「YY音源ライブラリ」カテゴリーアーカイブ

「長田今昔ものがたり」第80話

第80話 須磨浦海岸・海の底まで変える(閑話休題) 2018年1月20日放送

昨今の須磨海岸も変わりました。沖合いの「遠浅(とうあさ)」を作る工事が終わったのです。神戸市が昭和52年(1977年)に始めた海岸整備事業、震災で中断してたものが再開され、昨年完成しました。防潮堤を含み100mくらいの広さで、波うちぎわから30~50mは深く、その先は浅く、おとなの胸の高さくらいで、泳ぎが楽しめます。工事で海の底まで変わりました。近くには、わずかですが漁船の「船だまり」があったり、のり工場があったりで、海岸にはヤシの木まであって、ヨソの国に来たみたいです。夏の海水浴が楽しみです。普段の日でもカラー道路を目印に海岸を散歩ください。


80話 須磨の浦、遠浅を作るために砂を注入する工事、2017年5月頃終了

2018年1月神戸の高校生が福島の高校生に聞きます!福島の声!

神戸市立須磨翔風高校「われら学校放送部」番組は1月と8月に放送を担当します。第3土曜日夕方の4時から4時半までの30分間です。
2011年3月11日以降、FMわぃわぃが出会った福島県南相馬市の原町高校の放送部の放送部員と1月と3月と8月に二つの地域を繋ぐ番組を担当してきてくれました。
今の放送部員の先輩有志は、原町高校を訪問しました。翌年原町高校から神戸に二人の放送部員高校生を招待し、FMわぃわぃの「われら学校放送部」の高校生たちと交流したこと懐かしい思い出です。あれから7年がたとうとしていますが、それぞれの高校の後輩放送部員たちは、まだその繋がりを継続しています。「声」と「声」という姿も見えない「番組」で、遠く離れた、この二つの地域の高校生たちが、時間も超えて繋がっているこの番組を是非お聞きください。

今回も神戸市立須磨翔風高校の1月の番組は、福島県立原町高校との交流番組をお送りします。
東日本大震災から約7年が経ちます。今の高校一年生は当時小学三年生でした。
大人によって語られることが多い被災体験ですが、高校生ならではの視点から振り返ります。

今回は震災当時の様子を振り返り、大人と子供の関わりについて、子供の側から原町高校のお二人にお話ししてもらいました。そしてこれから同じような災害にあったときにどんな行動ができるのかを考えました。

後半では最近の南相馬市の復興状況、最近話題となった「かしまの一本松」について原町高校のお二人にお話ししてもらいました。

1月の「南の風~奄美編」 今年は明治150年

2018年がスタートしました。今年は明治維新(1868年)からちょうど150年に当たります。そこで「南の風」では、奄美にとってこの150年はいったいどんな時だったのかを、リスナーのみなさんと共に考えていきたいと思っています。

それでは、「奄美専門チャンネル」としての「南の風」、今年初めての番組案内です。


奄美では西郷隆盛が深く受け入れられている。写真の三冊は、いずれも沖永良部島から上梓された「西郷本」。いまでも島の人たちから西郷は敬愛されている。

おはなし/01
まず軽く2017年に奄美で起ったことをおさらいします。去年の奄美は飛躍の一年でした。LCCのバニラエアが、成田空港につづいて関西空港からも就航することになり、奄美への観光客が飛躍的に伸びたのです。やはり交通手段が安くなると劇的な効果が産まれますね。観光産業の利点は、周辺(すその)産業が広いこと、雇用を産み出すという利点があるということです。観光は実際に現地に足を運んでもらい、奄美の魅力に接するということなので、さまざまな効果が期待出来ます。

おはなし/02
ひきつづいて2018年の奄美は希望に満ちています。今年の夏にはユネスコの世界登録自然遺産の対象になることが予想されています。豊かな自然が素敵な奄美なので、多くのひとびとを魅了するでしょう。奄美は「観光資源」が豊かです。これは島のひとたちに深く理解されていることです。しかし観光の産業化が進んで行くと「観光資源」ではなく、「観光施設」が求められます。資源から施設になる過程で、自然破壊や「らしさの喪失と商品化」が進むかもしれません。観光産業が盛んになるにしたがって、いくつか克服すべき問題点も増えるようです。

おはなし/03
今年のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」は、西郷隆盛を初めて全面にフィーチャリングした内容です。西郷は奄美とも深い関係にあります。約3年間、政治犯として奄美(奄美大島、徳之島、沖永良部島)に遠島(島流し)にあっていたのです。その期間、島のさまざまなひとと交流して、後の西郷のいきざまに少なからぬ影響を与えたといいます。ドラマでどのように西郷と奄美について描かれるのか興味津々です。そして今年は明治150年。奄美にとって、この150年間はどんな150年間だったのかを問うことを、今年の「南の風」の基調テーマのひとつとしたいと思っています。

おはなし/04
毎年一月、わたしは奄美群島を旅します。ちょうど阪神淡路大震災が起った1.17の前後にあたります。私にとって、この時期に奄美たびを続けるのは、鎮魂の意味があるのです(冬の奄美たびは、震災の翌年1996年から、つまりこの「南の風」の番組を始めた時から続けています)。奄美でまたあらたなイノチと出会うのです。1月15日からの四日間、沖永良部島、徳之島、奄美大島の三島を巡ります。今年は、二人の同行者がいます。さてどんな旅になるのか、またこの「南の風」で報告させていただきます。

1月20日「ワンコイン番組」17日へのいろいろな思いとともに!

毎月第1土曜日と第3土曜日は今ちゃんのみなさんにお伝えしたいニュースです。そしてもちろん今ちゃんこと今井正さんは「1.17KOBEに灯りをinながた」実行委員会の委員でもありますので、金千秋と共に「1.17会場」での様子をお話しました。

そして少し遅れて仕事終わりに駆けつけてくれた藤田学君からはJR新長田駅前の会場FMわぃわぃサテライトテントでの対応を話してもらいました。

番組後半の10分間は、藤田君と一緒にFMわぃわぃサテライトテントでの音響、ミニFM、インターネット、会場撮影など担当した5人のCrewたちのメッセージをお届けしました。写真左から高松純一、橋爪明日香、橋本昌樹、藤田学、上澤寛文。

FMわぃわぃにとって音響機材の不具合は泣き所。高松中心に試行錯誤を繰り返し、少ない予算、長老級の機材たちの機嫌をとりつつ、総合プロデューサーの無茶な要求をクリアするため知恵を絞ってくれます。

2018年度は藤田、上澤Crewの提供でインターネット配信クリアしました。ミニFMは橋本Crewが、関西学院大学山中ゼミのトランスミッター設置をしてくれました。

2019年はこの会場にお集りのみなさんのそれぞれの想いをインターネットで全国に配信したいと思いました。

あなたも文字の周りにこぼれる「声で伝える!」その取り組みの仲間になってみませんか~~

第10回 街ブラ〜人と街とくらしを探る

リスナーの皆さま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

新年初の街ブラは、長田区六間道の路地裏にあります、珍しい百貨店のご紹介です。

この路地裏百貨店は、空き家の一階部分を改装したお店で、街から集まった小道具や雑貨などを取り扱ってらっしゃいます。懐かしい古民家の入口にかかっているのれんをくぐると、四畳半くらいのお部屋があり、雑貨などがセンスよくディスプレイされています。全て一点物ですので、掘り出し物を見つけてください。10代・20代の若い方がアクセサリーなどを買って行かれるそうですよ。

今回ご紹介した路地裏百貨店は、古いもの、ひとつしかないもの、丁寧に作られたもの、懐かしいもの、忘れていたもの、想いの詰まったもの、などなど、色んな価値を感じて大切にしているものを見つけに立ち寄る場所です。遠い記憶の中にある不思議な物たちに会えるかもしれません。ご興味のあるかたは、一度足を運んでみてくださいね。

後半では、2018年の取材に向けて語りました。今年も、たくさんの出会いを楽しみにしています。

これからも、街ブラは輝く人・街を応援します。
次回もどうぞお楽しみに~!

「だるま森+えりこのデモクラティック・フラワーズ」1.17スペシャル

皆さま こんにちわ!

間も無く1.17阪神淡路大震災から23年が経とうとしています。
3.11東京電力福島第一原発メルトダウンのショックで関東を飛び出し、だるま森の故郷、ここ兵庫県神戸市長田区に移り住んで6年半。ご縁あってエフエムわぃわぃと出会い番組をやらせて頂き、after311の思いを中心に、様々な角度から世の中に対する疑問を発信して参りましたが、この度この方をゲストにお招きし、漸く地元長田に着地できた気がしております。

1.17スペシャル「だるま森+えりこのデモクラティック・フラワーズ」は1月13(土)19:45〜全6回に渡ってお送りします。「大災害と在日コリアン〜兵庫における惨禍のなかの共助と共生」の著者で理学療法士の高 祐二(コ ウイ)さんです。

どうぞお楽しみに〜!!╰(*´︶`*)╯♡❤️m(__)m