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わぃわぃを場として集い発信する人たちの番組、ローカルニュース

2019年3月23日「ゆうかりに乾杯!第143回」

2019年3月23日 FMYYの番組「第143回ゆうかりに乾杯」のゲストは、安積沙矢さん(ペン画家、介護士、写真テーブル右から2人目)、首藤義敬さん(株式会社Happy代表、写真後列右端)と奥さんの美幸さん(写真テーブル中央)にお越しいただきました。

安積沙矢さんは、地域でペン画家として活動しながら、首藤義敬さん経営の「はっぴーの家ろっけん」で介護士として活動されています。
ペン画を始めたきっかけは、3年前に突然メニエール病になり目まいで外出もできなくなった時、リハビリとして始め、元々ものつくりが好きだったことから自分で色々工夫していきました。
自分の作品がレンタルスペース「r3」のオーナーに喜ばれたことから、知り合えたお店に提供することを始め、個人には名前の1文字を絵文字で描いたものを提供するようになりました。
「r3」がきっかけで首藤さんの「はっぴーの家ろっけん」を知り、介護士の資格を持っているのでスタッフとして働くことになりました。

首藤義敬さんの会社(株)happyは、こんな暮らしがあったらいいのになあと思うものを作っている会社です。
結婚し子供が生まれた時14人ほどの大家族で生活した時の心地よい生活体験から、「はっぴーの家ろっけん」を作るため、計画段階で100人以上の街の人の意見を聞き事業計画を作りました。
自分たちの暮らしが楽しくなるエンタテイメントの施設が欲しいという多くの意見に基づき、自分たち家族と入居者、そして地域の多くの人たちが楽しく集える場所ができました。
首藤さんの発想は、従来の高齢者の施設の概念を根本から変えるもので、入居者、施設スタッフ、近隣住民、来客者が一緒に集える空間を提供することで、皆がはっぴーになれる居場所は、日本が直面する少子高齢化対策の重要なモデルになることを確信しました。

この番組は、リスラジ、サイマルラジオ、FMYYyoutubeでLiveで配信されました。

2019年3月23日「ワンコイン番組」

本日のワンコイン番組の参加者は、田村遊さん、佃由晃さん、藤田学さん、ミキサーは平野由美子さん。バックグラウンドも、住んでいるところも関心もそれぞれが違うFMYYで繋がった仲間トークをお聞きください。あなたも一度FMYYの市民の広場「ワンコイン番組」にワンコイン握りしめておいでくださいませ。FMYYはいつでもあなたのおいでをお待ちしています。

第22回 街ブラ~人と街とくらしを探る

今回の街ブラは、神戸市北区ひよどり台にあるマナ助産院で助産師をされている、渡邊和枝さんをゲストにお迎えしました。
一般社団法人「小さないのちのドア」の理事でもいらっしゃいます。

「小さないのちのドア」は、思いがけない妊娠や、育てられないと悩んでいる女性のための相談窓口です。
24時間無料で、電話、メールやLINEでの相談、来所での相談を受けつけています。

この活動のきっかけは、熊本の赤ちゃんポストを関西にという動きと、中絶や虐待などで失われていく命を救いたいという思いから始まりました。
昨年2018年9月に始まり、今年の2月末で約500件もの問合せがあったそうです。

この活動は寄付で成り立っているため、資金集めが必要になります。
行き場のない女性たちが安心して身を寄せる場所を確保するために、マタニティホーム・マナを建設したいとお話しくださいました。

また、渡邊さんは、「いのち語り隊」として、幼稚園・小中高校・大学や、ハンディのある方にも、命の大切さを伝える活動もされています。

渡邊さんの話によれば、日本では毎年多くの中絶が行われており、10代20代の女性も半数を占めているようです。
小さな命は勿論のこと、お母さんの心と体を大切にするために、相談できる場所があることを是非知っていただきたいと思いました。

小さないのちのドア、専用電話番号
078-743-2403

これからも、街ブラは輝く人・街を応援します!

エンディングテーマ曲は「Touch the Rainbow」、演奏は Bloom Works でした。

2019年3月9日のワンコイン番組~来週16日は再放送です!

3月9日のワンコインの参加者は、蔀より子さん、宮本健一郎Crew、ミキサーは上澤寛文Crew、スイッチャーは金千秋でお送りしました。

始まりの前に、様々なマシーンのテクニカルのトラブルがあり、申し訳ありませんでした。
いやいや生放送がいろんなことが立て続けです。来週16日は再放送対応ですので、ご参加を予定されていた方は、ご容赦くださいませ。

今回は、宮本Crewによる、日台友好歴史探訪旅行記その4最終回でした。
【日台友好歴史探訪旅行記5】
1 1947年2.28事件と白色テロ
1945年8月の日本の敗戦直後の中国は、蒋介石の率いる中華民国が代表する南京政府でしたが、政治的に不安定な台湾、中国、朝鮮では、イデオロギー対立の内戦が始まりました。

これらの地域における今にも続く混乱は、ポツダム宣言受託で、日本が台湾、朝鮮、満州を放棄しましたが、その地をめぐって、我先にと実力行使に突入し、それも東西陣営の代理戦争の様相となっていったことに原因があります。
(いつになっても人間は、戦争を求める生き物なのでしょうか。)
1946年国共内戦、蒋介石の国民党と毛沢東の共産党が戦います。
1947年2月28日、台北で抗議デモに憲兵が発砲、国民党は大陸から軍隊を台湾に派兵し徹底弾圧、史上最長1987年までの戒厳令が始まり、白色テロとなりました。白色とは、政権側による、テロとはテラー、恐怖で支配する意味です。
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2019年3月2日「ワンコイン番組」3.1独立運動、そして311東日本大震災

3月になりました。3月11日は東日本大震災から8年!そして朝鮮半島にとって3月1日はとても大切な日です。

本日の参加者は、今ちゃんこと今井正さんと朴明子さん、ミキサーとスイッチャーは金千秋です。
■今ちゃんのお話は「コピーの力いろいろ」

■朴明子さんのお話は、「三・一独立運動」
日本では知られていませんが、朝鮮半島の人々にとってはとっても大切な日です。
そして日本もこの歴史を知識としてきちんと知り、そしてその思いを受け止める力を持たなければ、これからの多様性のある時代、住みやすいまちづくり、地域づくりをすることができないと思います。
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朝鮮半島が1910年日本に「韓国併合」されたことに抵抗し1919年3月1日、「朝鮮独立万歳」と叫んでデモが行われた。あらゆる層の人達が参加して数万人規模になった。
女性も大勢参加したが、柳寛順という女学生は集会を組織したとして捕まり獄死した。
彼女は韓国のジャンヌ・ダルクといわれる。
後に韓国国内で、女性であるあるがゆえに彼女への評価が低かったのではないか、という声があったため、100周年に当たる2019年の今年、評価が見直されたという。
抗議のデモは全国に広がり2カ月ほど続いたが、日本の官憲などによって数千人の死者を出し鎮圧された。その後はこれほど大規模な抵抗運動はなかったが、朝鮮人は奪われた祖国を取り戻すために、多くの犠牲を出しながらも日本の敗戦まで抵抗し続けた。
いや、解放後も差別と監視のもとで、様々な権利を取り戻すための闘争が今も続いている。
パク・ミョンジャ記

2019年2月23日「ゆうかりに乾杯!」

2019年2月23日 FMYYの番組「第142回ゆうかりに乾杯」のゲストは、兵庫高校創造科学科3期生の生徒さ3名(小出浩暉さん、今井花さん、嶋崎友璃奈さん)と大澤先生にお越しいただきました。
この番組はFMYYのyoutubeLiveで配信されました。

兵庫高校創造科学科は、3年前に文部科学省の「実社会との接点を重視した問題解決型プログラムによる実践研究指定校(SGH指定校)」に認定されたことで、普通科とは独立した学科で独自のカリキュラムににより「未来社会を創造するグローバルリーダーを育成」することを目的にしています。
放送では入学間もない1年生の生徒さんたちが、どのような勉強をし問題解決に取り組んでいるかを以下の観点でお聞きしました。
・入学直後に創造科学科の生徒40人を8班にわけ、班ごとに地域課題の中からテーマを絞り、地元企業、行政などのサポートを受け解決策を見出していくグループ研究。
・後期は自然科学における最先端の課題に神戸大学院生のサポートを受けたグループ研究。
・RRE(Reserch and Reprt in English)という英語による読解、レポート作成、プレゼンテーション、留学生とのワークショップなどを通じ英語能力を高める。
・社会で活躍している専門家から、国内外の諸問題について直接指導を受ける。
・他の高校、大学との交流を通じ問題解決能力の向上に資する。

お話を伺い、いずれの取り組みも従来の高校教育のレベルをはるかに超えた実践教育と感じ、このような環境で育った生徒さんは今後の日本(世界)を牽引する人材に成長していくと思いました。

文書化した放送概要は「ゆうかりに乾杯!」の下記URLでご覧いただけます。
http://yukari-ni-kanpai.sakura.ne.jp/
ゆうかり放送委員会 佃 由晃