カタログNo.1 夙川さくら作業所の草木染め製品(4/22&5/6放送)
2008/05/07 水曜日 【 作業所Craftsカタログ 】
目が見えない。歩けない。いろいろあるから、発信したいことがある。だれもが暮らしやすい社会のため、障がい者の目線でスルドく切り取ってお伝えする番組。神戸長田の放送局FMわぃわぃから
2008/05/07 水曜日 【 作業所Craftsカタログ 】
2008/05/07 水曜日 【 番組 】
4月29日はゲストに工業デザイナーの畑中博さん(写真左)をお迎えしました。畑中さんは、共働作業所くららべーかりーのマスコットキャラクターや一七市(いちなないち)のポスターのデザインを手掛けています。
ギターのチューニングをする音叉やスペーカーなどの数々の工業品をデザインをしてきた畑中さんは、くららべーかりーの石倉泰三さんと出会い、協力をすることになりました。「お金をもらってクライアントのオーデーに応えてする仕事ではなく、好きなイメージで楽しくデザインができます」と声が弾みます。
視覚に障がいのある番組パーソナリティーの蔀さんからの「目の見えない人には、どんなデザインをするんですか?」という問いに、「紙粘土などを使った立体デザインですね」とアイデアを膨らませてくれました。
また色は決めつけるものではないとも。「空は青い、と大人は言ってしまいがちですが、空にもいろいろな色があります。見えなくて、その人が描きたい色で表現することが大切なんです」。そして、子ども達から学ぶことがたくさんあると語って頂きました。
髭を蓄え、穏やかな声の語り口の畑中さん。ありがとうございました。畑中さんがデザインしたキャラクターが描かれたくららべーかりーのパンを運ぶ車が、今日も長田のまちを走っています。