第8回 街ブラ〜人と街とくらしを探る

実りの秋ですね。今回の内容は、長田区の市街地に40年ぶりに田んぼが復活し、稲刈りが行われたという話題です。

長田区長田町にあります長福寺の境内で、原田住職さんが丹精して、お米を育てられました。田んぼには、稲刈りされたうるち米ともち米が、そしてあぜ道には りんどう・なでしこ・すいせんなどが咲いていました。となりの畑には、ピーマン・なす・みょうが・にんじん・じゃがいも・キャベツ・白菜・おくら・きゅうり・かぼちゃも植えられています。通り道から、作物の育つ様子が美しく見えるように、住職さんが心のアートをされています。この田んぼアートは、道行く人々の心の癒しになっています。

一切、農薬や化学肥料は使わず、淡路島から連れてきたカエルやアカハライモリがボウフラを退治し、猫がカラスを追い払い、井戸の水を使って 夏の熱帯夜から田んぼを守り、色んなご苦労をされて お米と野菜は見事に実りました。原田住職さんは、地域のみなさんに古き良き農村風景を楽しんでもらい、子どもたちが農に触れる機会を作りたいと笑顔でお話してくださいました。

是非一度、長福寺さんの田んぼを訪れて下さい。
心が癒されますよ!

次回もどうぞお楽しみに!

JIM-NET日本イラク医療支援センターからのチョコ募金!


ず~~とFMわぃわぃと連携しているイラクの小児がんの子どもたち支援JIM-NETのためのチョコ募金です。
「チョコ募金」は、2006年から毎年おこなっている冬季限定の募金キャンペーンです。
寄付のお礼にチョコレートをプレゼントしています。
チョコ募金は以下の活動に使われます。
★イラクの小児がん医療支援
★シリア難民・イラク国内避難民支援
★福島の子どもたちを放射能から守る活動
チョコ募金には、毎年大きなテーマがあります。
今年のテーマは「みんながHappyになれるチョコ」です。

FMYY金千秋からひと言!
シリア難民やイラク国内難民(海外へ難民として出ることもできない人々)の話はJIM-NETの方々からお聞きしました。支援に力を尽くされる彼らのお話をFMYYの番組にご出演いただきお聞きした私は、難民とは紛争とは、世界の大国・強国の政治的争い・その力の駆け引きから生まれているんだと私は理解しました。
大国同士の綱引きで生まれる難民問題は現在もなお続いています。そして自らが起こしたことでもないにもかかわらず難民となった人々がは、世界の強国といわれる国々から排除されようとしています。
日本政府はその強国とともに歩もうとしています。
難民たちの地域は、強国の放射能の威力を搭載した爆弾が打ちこまれ、小児がんは多発しています。その子どもたちの治療に奮闘している日本の民間組織はたくさんありますが、その一つがJIM-NETです。
まずはこの子どもたちの命を支えるため、そのためのチョコ募金です。可愛らしい毎年のチョコのカンカンの入れ物を彩るのは小児がんの子どもたちの絵です。
私はたくさん集めて、中のチョコ(北海道六花亭のハート形のチョコ。とってもおいしいです)を食べてからは中に磁石を入れて冷蔵庫に飾っています。イラクの子どもたちは2011年福島の原発事故のNEWSを見て、自分たちを支援してくれる日本の福島の子どものために募金をして支援金を送ってくれました。
この心をとても大切にしたいと思います。ぜひ一度このチョコ募金に参加ください。お願いします。

「長田今昔ものがたり」第70話

第70話 須磨の近代文化遺産(閑話休題) 2017年11月11日放送

井上さんが須磨で見つけた「これ! こんなトコにあるの?」という100年前後の文化遺産を紹介します。まずは国鉄(JR)の海岸添いの「防波堤」。石積みであって、「そり」があって、「波返し」まで細工されています。またの自慢は「天神橋」。そう、JR線路をまたぐ「跨線橋」です。昭和2年の設計ですが、すでに複々線を見通し、広く作られていたのです。この橋は昭和8年に「市電」も通る橋になります。離宮道を歩いてもらうと、今でもお金持ちのお屋敷の塀が50mほど残り、また、屋根に趣きがあり、小窓もしゃれていて、下の方には御影石がつかってある……。ともかく、散歩でも、いろんな発見ができます。


70話 須磨の近代文化遺産? 現JR須磨-塩屋間「須磨の浦」波返しの石崖、震災にも被害なく100年ほど路線を守っている

わぃわぃキッズラジオ「ふれあいフェスティバル2017」

今月のわぃわぃキッズラジオ。キッズパーソナリティは、ガールスカウト兵庫県連盟が11/23(祝)に開催する、「ふれあいフェスティバル2017」の高校生の実行委員メンバーです。

普段は神戸、三田、伊丹とバラバラの地域で活動する3人ですが、このイベント開催に向けて、それぞれがコーナーを担当して企画準備をしているそうで、イベントのPRのために出演してくれました。

イベントのテーマは
「SMILE the WORLD 〜世界を変えるのは今だ‼︎!〜」

大人のリーダーのサポートを受けながら初めての企画書作りにトライした苦労話や、色んな国の楽器を使った音楽会をどうやったら実現できるか、実行委員メンバーであーだこーだと意見交換して企画を進めてきたことなど、学校では学べないスキルを身につけながら、大きなイベントの準備に一生懸命取り組んでいる高校生のイキイキとした想いを聴かせてくれました。

すでにカナダに海外派遣に行ったメンバーもいましたが、3人ともいつかは世界に出たい! と、グローバルに視野を広げていることに感激しました。

このように企画実行力を身につけて、世界に目を向けている高校生が身近にいることが、とても嬉しく、心強く感じました!

11月11日土曜日のワンコイン番組~新しい会員が参加しました。


11月11日土曜日12時からのワンコイン番組。
本日の参加者は蔀より子さん(右)玉井良平さん(左)と進行とミキサーは金千秋でお送りしました。

蔀より子さんは、先月一度もFMわぃわぃに来ることができなかったこと。それは外出するための視覚障がい者にとって重要なヘルパーさんを確保できなかったからだそうです。
ヘルパーさんになる人がどんどん減っていき、せっかく神戸市との折衝を繰り返し32時間のヘルパーさんに助けていただける時間を50時間に増やすことができたものの、肝心のヘルパーさんがいなくて、外に出えたくても出ることができなかったそうです。
これは重要な問題ですね。介護や託児所の現場でも同じような話を聞きます。これは政策も問題であり、つまりは1票のある一人一人の責任でもありますね。選挙が終わった後だけに身に染みるお話でした。
10月のトピックは、ずっと行きたかった気仙沼の震災6年7か月目を体感してきたそうです。そして2011年のあの大震災が起こった時、少しでもみなさんに心の癒しをということで作詞作曲した曲を最初の1曲としてみなさんに聞いていただきました。

さてさて新しい会員となられた玉井良平さんは、実はこのたかとりとも連携する人々と繋がっていらっしゃったようです。現在はクラウンの活動を通じて、子どもたちの勉学の場での窮状を知り、少しでもわかりやすい「学習の場」を大橋で開設されるそうです。

「いじめ」だけでなく、登校はしていても教室の中で勉強についていけず、ただただ座っているだけの子どもがいる!という子どもたちの現実をお聞きしました。高校進学率94%の中でこぼれ落ちている子どもたちがいることを知りました。

言葉の壁でこぼれ落ちている外国語を母語とする子どもたちだけでなく、こういう「今」があること、未来に希望を見いだせない子どもたち、将来に不安を抱える人々がこんなに多い日本!
一人一人の存在はちっぽけで、ここからの声はとっても小さいけれどそれでも1995年の震災から始まった「このまちを住みやすくするために、だれでもが自分らしく生きていく道すじを耕していくために」FMわぃわぃは今日もあなたのもとに声を届けます。

たかとりコミュニティセンターの日常 11月9日(木)


10月9日木曜日 JICA関西のタイからの研修生が大勢でおいでくださいました。
人身売買について活動している方々です。たかとりの仲間であるアジア女性自立プロジェクトAWEPが講義しました。
終了後、木曜日のたかとりはみんなそろって食堂でお食事。本日はベトナム料理のフォーを研修員のみなさんと楽しく食べました。
タイ語やベトナム語の飛び交う「たかとりの日常」です。

神戸市長田区から世界の言語で放送しています。