リーフグリーン かわら版

2011年8月

前途多難

(現在、日曜日のミサに与りたいと願っている高齢者・障がい者の方々を、お一人 往復500円で送迎いたしております。 人材難で思うように動けず と、ならないまえに関岡様にお声を掛けさせていただきました)

  昨年の秋ごろ、吉本さん(理事長)が体調不良からミサ送迎を誰か応援してほしいと言われ、そのくらいなら私でも出来るかなと引き受けましたが、当初は失敗続きで御老女様たちのお叱りを受けました。 しかし、寒い冬の中でも御ミサに与り、神様とお会いすることが生きがいで喜びです、と言われる皆様方に次第に感化され、送迎活動に次第に馴染んできました。
 そうこうしている内に、吉本さんから福祉車両運転者講習を受けてほしいと言われ、二日間の実務講習を受け修了証明書を貰いました。 しかしすぐさま、大型福祉車両を運転して、御老女様4人と車椅子のO嬢の送迎をして欲しいと言われ、リハーサルなしのぶっつけ本番に面喰って大慌てでしたが、洗礼を受けたばかりのS君に手伝ってもらってなんとか切り抜けました。
 さて、リーフグリーンの定時総会が5月にあり、初めて出席して職員の方々を紹介してもらいました。 リーフグリーンの会計を支えてこられた永野さんが今日で去られると言われ、とても淋しく残念です。介護福祉事業は大小入り乱れて驚くほどの数の事業者が激戦を繰り広げており、石を投げたら介護車両に当たるくらい走り回っています。 この中で存続していくことは至難の事と思いますが、報告書にはスタッフの方々が給与を削って(けずって)凌(しの)いでいるとあります。 「わが身を削って人様のお役に」とは、牛乳石鹸の創業者の社是(しゃぜ)ですが、石鹸は削られて消えるように作られます。 しかし、事業を支える人々が削られて消えて行っては悲しみだけしか残りません。
シスター是枝やドクター橋本様を思い出し、ただ、神様により頼みます。

熱中症にご注意を

今年は、東日本大震災の影響で電力会社の節電の呼び掛けに応えるべく、国を挙げて節電に努力しています。しかし、小さな子どもや高齢者は無理をしないで、協力出来るところで節電対策を考えましょう。 

1 熱中症を引き起こす条件
① 環境・・・   ・気温が高い ・湿度が高い ・風が弱い ・日差しが強い
② からだ・・・  ・激しい労働や運動 ・暑い環境に体が対応できない

2 熱中症の症状

・Ⅰ度
めまい失神(立ちくらみ状態)
筋肉痛・筋肉の硬直(こむら返り)  
大量の発汗
対応…すぐに涼しい場所へ移り体を冷やす。水分を与える(食塩水・スポーツドリンク)

・Ⅱ度
頭痛、不快感、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感(体がぐったりする、力が入らない) 
対応…誰かがそばに付き添って見守り、改善しない場合や悪化する場合には病院へ搬送
・Ⅲ度
意識障害・痙攣(けいれん)・手足の運動障害
(呼びかけや刺激への反応がおかしい、体にガクガクとひきつけがある、真直ぐ走れない、歩けないなど)高体温(体に触ると熱い)
対応…すぐに病院へ搬送
            
4・なりやすい人
 ・脱水症状のある人 ・高齢者 ・肥満の人 ・過度の着衣 ・日頃運動不足の人
 ・暑さに慣れていない人 ・病気や体調の悪い人

5・予防として
 ・日陰を作り、風通しをよくする
 ・空気が流れやすく、吸汗、速乾性のある衣服を選ぶ
 ・こまめに水分を補給する(活動前にも水分補給する)
         (リーフグリーン通信 第56号より抜粋しました。)

大黒公園 夏祭りのお知らせ

☆地区の夏祭りに参加します☆

 
  8月6日(土) 7日(日)、16時から21時まで、近くの大国公園で地域主催の夏祭りがあります。私たちは、下記の通り出店します。販売のお手伝いをして下されば、大変助かります。
    
・スーパーボールすくい・・1回 100円(景品付き)
・しそジュース・・・・・・1杯 50円(無農薬シソの手作りジュース)
・レトルト食品(カレー)・ビスケットなど…売り上げはすべて東日本大震災の支援に送らせて いただきます。被災地で活動している作業所で作られた商品を販売します。

9月10月 ミニデイサービスの予定

毎週木曜日  10:00~14:00 まで
さまざまな行事を企画して、ご利用者様とスタッフ共々楽しい時間を分かち合っています。

 料金:1回 1,000円で昼食、おやつ、手作り品つきです。  
 移送は別途料金: 1回 500円。  入浴料金: 1回 400円。
  
  9月  1日:  お誕生日会
          8日:  和布で小物等
     15日:  音楽セラピー
     22日:  手作りの小物作り(和布・粘土・折り紙など)
    29日:  カレンダー作り、習字

  10月 6日:   頭の体操等 
     13日:   手作りの小物作り(和布・粘土・折り紙など) 
     20日:   音楽セラピー
     27日:   カレンダー作り、習字
 

みなさまのご参加お待ちしております

ふれあいサロンゆい(布で小物作り) 10月のご案内

10月5日(水)13:30~15:30 

作品は未定です。

贅沢な時間を過ごしました(通信68号)

 

暑中お見舞い申し上げます

 早朝目覚めて直ぐに、スイレン鉢を覗(のぞ)きに行きました。毎朝メダカに餌(えさ)をやるのが日課になっているのですが、昨日水面から頭を出していたハスのつぼみが、いまにも開花しそうに白く膨(ふく)らんでいました。いったいどうやって開くのだろう…と目が離せられなくなり、じっと眺めていました。つぼみのてっぺんに赤く点のような穴が開き、その穴がゆっくりゆっくり広がるにつれてピンクの花びらの先が形を現し、内側に黄色いめしべのようなものがいっぱい見えてきました。陽が昇るにつれて、花の外側には緑の幅広のガクが4枚、薄緑の細長いガクが4枚、花びらと共に開いていきます。結局咲き終わるまで2時間ほど、携帯のカメラで写しながら飽(あ)きもせず眺めていました。ハスの花が開くときにはポンと音がするとか聞いた事が有りましたが、そんなことは全くありませんでした。静かに、実にゆっくりと開ききった花は、うすいピンクの花びらに囲まれて金色に輝き、尊厳さえ感じさせる開花の様子でした。いつもバタバタ時間に追われていて、こんなにゆっくりと自然の営みに付き合えたのは最高の贅沢でした。ふと、子供の頃学校からの帰り道に道草をして、レンゲ畑に寝転んで雲の移りゆく姿を眺めていた事を思い出してしまいました。
さて、仕事の話に戻りましょう。4月から6月まででゴミ出しサポートのモデル事業が終了し、1回300円の有償のサービスとしてスタートしています。利用に関してあんしんすこやかセンターからの問い合わせが多いのですが、料金が高いという反応が返って来ています。ゴミ出しに困っておられる方は多いので、何とか1回200円ぐらいに下げられないものか検討してみたいと思っています。それと同時に、なかなかサポーターが見つからずにサービスが提供出来ていない地域が有るので、なんとかサポーターを見つける努力を続けたいと考えています。
今年は7月初めから猛暑に突入しています。熱中症にはくれぐれもお気をつけてお過ごし下さい。
         理事長  吉本 加津子