「FMわぃわぃから」カテゴリーアーカイブ

2019年1月17日木曜日~24年目の「1.17KOBEに灯りをinながた」会場の公開収録番組1

1999年9月21日発災「921大地震」の被災地から来神戸!
パート1 お聞きした内容
「紙経堂ぺーパードーム新故郷見学園」を中心とした自然と共存する復興の形
【出演者】
●廖嘉展氏
財団法人新故郷文教基金代表・社団法人大埔里観光発展協会代表
●江大樹氏
国立曁南国際大学副学長
●陳亮全氏 元台湾大学教授・通訳もしていただきました。

パート2_1 お聞きした内容
2018年のインドネシアでの被災地で活躍したラジオ。日本の災害ラジオのシステムの研修と見学、その目的
【出演者】
●Mr.Imam Prakoso(イマム・プラコソ氏)
世界コミュニティラジオ放送連盟(AMARC)アジア太平洋地域前副代表
●Mr.Sinam Sutarno(シナム・スタルノ氏)
インドネシアコミュニティラジオ協会(JRKI)会長 現AMARC AP副代表
●Mr. Mario Birowo(マリオ・アントン氏)
アトマジャヤ大学ジョグジャカルタ コミュニケーション学部教員

パート2_2 お聞きした内容
インドネシアで実際に活用されているバックパックラジオについて。
【出演者】
・瀬戸義章氏
BHNテレコム支援協議会 バックパックラジオプロジェクトオフィサー

パート3 お聞きした内容
FMYYの毎週水曜日19時~20時配信の「Latina」について、その意味と役割
【出演者】
・大城ロクサナ氏
ひょうごラテンコミュニティ代表・FMYY理事
・山内リリ氏
ひょうごラテンコミュニティスタッフ

2019年1月17日木曜日FMYYブーステントでの発信!第2弾

2019年1月17日木曜日24回目の今回、初めて「ソウル・フラワー・モノノケ・サミット」が会場でのライブ演奏をします♪♪ぜひ会場で共に歌い彼らの「震災復興」への強い思いのこもった演奏をお楽しみください。(YOUTUBE配信は残念ながらできません!!)


ソウル・フラワー・モノノケ・サミットは、1995年1月の阪神・淡路大震災を契機として誕生。FMYYの誕生と同じ運命の元生まれた、「音」の仲間です。

関西を活動拠点とするロック・バンド「ソウル・フラワー・ユニオン」の伊丹英子氏の発案で、被災地での「出前慰問ライヴ活動」を開始!チンドン・ミュージック・スタイルで日本・沖縄・アイヌ・朝鮮の民謡、壮士演歌、労働歌、革命歌、はやり唄などを演奏するこのアコースティック・スタイルを、彼らは「ソウル・フラワー・モノノケ・サミット」と名付けた。

なぜアコースティック・スタイルでの演奏だったのか?それは被災地には、十分な電気の供給がなく、音響機材がない場所でも演奏をしたから。

震災当時少なからず行なわれていた数多くのチャリティー・コンサートと違い、何よりも事態の緊急性と被災地の現状を最優先したその演奏活動は、現地ボランティア・スタッフらとの密な連携により継続的に行なわれた。震災後の一年間だけでも、その演奏回数は優に100回を越えた!!

**和太鼓演奏(松村組・長田の宮神撫太鼓研究会・神戸なかよし太鼓)のあとの19時から会場FMYYブーステントで、彼らの被災に寄せる思いを公開収録します!!ここでのYOUTUBE配信は予定しています。

2018年度「子どもいちば」宮川小学校3年生編!

神戸市長田区での取り組み!「子どもいちば」
地域の多様性を実感するプログラム「子どもいちば」、1月5日からは、今年度最後の宮川小学校の3年1組と2組の声を「FMYY コミュニティAD」としてお送りします。
まず最初に「出会いのプログラム」子どもたちは、地域の障がい者事業所の方を学校に講師としてお迎えします。
その後、実際にどんなところで働いておられるのかを知るために、子どもたちはグループに分かれ事業所を訪問し、各事業所での作業のお手伝いをします。

最後に長田神社前の赤い欄干の長田橋の上で、「子どもいちば」を開催し、事業所の作品を販売します。それらの流れの中で出会った、まちの多様な人々との出会いをFMYYコミュニティADの音声として発信することで、まちの中の多様性を実感する機会とするのが、この一連の取り組みの流れです。

2019年1月17日木曜日FMYYブーステントでの発信!第一弾

2019年1月17日、ことしは木曜日です。
FMわぃわぃはいつものようにJR新長田駅前広場での「1.17KOBEに灯りをinながた」に参加します。
インターネット配信(リスンラジオ、サイマルラジオ)では12日第2土曜日の再放送を流していますが、会場では実況生収録を行っています。12時からの会場での放送は、2018年に引き続き、会場内でのミニFMで発信しますので、ぜひラジオ持参でおいでくださいませ。

12時からの前半は台湾は一大観光地となっている台湾中心部の南投県・埔里鎮桃米里にある紙の建物=紙経堂。
阪神・淡路大震災(1995年)と台湾921大震災(1999年)という2つの地震が繋いだペーパードームに象徴される「神戸との繋がり」そして「埔里鎮桃米里における地域環境に即した復興のあり方」ついて、台湾からおいでの暨南國際大學、財團法人新故鄉文教基金會の方にお話しいただきます。

12時45分からの後半は、現在FMYYがインドネシアのラジオの仲間たちと行っている「官民協働によるコミュニティラジオを活用した防災力強化事業」の活動の中で共に2018年のインドネシア被災地での被災地支援として行っている情報発信活動をお話いたします。

被災地における情報の受信は、傷ついた人々の心を柔らかく包むことは阪神・淡路大震災で生まれたFMYYの深く知るところです。13時からは、混乱の中での情報発信の必要性とその簡易な発信システム、バックパックラジオの実演をBHNテレコム支援協議会のご協力のもと行います。バックパックラジオはソーラーで発電、簡易な送信機と端末でミキサー機能を果たすという今の時代だからこそできるモバイルラジオ局です。ぜひ現場でご体験くださいませ!!

2019年新年のFMわぃわぃごあいさつ!


2019年 FMわいわい新年挨拶

みなさん、新年あけましておめでとうございます。FMYYの神田裕です。神戸市長田区海運町のスタジオから、インターネットを通して放送をお届けしています。1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災、その時全国から救援に駆けつけて下さった仲間たちと共に、この放送局はスタートしました。そして、もうすぐ震災から丸24年を迎えます。

24年前の阪神淡路大震災から活動が始まった たかとり救援基地には 今も10の団体が元気に活動を続けています。アジア女性自立プロジェクト、ベトナム夢KOBE、多言語センターFACIL、ひょうごんテック、ひょうごラテンコミュニティ、リーフグリーン、ワールド・キッズ・コミュニティ、世界コミュニティラジオ放送連盟日本協議会AMARCJapan、野田北ふるさとネット、そしてFMYYです。

今月の17日にも新長田駅前にて、「1.17KOBEに灯りをinながた」のロウソク追悼行事が行われます。1999年の台湾大震災や2004年のスマトラ沖地震での被災地交流でつながった仲間たちもやってきます。これまで番組に携わってきた子どもたちもひとつ大人になり、親たちや先生たちとの新たな出会いの番組も始まりました。FMYYはこれまでの活動でつながった多くの人たちとの世代や国籍を越えた交流の場となっています。

去年も災害の多い一年でした。私たちのいのちを育んできたこの大地は大きく揺らぎ、荒らされ、多くの人々のいのちを奪っていきました。地震や津波など、いつ襲ってくるか分からない自然の力は想像をはるかに超え、それらに対して無力であることを身に染みて感じてきました。しかし、私たちは優しさと知恵を寄せ集めながら前へ前へと進んできました。自然に対する恐れや憎しみではなく、自然と仲良くつき合って行く謙虚さを学びながら、希望を持って、まちづくりひとづくり を続けてきました。

更にもう一つ、私たち自らが作り上げてきた脅威にも苦しめられてきました。国と国とを隔てる目に見えぬ壁は防波堤よりも高く積み上げられ、恐れや憎しみを生み出してきました。また、いのちを育んできたこの大地は、一瞬のうちに汚染され、住むことさえも難しいものとなってきました。しかし私たちは、それらのことに対して無力であることは決してないはずです。私たちは知恵と勇気を寄せ集め、誰がどこに住んでいても、一人一人のいのちが大切にされる、そんな まちづくりひとづくり を続けていきます。

震災の時、私たちはお互いを励まし合うため声をかけ合いました。声をかけ合うことによってお互いを知ることができました。お互いを知ることによって、まちづくりが始まりました。FMYYはこれからもそのことを忘れません。一人一人が大切にされ、誰一人忘れ去られることのない まちづくりひとづくり を目指して、FMYYは今年もあなたの元へ飛んで行きます。

代表の大川と金です。今までもこれからのよろしくお願いいたしますす!!

2018年から2019年へ「FMわぃわぃニュースレターvol.4」

2018年は「災」という字で締めくくられました。FMわぃわぃは24年前の「災」ともいうべき阪神・大震災から生まれました。「災」は多くの哀しみを生み出します。しかしそれだけではない…ということを強く思うFMわぃわぃの24年の道のりです。

震災は、まちのなかにあったたくさんの困りごとを人々の前に否応なく掘りだしました。ひとり一人の違い、その違いから起こる問題も多く、それをひとつずつ解決していくことは、とても辛抱のいることです。

思えば当時からFMわぃわぃは、そんなたくさんの違いを声に出してみんなで共有すること、そこからなんとか解決策を見つけていこうと手を取り合う、そんな場所でした。

そもそも違いを口に出すことは、なかなか勇気のいることです。私たちは黙ってしまう、気後れする人々がいることに気がつく社会を創るための力になりたいと願っています。そしてその声を小さくても人々に伝え続けることがFMわぃわいのその誕生の時からの使命でもあります。

コミュニティメディアFMわぃわぃの役割として、番組制作や配信も重要ですが、地域での活動、「場としてのFMわぃわぃ」というものがあります。今年度、その種の芽吹きが感じられました。わぃわぃの新体制と同時期にスタートした小学生たちの番組がありました。その子らが成長し、中学生が学校の外の居場所として集まる番組「放課後ジュニアラジオ部」が始まりました。まるで放課後の溜まり場のような、親でも先生でもコーチや塾教師でもない大人たちと作る番組というものです。またその親も含め、ママたちの集まりも生まれています。さらにそこからお互いの職場がつながったり、番組が制作される土曜日に同じくたかとりコミュニティセンターに集う、ラテンコミュニティの親たちともつながったりとわぃわぃを通じた出会いが広がっています。

年代、国籍、働き方も違う、多様な人々との出会いを提供できることは、メディア=繋がりを作り出すというFMわぃわぃの存在が生かされている部分に感じられ、大きな喜びです。

今後は地域の人々に「ますますFMわぃわぃ元気です」の呼びかけをチラシや地域イベントへの参加などでお知らせし、地元の人が立ち寄りたくなる、地元の人気ものFMわぃわぃを目指していきますので、いろんなお知恵をおかしいただきたく、よろしくお願い申しあげます。   2019年新年に寄せて 代表理事 金千秋

いわゆる産休・育休に当たる期間、わぃわぃでの事務局の役回りをお休みしています。少し離れてみて感じるのは、わぃわぃの現状のわかりにくさ。なんとかしてみなさまにお伝えしたいと、ニュースレターもお届けしていますが、なかなか「?」な部分も多いのではないでしょうか。

番組制作や場づくり、地域イベントへの参画、被災地とのネットワークやインドネシアの仲間たちとの活動など、伝えることはたくさんあれども手が足りない…と頭を悩ませていたところ、神戸市とNPOが実施する社会人短期ボランティアプログラムを通じて参加してくださった有志の手で、わかりやすいパンフレットが完成しました!まったくわぃわぃを知らなかったみなさんが、番組の視聴、スタッフやクルーへの聞き取りを重ね、わぃわぃの強み弱み分析を経て、わぃわぃの活動を届けなければいけない人を明確にした上で「この活動が広まらないのはもったいない。知らない人、興味を持ってくれている人にこそ伝わるように」と愛情をこめて作ってくださいました。みなさんにもお届けいたしますので、ぜひ楽しみにお待ちください。

せっかくこうやってお知らせを受け取ってくださっている方の中にも、「応援はしているけど、なんだかよくわからない」と感じている方もいらっしゃることでしょう。実際にそのような意見をくださる方もおられ、いかにもったいないことだろうかと痛切に感じました。わぃわぃの使命として、小さな声が発信できる場であること、そして社会の中に理解や共感のつながりを生んでいくことがあります。そのために2019年はもっとわかりやすく活動をお伝えすることを目標にしたいと思います。

そしてみなさまにお知らせです。2019年度にはわぃわぃのインターネット配信がさらに変化します。これまでのタイムテーブルに合わせて聞いていただく形式から、ホームページで番組を見つけて、そこから聞いていただく形式になります。(わかりにくくならないように、聞き方は改めてお知らせします!)

ホームページも新しくする必要がありそうです。またまた試行錯誤の1年にはなろうかと思いますが、ぜひご意見をお寄せください。       2019年新年に寄せて 代表理事 大川妙子

2019年も新長田駅前ピフレ広場にて、「1.17KOBEに灯りをを inながた」が行われます。

わぃわぃは例年通り会場の音響を担当します。またブースでは12時から14時まで、わぃわぃがインドネシア被災地で現在で実施中のコミュニティラジオを活用した防災力強化事業の一環より「バックパックラジオ」のデモンストレーションを行います。これを担当してくださるのは、BHNテレコム支援協議会、2004年のスマトラ沖地震、アチェ津波被害現場の情報発信支援活動で、出会った‎方々です。、また1999年台湾921大地震の被災地交流を通じて、ぺーパードームが移設された南投県のみなさんとインドネシアの方々を繋ぐことも予定しています。
リュックサック一つでラジオ局が開局できる「バックパックラジオ」は、見ものです!
また15時からは阪神・淡路大震災からの長い付き合いの音楽隊でハイチの支援も一緒に行ったソウル・フラワー・モノノケ・サミットが会場にやってきます。彼らとも2010年のハイチ地震支援を協働しました。

当日のボランティア活動はスタッフは会場本部で随時受付しています。詳しい内容は同封のチラシをご覧ください。
なお、当日の会場の様子は、後日インターネットにて配信する予定です。