リーフグリーン かわら版

会員・スタッフの声

贈り物 通信114

気持ちが緩みがちになっている中、ウイルスの感染拡大の第3の波が押し寄せてきています。皆様、いかがお過ごしでしょうか。第1の波の時と同じ様な緊張感が高まりなんとも落ち着かない毎日です。今一度一人ひとりが感染対策をしっかりと行い改めて生活を見直す必要がありそうですね。さて今年も残すところあとわずかとなりました。
振り返ってみると季節の行事が軒並み自粛傾向となり「らしさ」をあまり楽しめない1年になったのではないでしょうか。桜、夏まつり、遠足、忘年会等・・・心配していました大晦日の紅白歌合戦は無観客で行うみたいで一安心。(無類の紅白好きな為)
そんな「らしさ」を味わえない日々を送る中、リーフグリーンらしさを評価して頂けたとても喜ばしい出来事がありました。【黒田裕子賞】受賞です。阪神・淡路大震災をきっかけに被災者、高齢者、障がい者への支援活動に積極的に取り組まれた故黒田裕子さんの意思を引き継ぎ実績や功績に見合った団体に贈られる賞です。リーフグリーンの誕生のきっかけとなりました「まちの保健室」も同じく阪神・淡路大震災においてそれぞれの立場の垣根を超えた支援活動に取り組みました。その思いを変える事なく今年20周年を迎えました私たちにとって最高の贈り物となったのです。らしくない季節は移り変わりも四季折々の魅力も見失いがちになってしまいます。私たちリーフグリーンはこれからも「らしさ」を忘れぬ様みんなで支え合う社会の柱として先を急がず一歩一歩着実に歩んで参ります。今年の通信はこれが最終となります。来年も明るく楽しい出来事をたくさん発信して参ります。皆様、1年ありがとうございました。少し早いですが、良いお年をお迎えくださいませ!  理事長 麻田

今回のメイントピックス  黒田裕子賞受賞!

9月中旬、とても名誉のある嬉しい話が事務所に舞い込んできました。それは、第4回「黒田裕子賞」受賞のニュースです。黒田裕子さんは、生前、阪神淡路大震災の時にボランティア活動にご尽力された方です。受賞理由は、「故前黒田理事長が、次世代を担う子育て世代に配慮した活動は、直接展開できなかった分野だけに、子育て世代にも”黒田マインド”を継承するには適切であり応援したい団体です。当基金と同じ20周年で子育て世代の事情に合わせた介護事業をされている貴団体に贈呈したいと思います。」というありがたいお言葉を頂戴いたしました。今までこの賞は個人が受賞されていたようですが、団体での受賞は、リーフグリーンが初めてのようです。受賞のご連絡をメールでいただき、みんな驚きながら喜びを分かち合いました。
10月20日(火)、贈呈式当日は、理事長の麻田さんと保育事業担当者の齊藤さんがリーフグリーン代表として出席しました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、最小人数での贈呈式となりました。贈呈式には、朝日新聞と神戸新聞の方が取材に来ておられ、取材を受け、掲載していただきました。
朝日新聞と神戸新聞に掲載していただいた後、会員様をはじめ、関係機関の方々からお祝いのお言葉を頂きました。このような、名誉ある賞を受賞できたことにスタッフ一同、感謝申し上げます。
私たちスタッフの努力だけでは、ありません。登録ヘルパーの皆さん、利用者の皆様、保育の子どもたち…みんな、1人1人の力が集まって頂けた賞です。この賞を頂いたことにより、スタッフ一同、さらに身を引き締めてそれぞれの活動に取り組んで参ります。今度とも、よろしくお願い致します。

お知らせ

12月30日(水)から1月3日(木)まで事務所はお休みさせていただきます。ご了承ください。年始は1月4日(金)から事務所を開けさせていただきます。

編集後記

今年も1年の終わりが迫ってきました。2020年、世界的にはコロナウイルスに振り回された年だったのではないでしょうか。皆様はどんな1年でしたか?このご時世、先の見えない不安がいっぱいです。そんな中で、今日良かったことを毎日1つ見つけていけたら心豊かに過ごせる気がしています。ケセラセラ。流れに身を任せ。来年はどんな年になるのでしょうか?わくわくドキドキしながら来る2021年をお迎えしたいと思います。今年の通信はこれで終わりです。皆様、2020年もお世話になり、ありがとうございました。来年の通信ですが次号発行は3月を目途に予定しております。この通信を年末のご挨拶と新年のご挨拶に替えさせていただきます。皆様、よいお年をお迎えください。そして、来年もよろしくお願いいたします。1日も早く落ち着いた今まで通りの日常がかえってきますように。(蔵元)

今回のメイントピックス  それぞれの働き方

新型コロナウイルスの流行により、私たちの日常は大きく変化しています。街中ではマスク着用は当たり前、お店に入れば消毒液が置いてあり、レジで並ぶときには前に並んでいる人と自然に距離を取っています。仕事面でも大きい企業はテレワークを導入し、リモートで離れた場所からでも会議に参加できるように工夫をして人と人との関わり方を変えています。リーフグリーンは介護のお仕事です。人と人が密接に関わるお仕事です。だからこそ、予防を意識して毎日過ごさなければなりません。
スタッフ数名に「コロナウイルス流行による変化」と題してインタビューしました。それぞれの立場で今できる対策を心掛けています。

Q.コロナが流行り出して働き方で変わったこと
A.パソコンを購入し自宅で仕事をする日がある。

Q. 終息したら何がしたい
A.終息するまでは気が抜けないが落ち着けば不要な外出…(富士急ハイランド)
江城

Q. コロナが流行り出して働き方で変わったこと
A.事務所に出なくてもいい時は、直行直帰したり、休みをしっかり取る様になりました。在宅勤務はトライしましたが、あまり効果が得られませんでした。

Q. 終息したら何がしたい
A.・行楽地に行きたい・皆で外食を楽しみたい・観劇やコンサート、スポーツ観戦に出かけたい。
吉本

Q.コロナが流行り出して変わったこと
A.持病があるので自分の健康のこと、高齢の両親のこと、子どもの学習のこと等、考えることが増えて疲れました。

Q. 終息したら何がしたい
A.京都にいる姉と食事がしたいです。
松本

Q. コロナが流行り出して働き方で変わったこと
A.電車通勤の危険性を考慮して活動休止になった事。ジレンマを抱えていたので事務所の決定に少しほっとした。

Q. 終息したら何がしたい
A.今は会えずにいる姉妹や甥、姪と再会したい。
尾沼

Q.コロナが流行り出して変わったこと
A.マスクをする事が当たり前になった事。手の消毒と、体温を測る事等。人との接触を避けるようになった。

Q. 終息したら何がしたい
A.旅行がしたい。
長田

Q.コロナが流行り出して変わったこと
A.家族以外の人との交流が減り、自分を取り巻く世界が狭く暗くなったように感じる。

Q. 終息したら何がしたい
A.今は会えずにいる孫達と思い切り遊びたい。リーフグリーンの遠足を復活させたい。
千栄子

研修会

この度、8月よりケアウィングを導入する運びとなりました。利用者様には事前にご説明させていただいております。ケアウィングは、訪問時の活動記録をスマホやパソコンを使って記録していくソフトになります。ソフトの導入に伴い、7月1日に研修会を実施しました。障害者虐待防止についても皆で勉強しました。

活動報告

2019年4月~2020年3月の活動実績です

ホームヘルプ(時間)→376.92
子育て支援(時間) →0
移送サービス(時間) →627.26
便利屋(時間)   →80.5
障害支援(時間)   →4529.5
介護保険/介護予防(時間)→2479.11
ゴミ出しサポート(回数)→3062
いろはパソコン(回数)  →5
事業所内保育(時間)   →450.9
IT(時間)       →597
養育支援訪問(時間)    →84

編集後記

緊急事態宣言後、不測の事態から数か月が経ち、少し落ち着いてきたかなと思っていた矢先、第2波がやってきてしまいました。人の動きが活発になってきています。東京だけでなく大阪、愛知などで感染者が100人越えの毎日と予断を許さない状況が続いています。早く終息に向かいますように。(蔵元)

健康第一

新型コロナウイルスの流行で落ち着かない日々をお過ごしかと思いますが、皆さまご自宅で身体を動かす等されていますか?家でジーっとしていると身体がなまってしまいます。少しでも身体を動かし、体力と免疫力のアップを目指しましょう。
リーフグリーンのスタッフ、ヘルパーはみんな元気にしています!!体調管理に気を配りながら活動に励んでいます。また、働き方改革として、事務所内に密集せず、直行直帰やテレワーク、公共交通機関をなるべく使用しないなどの工夫をしています。
利用者の皆様や、登録ヘルパーさんにも予定変更等でご協力いただき感謝しています。いつまで続くかわからない状態ですが、こんな時こそリーフグリーンが大切にしている「助け合い」「支えあい」の心が活かされるような気がしています。今の自分に出来る事、しなければいけないこと考えて行動することが出来たら良いなと思います。

新スタッフの紹介

1月より新しく女性のスタッフが増えました。明るくて、とてもパワフルな方です。皆様、よろしくお願い致します。
「 初めまして、リーフグリーンのスタッフになりました。息子に子供が産まれ、私にとって初孫となりとても嬉しかったのですが、東京と遠方に住んでいて、なかなか手伝いにも行けず、お嫁さんが大変だという話を聞く事しかできない状態でした。同じ思いをされている若いママのサポートができたらと思い、子育て支援をされているリーフグリーンに入る事になりました。今までの介護、障害の方々のケアの経験が活かせられれば幸いです。もちろん、今までの介護、障害の方々のケアも頑張ります。よろしくお願いいたします。(Y.K) 」
また、3月いっぱいを持ちまして、スタッフだった関さんが退職されました。独創的な感性で、関さんにしかできない取り組みをしてくださったと思います。関さん、ありがとうございました。