精神障がいを持っている方やアルコール依存症の方に就労の場を提供し、安定した地域生活をおくれるよう生活支援も行っている施設です。疾病や入院生活によって損なわれた生きがいを回復できるよう支援し、居場所作りを目指しています。
買い物や料理教室などの生活支援グループと、サーターアンダーギー(沖縄ドーナツ)やあんドーナツを作る就労グループとがあり、ドーナツは施設一階のお店部分で売られています。
長田でも「サーターアンダーギーを売っている……」と言えば「ああ、あそこ!」とかえってくる、ミキサー日比野さんもお気に入りのお店です。


よかよかくらぶで売られているサーターアンダーギーは、奄美出身二世の佐竹さんがお祖母さまから教わったレシピで作られており、水を一切使用していない(!)との事です。「水を使わず水分は卵だけですので、こねるのに力が要ってひと苦労です……」。「天気や気温によって配合やこね方を変えなければいけませんから大変ですよ」と、おいしいドーナツの裏側にはいくつものドラマがあるようです……!

メンバー伊藤さんにこれからの夢をお聞きすると「一生元気にいたいなぁ」とおおらかな答えが返ってきました。よかよかくらぶで日々すごしているからでしょうか!?
スタッフ竹原さんは「ドーナツをもっともっと売って、メンバーの工賃をちょっとずつでも増やしていきたい」とメンバーの皆さんのことを考えておられるようです。


渾身の手こね作業によってうまれる、奄美のおばぁ直伝のサーターアンダーギー。
白糖、黒糖、ゴマの三種類。しかも一個30~50円ととってもお買い得です☆
皆さんぜひ一度足を運んでみてください♪

アジアン・デ・ナガタのHPでも紹介されています。地図もありますのでご参照ください。

よかよかくらぶでお買い物できる商品券のプレゼントもいただきました! 詳しくはひとつ上の記事をご覧ください。

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声のトゥモロー(9月9日放送より)


今週の「声のトゥモロー」には、ウィング神戸へ実習に来ている、神戸市立友生養護学校の生徒さんと、神戸学院大学の橋本さんをゲストにお迎えしました。

友生養護学校の実習はこれからで、生徒さんも「電動車いすで色んなところに行きたいです」とやる気満々です。
一方、橋本さんはすでに4週間ほどの実習を通して、いろいろな経験をされました。

車いすの方と出かけたことがなかったと言う橋本さん。「(車いすの方と)三宮に行ったときに、地下鉄からエレベータが遠くて不便だなあと思いました」と、健常者では気付かない不便さを実感したそうです。

「この実習に来る前と今では、車いすユーザーに対する意識は変わりましたか?」
「そうですね。一人で町に出かけたときも、段差を意識するようになったりして……」。――車いすならこの段差は大変だろうな、という想像がはたらくようになったと橋本さんは言います。
この「想像力」がもっと多くの人に養われたら、すごく素敵な世の中になりますよね。


橋本さんの実習はあと一週間ほど。WEB版のガイドブックページを書くために、三木市にも取材に行っています。
「三木の観光スポットはお寺や神社なんですけど、やっぱり石段があったりして、車いすでは難しいところが多かったです」と、車いすでも行けるスポットを見つけるのはひと苦労のもよう……。
そこに芝田さんは「今までなかなか三木まで手が出なかったので、取材に行ってもらえてうれしいです」と無邪気にプレッシャーをかけます。
さて、橋本さんはいいスポットを見つけ出せるのでしょうか!? どんなページが出来上がってくるのか、楽しみですね。

みなさん、ウィング神戸のホームページにぜひアクセスしてみてください♪

または下の動画でも同じものをお聞きいただくことができます。

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