KOBE bridging JAPAN & AFRICA through ICT 第17回 日本語

今回は日本語バージョンは、2ヶ月連続の内容として放送します。 前半は、11月3日の第1週土曜日と10日の第2土曜日、そして後半は12月1日の第1週土曜日と8日の第2土曜日の4時~4時半日本語で、4時半から5時は英語で放送します。
今回は、「AfricaToday」と題して、いつものメンバー以外の方にも参加いただき、現在のアフリカをテーマにいろんな話をしています。
普段はあまり身近とは言えないアフリカについて、少しでも興味を持っていただく機会になれば嬉しいです。
パーソナリティは、神戸情報大学院大学の船山・プロジェクトマネージャー(左側:草の根事業担当。アフリカなどの国々でNGO活動等に参加)とセンダ先生(右側:コンゴ出身 大阪大学大学院を卒業、建築家)です。

  最後に、参加者一緒にランチをしました。身近にアフリカについて語り合うという機会をもてたことは、FMYYのスタッフにとっても大きな経験だったようです。
この放送について、感想でも、ご意見でも、是非 FMわいわいへお送りいただければと思います。

2018年11月3日文化の日のワンコイン番組~多様性の展開!!

毎週土曜日12時からの番組はFMわぃわぃが提供する「みんなが発信者」になる場としての生放送(音声と画像)番組「ワンコイン番組」です。 FMわぃわぃの会員、そしてそれにつながる人々が、自分の思い、日々の中での気づきをみずから「発信者となる場」として維持運営しています。あなたの日々の中での気になること、なんだか変だなっと思うこと、それらをワンコイン握って、FMわぃわぃスタジオまでお越しください。

本日の参加は左から今井正さん、王秋云さん、坂田邦子さん、朴明子さん。11月2日の大阪南部・和歌山北部での地震の話。そして中国語と韓国・朝鮮語、そして漢字、中国本来の漢字の読み方から、朝鮮半島での読み方、日本での読み方と口から口へ伝わった~~~という流れがチラリと見えました。


今ちゃんの興味深い「旗振りのお話」現在に通じる情報伝達の重要性。時代時代での工夫や、応援する気持ちを表すものとしての役割。
文化的生活を常に満喫されている朴明子さんのおすすめ映画のお話。
また大きなメディアではなかなか話題になりにくい朝鮮学校の修学旅行での関西空港での「役人の忖度」が起因すると思われる「高校生のお土産没収」について、熱い語りがありました。
東北大学で教鞭をとられているメディア研究者坂田邦子さんと王秋云さんと朴明子さんは、スタジオでのたった1時間で、年齢も国籍も飛び越えた女子会が成立したようです。社会に対する視線・波長が同期したように思いました

10月27日ワンコイン番組「AFRICA TODAY」センダ先生は最後に参加!

本日のワンコイン番組は、「AFRICA TODAY」と題して、毎月の第1土曜日第2土曜日4時からの「KOBE bridging JAPAN & AFRICA throuh ICT」のセンダ先生にたっぷりお話しいただく予定でしたが、諸般の都合で45分からの参加となりました。

タイからご質問いただいていた「アフリカ人」という呼び名についての質問には、センダ先生にお答えいただけたのは幸いでした。
●タイからの質問:アフリカは、とっても広いです。そして文化や人も多様です。違いも地域によって大きいと思います。なので、「アフリカ人」という言葉で、ひとくくりすることに対して、どのように感じていますか。「アフリカ人」ということばで、アフリカの中にあるいろいろ多様な違いが見えにくくなる理由の一つになりませんか。ステレオタイプに見られる危険性はないですか。アフリカで暮らしている人達にとって、またはアフリカにルーツを持つ人たちにとって、「アフリカ人」という言葉に対してどのような気持ちを持っていますか。
●センダ先生の答え:私はアフリカのコンゴ民主共和国の出身です。と答えます。アフリカ人たちは、アフリカという地名やアフリカ人という呼び名に、誇りを持っています。それは多様な言葉、多様な文化が綺羅星のように存在するアフリカですが、それでも自分たちはアフリカという大陸の中の一員で繋がりがあると実感しているからです。もしアフリカ人という呼び方が失礼にならないか~~と思う時、思う人がいるのなら、それはその人の心の問題だと思います。

この番組の進行をしていた金千秋です。このお答えを聞いて、「アジア人です」という答え方をしない自分がいることに気が付きました。(実はいろんな血が混じっている自分ではありますが)

「長田今昔ものがたり」第120話

第120話 言葉の文化と西須磨下町の方言 2018年10月27日放送

「訛りは国の手形」と言われますが、井上さんによれば、「西須磨では、今は聞きようもない」という状態です。「兵庫・神戸のなんどいや」は、文字では伝わっています。「イノシシが腹を突(つつ)く」……おわかりでしょうか。旧10円札(高額紙幣)がイノシシ模様だったのです。懐に「お金をたっぷり」持つことがすくない庶民は、つい口にだしたかったのでしょう。「ぐつがわるい」「しゃないなあ」「どっとわややなあ」「べっちょない」など、微妙なところを表現していました。どこでも、だれでも、関東弁の「……サー」を孫世代が使うのを聞き、「方言」も「もうあかん」かなという思いがします。


120話 明治33年発行の10円札裏面「うらいのしし」
昭和初期、下町の「おっちゃん」の懐にこのお札が入ると、今日は「イノシシが腹を突く」と自慢した

2018年10月27日の「ゆうかりに乾杯!」

兵庫高校OB番組「ゆうかりに乾杯!」
2018年10月27日第138回ゆうかりに乾杯のゲストは、NPO法人リーフグリーン理事長の吉本加津子さんでした。

この番組はFMYYのyoutubeLiveで配信されました。
吉本さんは、高齢の方、障害のある方の居宅介護、訪問介護の他、制度外の支援、ふれあい活動、子育てに関する事業などに長年取り組んでこられました。

阪神大震災時は、自宅は震災前に建て替えたところで倒壊はしなかったが、しばらくの間住めないほど家具が破壊されたそうです。近隣の家やたかとり教会が戦災にあったように焼け落ちたことに大きなショックを受け、何かしなければという強い思いから、当時ヘルパーの仕事をしていたので、利用者の安否確認をしヘルパーの活動を続けると共に、「まちの保健室」として仮設や復興住宅への訪問活動をされました。

そのような活動を見ていたカトリックたかとり教会の神田神父から、まちの保健室を恒久的活動にすることを勧められ、聖書研究会4人のメンバーで2000年4月に「リーフグリーン」を立ち上げました(2005年1月にNPO法人化)。

介護保険法や障害者総合支援法は、財政問題等から頻繁に改正され制度の内容が難しいため、リーフグリーンの取り組みを通じて理解を深められたらということでお話を伺いました。

リーフグリーンの取り組んでいる活動は、①介護保険制度に基づく支援、②障害者支援、③会員を対象とした制度外支援である有償ボランティア、④地域の方々との交流を持つふれあい活動、⑤子育て支援など多岐にわたっています。

法改正で2018年度から導入された「介護予防・日常生活支援総合事業」については、財政難から国の方針として示された「自立支援・重度化防止」の考え方に基づき行われるもので、リーフグリーン設立当初から取り組んできた有償ボランティア活動の重要性に繋がっているそうです。

福祉関係従事者の人材不足と待遇問題が長年指摘されている中、40名を越える運営スタッフと200名を越える会員で事業を展開するのは、並大抵のご苦労ではないことは想像に難くありません。
我が国の最重要課題の一つに取り組んでおられるリーフグリーンの皆様に感謝申し上げたいと思います。

文書化した放送概要は「ゆうかりに乾杯!」の下記のURLでご覧いただけます。
http://yukari-ni-kanpai.sakura.ne.jp/

神戸市長田区から世界の言語で放送しています。