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2025年4月29日火曜日祝日長田四大祭春の祭り「第21回花水木まつり」


今年も長田の園遊会と称して長田四大祭のトップ春の祭り「花水木まつり」が華やかに開催されました。
花水木は長田の木、そして花水木の白い花、薄紅色の花を咲き誇るこの時期に開催は21回目となり、それは花言葉にある「返礼」の意味合いが深く込められております。
30年前の1995年長田のまちを焦土と化した「阪神・淡路大震災」
しかしその直後から当時まだ制度も何もない時代にもかかわらず、全国各地から「なんとか救援を、支援を」という「人が人を想う気持ち」それが「行動につながり」、信じられないくらいたくさんの方々が、被災地に駆けつけてくださいました。
それからすでに30年以上。
その方々への感謝の思いとその時に生まれた「人が人を想う心と共に、そして傷ついた人を支え、寄り添うため」
生まれた幾多の「試み、行動」を感じていただき伝え続けることを、この祭りの基本コンセプトとして、開催しています。
あの震災から奇跡のように生まれたFMYYもその理念に呼応し、その一助として毎年参加しております。
会場の様子を、2022年からこれもまた奇跡のように繋がった動画制作カメラマンTakumi・UEMURAの映像でお送りします。

人間が語る、映像が語る、データが語る阪神・淡路大震災 〜記憶の継承のために〜

人間が語る、映像が語る、データが語る阪神・淡路大震災
〜記憶の継承のために〜

制作:エフエムわいわい、関西学院大学総合政策学部研究班
構成:山中速人(関西学院大学名誉教授)
統括:金千秋(NPO法人・エフエムわいわい代表理事)
DVD版発行 関西学院大学総合政策学部(媒体:『総合政策研究』第67号付録)
<刊行にあたって>
2024年、神戸は阪神・淡路大震災から29年を迎えます。
阪神・淡路大震災の記憶を忘れず、次世代に伝えるため、エフエムわいわいと関西学院大学総合政策学部研究班は、2020年以来、
記憶継承のための共同研究にとりくみ、2023年秋、その成果の1つとして動画番組『記憶を語り継ぐ阪神・淡路大震災』を制作しました。
そして、このたび、その番組のDVDが、関西学院大学総合政策学部より刊行されました。
この番組では、大震災の実像をできるだけ多面的に伝えるために、被災者自身の証言、震災時に記録されたビデオ映像、統計数値や地図などの客観的データの3つの異なった素材を組み合わせる試みが行われ、60分の動画にまとめられました。
制作に当たっては、多くの方々からご支援ご協力をいただきました。インタビュー出演してくださった被災者の方々をはじめ、
記録映像やデータの提供、ナレーション、イラストレーション作画、撮影、ドローン操作、編集、DVD制作など、
多岐にわたる制作過程でご協力をくださった方々、そして学生のみなさんにあらためて心から感謝を申し上げます。

**2024年3月15日、この動画制作にあたりご協力いただいた方々、そして野田北部、日吉など、カトリックたかとり教会周辺の地域の方々にも広報させていただき、教会聖堂での上映会、そしてその後の懇親会を開催いたしました