「FMわぃわぃから」カテゴリーアーカイブ

2023年1月17日火曜日 28回目の阪神・淡路大震災 1995年1月17日と同じ火曜日です。


FMYYは「阪神・淡路大震災」から生まれた市民による市民のための市民のメディアです。
その目指すところは、誰一人取り残さない、誰一人悲しくて泣く人のいない「まちづくり」です。
最初の一声は「여보세요 ヨボセヨ YOBOSEYO」韓国・朝鮮語のこんにちわ、呼びかけの言葉のミニFMが生まれ、その次は「yêu men ユーメン YUMEN」ベトナム語で共に愛し合う、友愛という意味のミニFMが生まれました。そして二つのYが合体してFMYYになりました。
10年目に製作した動画をご覧ください。
そこから今まで変わらず。FMYYは、誰一人取り残さない、誰一人悲しくて泣く人のいない「まちづくり」を目指して歩み続けています。
*誰一人取り残さない、誰一人悲しくて泣く人のいない「まち」の基本は平和です!!

2023年1月1日たかとりコミュニティセンター代表 神田裕新年挨拶


2023年 TCC新年挨拶
みなさん、新年あけましておめでとうございます。たかとりコミュニティセンターの神田裕です。神戸市長田区海運町にあるFMYYからインターネット放送を通して新年の挨拶をお届けしています。
1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災。その時、全国から救援に駆けつけて下さった仲間たちと共に、私たちの活動はスタートしました。そして、もうすぐ震災から丸28年を迎えます。
新型コロナウイルスが世界に猛威を振るい始めて3年が経とうとしています。ウイルスは、収まったかと思えば、また姿かたちを変えて、まるで終わりがないかのように今も私たちを翻弄し続けています。
私たちは、大自然の驚異を経験して、形あるものは永遠ではないことを知りました。しかしそれだけではなく、人間の仕業によって、自然が搾取され、環境が破壊され、戦争によって自らの命をも蝕んできました。この地球にとってはまるで私たち自身が暴れまわるウィルスのようであります。世界が、形あるものを奪い合うのではなく、互いを尊重し分かち合うことによって、初めて、人々の真の幸せ、平和を築くことができると、固く信じています。
世の中は不安でいっぱいですが、こんな時にこそ、自分のことだけではなくて、隣の人のことを思いやれますように。小さな優しさ、小さな喜びが、希望となり、平和をかたちづくってゆく勇気となりますように。
28年前の阪神淡路大震災から活動が始まった たかとり救援基地は、今も元気に活動を続けています。アジア女性自立プロジェクト、ベトナム夢KOBE、多言語センターFACIL、ひょうごんテック、ひょうごラテンコミュニティ、リーフグリーン、AMARCJapan、野田北ふるさとネット、そしてFMYYです。
震災の時、私たちはお互いを励まし合うため声をかけ合いました。声をかけ合うことによってお互いを知ることができました。お互いを知ることによって、まちづくりが始まりました。たかとりコミュニティセンターはこれからもそのことを忘れません。一人一人が大切にされ、誰一人忘れ去られることのない まちづくりひとづくりを目指して、今年もあなたの元へと飛んで行きます。

2023/01/01
たかとりコミュニティセンター
代表 神田裕

2022年12月10日「FMYYCommunity Ad」六甲ウィメンズハウス設立資金協力!!

本日はウイメンズネット・神戸の代表正井礼子さんにおいでいただきました。
現在進行中の「六甲ウィメンズハウス」の改修費用を集めるために苦戦中です!!
FMYYでも身の丈にあった小額ではありますが寄付をさせていただきましたが、まだまだ足りません。
困難を抱える女性や母子が安心して自立へと歩み出せる「住まい」をつくろう!ということを目的に生まれとうとしている「六甲ウィメンズハウス」
神戸六甲学生青年センターとも連携して、外国人、留学生のホームとしても共同での運営となります。
阪神・淡路大震災からの多文化共生のまち「神戸」として、新たな星🌟の一つとなります。

みなさまにも、ぜひ設立資金調達にご協力お願いしたく発信します。
12月20日火曜日には露の団姫さんの落語会もあります!!
ご参加いただき、その趣旨をたくさんの方に知っていただきたく広報いたします。

西ジャワ地震支援を開始しました

11月21日にインドネシアの西ジャワ州シアンジュル県に大きな被害をもたらしました地震の被災地で、インドネシアコミュニティラジオ協会が災害ラジオ局を開設しました。日夜、被災者に災害を生き抜くための情報や癒やしの番組を放送しています。

インドネシアでの災害ラジオの制度化は、FMわぃわぃが長く関わった活動です。インドネシアの仲間達と長年、一緒に活動してきた元祖災害ラジオ局FMわぃわぃは、現地の災害ラジオ局の活動を支える募金活動(ラジオ受信機の購入、配布)を始めます。

ご協力いただける方は、「寄付をしたい」ページ内※PayPalを利用した寄付のPayPal送金用ボタンより、ご送金をお願い致します。

2022年度「長田区役所と多文化共生の事業」〜長田は私の第二の故郷(ふるさと)第1回「39サイゴン」

39サイゴン(サンキュー サイゴン)は、JRと市営地下鉄の新長田駅から南に徒歩5分ほどの新長田合同庁舎から東へ続く西神戸センター街を抜けた四つ角にあります。
赤いアオザイを着た女性の看板が目印のこのお店は、Nguen Tu Huyenさん(フェンさん)、Phung Ngoc Hungさん(フンさん)ご夫婦が
2018年11月にオープンしたベトナム料理レストランです。1982年にベトナム難民としてフンさんが来日し、それから約10年後、フェンさんがフンさんの呼び寄せで
サイゴン(現ホーチミン)から神戸市長田区に渡ってきました。お二人は長田に30年以上暮らし、子どもたち二人も長田生まれの長田育ち。
「長田は本当に住みやすいところ。私の第二の故郷です」というフェンさんの思いは、この39サイゴンという店名にも込められています。

2022年度「長田区役所と多文化共生の事業」が開始されています。

2022年度FMYYは長田区役所と「在住ベトナム人が多い長田区で、地域と在住ベトナム人の諸課題をコーディネートすることにより、多文化交流の促進・多文化共生社会を実現する。」という多文化共生促進事業を行っています。
これは1995年1月17日に発災した阪神・淡路大震災を契機に生まれたFMヨボセヨ・FMユーメンが生まれた時と同様、古代からのこのまちの多様性包括の流れを、ある時代時代で明確にする、このまちの強み、豊かさなんだと一人ひとりにじんわりと、染み入るための事業だと考えて実施しています。

ラジオ局という時代もあり、インターネットメディアでのTouTubeやFacebookでの配信など、今風の形態も取り入れているFMYYですが、基本はこのまちの一人ひとりの人と出会い、語り合い、思いを共有する「人間メディア」が基本です。

この夏から長田区在外国人人口第2位となっているベトナム国籍の地域住民のみなさんの声を聞かせてもらおうとまちを歩いています。ここ3.4年で一気に増えた「ベトナム人レストラン」の人々への聞き取りから、それらの海を渡ってきた人々が、日本の中の神戸を選び、長田に住まいし、長田を第二の故郷として、この長田で「ベトナムレストラン」を開店したその理由、その思いを、読み物として今後WEBsiteで紹介していきます。
siteアドレスは追ってご紹介いたします。