「長田今昔ものがたり」第56話

第56話 ゴム工業の勃興 2017年8月5日放送

1908年、日本イングラムゴム(ダンロップの前身)が、長田区東尻池で「タイヤの会社」を作ります。英国が本社の外国資本系の会社で、機器・器具類も全部英国製でした。「進取の気風みなぎる」ところだったのです。1906年に運河近くに設立された阪東化学や、1919年にマッチ工場跡を活用した三ツ星ベルトも、布製からゴム製のベルト生産へと、切磋琢磨して技術革新を行いました。マッチ生産の勤勉な労働力と、内外を区別しない「人間対応力」が伝統となり今も残っています。1915年にはカワムラ自転車も創業、この地を去ったあとも、車いす技術で先端をいき、西神戸は「ゆりかごの地」となっています。


56話 ゴム工場の現場

「いまどきのメディアリテラシー」第12回目


8月5日土曜日14時半から15時「今どきのメディアリテラシー」
メディアが歴史を書き換える。極端な歴史認識が生まれる背景にあるメディアの働きについて考える。

司会:金千秋、講師:山中速人、学生:朝田有香子、加藤星七

第13回 ラジオママネット〜サタデーカフェテラス

今回のゲストは、食育指導士として、使命感を持って食の大切さを伝えていらっしゃいます、穴田英美さんです。

ご自身のアレルギー体験をもとに、自然療法を取り入れ、薬に頼らない育児を実践されています。保育士の経験を活かし、子育てひろばアドバイザーとして児童館や子育てサロンなどで、親子のふれあいを大切に活動していらっしゃいます。

活動のきっかけやリスナーさんに伝えたいことについて、お話をお聞きしました。また、食事・睡眠・運動 の大切さ、免疫力を上げるためには体温を上げることが大事であることをお話し下さり、そのためにはパン食よりご飯食のほうがよいとのこと。

温かいものや常温ものをたべると、夏バテしないそうです。これから、お孫さんのお世話をされている方々にも、ご自分の経験を是非お伝えしていきたいと語っておられました。

めんつゆの作り方など、なるべく添加物の入ってない手作りのものを教えて下さいますので、興味のある方は是非穴田英美さんの講座を受けて下さいネ!

また次回も素敵なゲストをお迎えする予定です。
お楽しみに〜

インドネシアでJICA草の根技術協力事業「官民協働によるコミュニティラジオを活用した防災力強化事業」がスタート

FMわぃわぃは、2017年7月から2021年7月までの4年間、インドネシア共和国において、独立行政法人国際協力機構(JICA)の草の根技術協力事業として採択された「官民協働によるコミュニティラジオを活用した防災力強化事業」を実施します。インドネシア・コミュニティラジオ協会、NGOのコンバイン・リソース・インスティチューション、アトマジャヤ大学ジョグジャカル校コミュニケーション学部の現地の三つの組織と協働で事業に取り組みます。

FMわぃわぃは、2012年10月から2016年3月にかけて、インドネシアで「ジャワ島中部メラピ山周辺村落におけるコミュニティ防災力向上」というJICAの草の根技術協力事業を実施しました。そのため、この度の事業はエフエムわいわいがインドネシアにおいて行う二度目の複数年事業となります。FMわぃわぃがこれまでの活動を通して蓄積してきた知見、経験、様々な人々や団体などとの繋がりを基に、インドネシアにおいて防災・減災の輪を広げる一助になることを目指します。

この度の事業は、(1) ジャワ島東部クルード山(ケルート山)、(2) ジャワ島中部ムラピ山(メラピ山)、(3) スマトラ島北部シナブン山、という三つの活火山の近くにある村々を中心に行われます。これらの三つの火山はいずれも2010年以降に大規模な噴火とそれに伴う二次災害を引き起こしています。事業実施地の村々は過去に被災しただけでなく、今現在も二次災害の再発や再噴火の危険にさらされており、地域のコミュニティラジオ局が防災・減災の分野でできる貢献は少なくありません。FMわぃわぃはインドネシアの事業パートナーとともに、事業実施地にある八局のコミュニティラジオの防災・減災活動を支え、コミュニティラジオが防災・減災に携わる様々な団体や行政組織と連携・協働してゆくための仕組み作りに取り組みます。また、この事業には、日本とインドネシアにおいて防災・減災に携わる市民活動家や地方行政の担当者がそれぞれの知見や経験を共有するための草の根交流活動も含まれます。

事業実施地の火山の概要(ウィキペディア日本語版へのリンク)
ジャワ島東部 ケルート山 ジャワ島中部 ムラピ山 スマトラ島北部 シナブン山

(上の写真は、ジャワ島スラカルタのインドネシア・コミュニティラジオ協会事務所にて、同協会スタッフと撮影したものです。左から同協会代表のSinam Sutarnoさん、FMわぃわぃ日比野純一、同協会のHamidah Novikaさん、FMわぃわぃ中川崇)

「長田今昔ものがたり」第55話

第55話 生活様式が変わりました(閑話休題) 2017年7月29日放送

今昔物語のもう一人の話し手の井上さんは建築家です。このところ、住まいは様変わり、日本式から超洋風化、間取りの呼び名もカタカナになっていると話されます。様式が変われば居住形態も変化、住宅建築も様変わり!です。家を建てるのは誰? 昨今の家は商品、不動産ではなさそうです。便所ひとつをとっても、厠(かわや、こうや)とか、雪隠(せっちん)、雪かくしとか、ご不浄と言っていた時代から、「トイレ」という呼称となり、水洗はおろか、ウォシュレットで乾燥まで引き受けてくれます。リビング、キッチン、クローゼット、エントランスとかで、「大工さん」を追いだしたかもしれません。


55話 昔の便所(一例)

本日は第5土曜日19時15分~20時以外は今月の再放送です。


7月29日は第5土曜日です。
第5土曜日の放送は、今月のワンコイン番組の再放送と、6時30分からの「YYjournal~長田の視点」の再放送の間は、今月の番組の再放送をお送りいたします。
また
19時15分~19時30分「長田今昔物語~千夜一夜」
19時30分~19時45分「Voice of FUKUSHIMA」
19時45分~20時00分「だるま森+えりこのデモクラティックフラワーズ」
上記3つの番組は毎週新しい番組をいつものようにお送りしております。

神戸市長田区から世界の言語で放送しています。