「FMわぃわぃ番組情報」カテゴリーアーカイブ

2月18日のワンコイン番組~本日の土曜日はいろんな人々が満載です!

2月18日土曜日12時~13時のFMYYワンコイン番組。FMYYのあるたかとり教会、たかとりコミュニティセンターは本日多様な人々がたゆたっています。


本日の番組の参加者は、蔀よりこさん、はまのかずみさん、今井正さん。 、そしてミキサーは上澤君と高松君のTwoTopです。

多言語センターFACIL提供「まちはイキイキきらめき講座」連続講座の第4回目


多言語センターFACIL提供「まちはイキイキきらめき講座」第4回目
講師はジャーナリスト、そして東京都市大学客員准教授 猪熊弘子さんをむかえて「外国人就住地域から学ぶ『子育て』」



実際に川崎という神戸長田に似たオールドカマーの在日コリアンと大企業の労働者や通訳などの多様なニューカマーの住むまちでの子育ての経験から、ジャーナリストとしての視点と保育者としての視点、研究者としての視点を合わせて講演していただきました。

*内閣府子ども・子育て支援新制度ホームページhttp://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/outline/
こちらを「子ども・子育て支援新制度」については参照ください。

多様性を持つ子どもたちは明らかに日本全国に広く存在しています。彼らが多様性を善しとしてこの国で成長していくことこそ、この国の大きな力になっていくのではないでしょうか。

*内閣府子ども・子育て支援新制度ホームページhttp://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/outline/

すべての子どもたちが等しく、それぞれの個性にあった教育を受けることができること!その実現には現場からの発信が最重要です。
連続講座第5回目の多文化多言語まちはイキイキきらめき講座は、2月21日火曜日19:00~21:00 会場はたかとりコミュニティセンターです。

今月の南の風~奄美編 大橋愛由等さんの22年間毎年の奄美諸島訪問の記

「南の風」2017年2月の放送
2月18日土曜日5時からの「南の風~奄美編」は大橋愛由等(フランス革命の旗印!愛と自由と平等から名づけられたそうです)さんの担当。22年間毎年通っていらっしゃる奄美諸島訪問の報告です。
2月は、阪神淡路大震災の翌年(1996年)から毎年つづけている〈奄美ふゆ旅〉の様子を紹介しています。
この旅は、ちょうど1.17の前後に設定しているのです。すなわち、私・大橋愛由等にとって、再生=蘇りの意味を持ちます(毎年1.17がくるたびに震災の追体験をして仮死のシンパシーに陥り、奄美に旅に出ることで、蘇生するイニシエーションを繰り返す、ということ)。

22回目の〈奄美ふゆ旅〉は、ここ数年定番のコースになっている沖永良部島、徳之島、奄美大島(いずれも奄美群島)の三島を訪れました(1月16日~19日)。2月の放送では、沖永良部島のことを中心に語っています。
とくに強調したかったのは、沖永良部島の「墓正月」の民俗行事を実見したことてです。これは、毎年きまって一月一六日に行われる祭祀で、わたしが見学したのは、沖永良部島のいくつかある集落のなかでも、「墓正月」の習俗が濃厚に残っている瀬利覚(じっきょ)集落にある朝戸家の墓所でした。

本土の墓と違うのは、墓所のスペースが広いこと、そして低い壁に囲まれて独立性が高いことです。墓石の形状そのものは本土と同じで、沖縄の亀甲墓は奄美には入ってきていません。墓所のスペースが広いのは、一族が寄り集まって飲食をするためであり、この日のために本土に働きに出ている家族が還ってくることもあるのです。

「墓正月」というのは、正月に先祖を家に迎えて、正月を共にすごし、そして一月一六日に家から墓に帰すための祭祀であると位置づけられています。瀬利覚を含めて、この「墓正月」の際に、特別の呪謡や唱え言葉はありません。きわめて私的な領域の家族祭祀です。

わたしが訪れた朝戸家の墓所にも夕刻になると、親族が集まってきて、にぎやかな宴会が始まろうとしていました。ちょうどその時、鹿児島県文化財課の調査チームも「墓正月」の調査に入っていて、旧知の小川学夫氏(奄美歌謡研究者)と出会い、奄美の文化について意見を交わしたのです。

この「墓正月」に関してもうひとつの視点を紹介しておきましょう。それは民俗・歴史研究者の先田光演氏(沖永良部島在住)の識見です。それによると「墓正月」はあくまでも個人祭祀であるので、集落(シマ)や島全体に敷衍することはない。沖永良部島にはかつて豊潤に集落単位の共同祭祀があったのですが、他の奄美群島の島とくらべて極端に減ってしまったのです(同じ北山文化圏である与論島には〈島建て〉とかかわるシニグ祭が継承されている)。そこで去年に行われた「世之主六百年祭」のように島全体を包括した祭祀をあらたに創出してもいいのではないかと語っています。(世之主とは沖永良部島を統治していた北山王国系の支配者で沖縄本島を統一した中山勢力が軍船をひきいて沖永良部島にやってきた一四一六年に自害。その年からちょうど六百年にあたる去年、いくつかの記念行事が行われました。)
使われる音源は、FMYYレーベル、ジャバラレーベル、そして大橋さん自ら収録された楽曲が流れます。

2017年2月から登場の韓国語番組!즐거운 잔소리 시간


2017년2월4일 첫토요일 저녁6시30분부터 7시까지
30분프로그램 「즐거운 잔소리 시간」‘이 시작됩니다!
이프로그램 담당하는 사람은 厳美鈴씨와 瀧澤秀樹씨입니다。
2017年2月4日第一土曜日夕方の6時半から7時までの30分間は「チュルゴウン チャンソリ シガン(楽しいおしゃべりの時間)」です。
この番組を担当するのは、厳美鈴さんと瀧澤秀樹さん。
在日コリアンにむけての韓国語番組とは少し違って、新しく韓国から日本に移住してきた新しい韓国人の人々むけの番組です。
楽しい韓国語のおしゃべりと似ていて違う韓国と日本について語ります。

***************ソウル女子大の日語日文学科の学生に番組を聴いてもらって日本語に訳してもらいました。パーソナリティの二人とは年代も時代も違う若い世代なのでかなり苦労したようです。

こんにちは~ ヒデキとミリョンの「チュルゴウン・チャンソリシガン」です!
今日は初放送ですが、韓国からいらっしゃった方々のためにこの放送を作りました。韓国からいらっしゃったかただと言うと1970年代、1980年代、そして、その以降にいらっしゃった方々、ニューカーマと言いますが、私もニューカーマですよ。韓国の放送を聞けば嬉しいなと思ってこう言う時間を作ればニューカーマ方達にも喜んでもらえるかなと思いこの放送を作りました。この放送はヒデキ先生と私ミリョンが担当しています。
私は2012年から2015年までヨボセヨと言うプログラムを担当しました。FMわぃわぃがラジオ放送からインターネット放送に変わりましたね。それで今回「チュルゴウンチャンソリシガン」を担当することになりました。

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2月最初のワンコイン番組「旧正月・尹東柱などなど」

2017年2月4日土曜日12時からのワンコイン番組の参加者はパーソナリティ卓の左は朴明子さん、右は今井正さん、ミキサー卓は左が高松純一さん、右が松井夕華さんです。
さすがのFMYYの放送では、恵方・巻きずしが一番ではありませんでした。今年2017年の旧正月、中国語では「春節(簡体字では春节、繁体字では春節)」朝鮮語では「ソルラル(구정・설날)」ベトナム語では「テト(Tết 漢字では節)」のお話で花が咲きました。

そして2月16日の第二次世界大戦下の日本において治安維持法違反の嫌疑で逮捕され獄死した尹東柱について朴明子さんが語りました。

らの会わぃわぃ~多様な人々が生きるまち

毎月第1土曜日ワンコイン番組の終わった後の30分間は「らの会わぃわぃ」の時間です。長田の寅さんの歌にのっての本日のご出演は「くららべーかりー」そして「ネットワークながた」の石倉泰三さんです。

山吉市場の店舗が1995年の阪神・淡路大震災で被災。
しかしながら自分たちにできること「パンを焼くこと」が大きな転機になったというお話をしていただきました。焼きたてのパンの炊き出し!あったかいパンは人々の心に潤いを与えたそうです。
パンをもらった人からの「ありがとう」の一言とうれしそうな笑顔。それは通所のみなさんの心にも、時間はかかるけど確実にじんわりと伝わるものがあったようです。
パンでつなぐ人と人の輪は、らの会の「くららべーかりー」からどんどん大きくなっているようです。