「YY音源ライブラリ」カテゴリーアーカイブ

12月16日土曜日のワンコイン、ミキサー3人話です。

本日12月16日のワンコイン生放送は、メインパーソナリティー上澤寛文、そして藤田学さん、高松純一さんという、主にFMわいわいのミキサーで活動している3人でお送りしました!

普段は裏方として活躍している3人がメインで話すという、滅多にないワンコイン生放送!

まずは高松さん夫妻に娘さんが産まれたというおめでたいニュースからスタートしたワンコイン!
子供が産まれるという神秘的なお話をしていただきました!
そして今日のメインのお話は11月1日から始まった、神戸市の銭湯を周って御朱印を集める「オフンロ巡り」

神戸市は震災前には180箇所あった銭湯も、現在は39箇所まで減っている状況。
その銭湯を活性化しようと始まった取り組みです。
現在お風呂巡りをしている体験談として、昨日までで25湯回って、その感想や番台式やフロント式といったいろんなお風呂屋さんのお話をさせていただきました!
オフンロ巡りは来年3月31日まで開催中です!

来週は祝日ですが、今年最後の通常通りのワンコイン生放送となります!

「長田今昔ものがたり」第75話

第75話 神戸の乗り物と交通事情(閑話休題) 2017年12月16日放送

震災のとき、神戸の乗り物は、JRが4月1日の全面開通、山陽が6月に須磨まで、高速鉄道の大開駅は復旧に長くかかった。あのときは乗り物のありがたさを感じた。歴史的には、乗り物は、かご~人力車~汽車~電車~自動車があり、昨今は新幹線まである。神戸は市電が主役で、横並びの「ロマンスカ―」も登場した。車両をもたず、路線だけがある、神戸高速鉄道といった相互乗り入れのお手本もある。ブラタモリに登場したカーレーター(須磨ロープウェイ山上駅と回転展望閣を結ぶ)も「世界一(?)乗り心地が悪い……」と折り紙がついた。最近は、三宮の再開発プランで、路面電車の検討という話題もある。タイヤがついた市電でもいいから、残して欲しいものである。


75話 跨線橋(天神橋)を往くJR神戸線の電車

12月の「南の風~奄美編」 2017年の総集篇

「南の風」12月の番組では、2017年の総集篇として番組を構成しました。奄美で今年一年間起こったこと、そして神戸と奄美に関連づけて起こったことなどを語りました。


「特選奄美俳句五選」(選者・大橋愛由等)の一部。奄美で発行されている日刊紙・南海日日新聞で毎月掲載されている「なんかい文芸」の俳句欄から五句を選んで寸評を書いている

★奄美語り1./まず語り始めは、動物の話。今年奄美大島で、二頭のワニが漂着したことで話題になりました。このうち一匹は残念ながら死んでしまったのですが、剥製になって保存されるとか。もう一匹は本土の研究機関に引き取られることが決まりました。どこからこのワニたちがやって来たのか不明ですが、藩政時代にもワニが漂着した記録が残っていることから、南溟からやってきのでしょうね。もうひとつは、猫の話。奄美では野生化した猫(ノネコ)が、アマミノクロウサギを襲うなど、群島の貴重な動物に被害を与えていることから、ノネコ対策が急務なのです。私の住む神戸市東灘区は飼い主のいない猫たちを「地域猫」と称して、避妊手術をうけさせたりすることで、地域と共存していこうというしています。

★奄美語り2./次は俳句の話題です。わたしはすこしばかり俳句をつくることもあって、奄美の日刊紙・南海日日新聞に毎月掲載されている俳句を読んで、そのうち五句を選んで寸評をネットに公開しています(ブログ「島唄まれまれ」)。今年一年間でであった奄美の俳人たちの、奄美の季節みのうつろいと向き合ったその軌跡を、いくつかの作品を通じて紹介しています。俳句は奄美の人たちの生きる息吹がそのまま反映した文芸なのです。

★奄美語り3./三つめの話題は、今年生誕百年を迎えた作家・島尾敏雄についてです。10月21日に神戸文学館で島尾敏雄に関するリレートークを開催したことでもあり、奄美と神戸にとって、この作家はどういった読みができるのか、リスナーのみなさんに、問いかけています。作家というのは、すくなくとも、そこに住んだという事実だけではなく、その土地に刻印した記憶の深さを見出すことができるのです。そして島尾敏雄・ミホ夫婦は、「奄美夫婦ものがたり」をふたりして創作していったひとたちでもあるのです。

★奄美語り4./最後は、去年亡くなった詩人・藤井令一氏のこと。私が代表をつとめる図書出版まろうど社で、「島尾敏雄と奄美」という評論集を上梓したこともあり、この詩人の表現(書き残したもの)の意味を問い続けたいのです。

第9回 街ブラ〜人と街とくらしを探る

今年4月から始まりました街ブラですが、お陰様でたくさんの方々と繋がり、取材にご協力下さったこと、スタッフ一同感謝しています。今回は年末特番ということで、4月から11月までの内容を振り返りました。

その中で、8月にご出演くださった金子優さんが、ご多忙のところ時間を作って下さり、スペシャルゲストとしてスタジオにお越しくださいました。

金子優さんは生粋の長田っ子であり、長田を代表するダンサーです。長田区の名倉みふね幼稚園でダンススクール講師もされており、長田のお祭りには欠かせない方です。また、8月の放送でお話し下さったこれからやってみたいことを、放送後に実現されており、素晴らしい活躍ぶりに目が離せません!

街ブラを振り返ると、
4月 ガールスカウト主催の明親こどもフェスタ
5月 長田神社の花水木まつり
6月 中央卸売市場の魚河岸デー
7月 兵庫区のカフェSOWA
8月 金子優さん
9月 須磨寺のshop 小春日和
10月 日本茶カフェ彩茶
11月 長田区の長福寺 原田住職さん
となっています。

インタビューさせていただいた皆さま、本当にお世話になりました! 街ブラは、これからも色々な場所に出向いて、たくさんの方々と繋がって、みんなの笑顔が広がっていくことを願っています。

今回スペシャルゲストとしてお越しくださいました金子優さん!ありがとうございました!

街ブラは、輝く人・街を応援します。
また、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

12月9日土曜日のワンコイン。本日は電話中継もありでした。

今日のミキサーは4月からは名古屋に転勤の上澤crew。そして金千秋と今ちゃんこと今井正さん。初参加の「MASAKO」さんは郡山→埼玉→台湾・台中→この度神戸に移住という福島原発事故からの自主避難者。電話中継での参加はバレンタインチームの久一さん。

ここからは、今ちゃんからのレポート

今回は放送開始早々にMASAKOさんとバレンタインチームの久―さんとの電話中継でした。MASAKOさんは、住んでいた福島で原発事故が起こり、子供さん2人(小学生と高校生)と台湾へ避難しました。そこでは原発事故の避難者として注目され、各地の大学等27カ所て講演されました。

又、台湾のカフエは地元住民の交流が盛んで、そこでは原発問題の関心が高く、時には日本へ発信して欲しいと思う程の熱い声があったそうです。スタジオの声でも、先日ノーベル賞のアイキャンから「日本人はサイレントピープル」と言われている事と重なるとの話もありました。

今ちゃんトークは、大阪ハルカス美術館で先日開催された葛飾北斎展を観賞してのお話です。約200点の原画から伝わる熱い想いと、その大半が大英美術館の所蔵品である事に、90歳迄現役で活躍した北斎パワーが、海外でも高く評価されていた事に感じた話でした。

上澤さんは来春に名古屋へ転勤されますが、「名古屋走り」と言って交通事故が多いそうで、無事に活躍されることを一同で祈りました。

原発・芸術・転勤、と色々なお話でキャッチボールしたワンコイン放送でした。

わぃわぃキッズラジオ「広島での平和学習の報告」

今月のわぃわぃキッズラジオ。
テーマは「広島での平和学習の報告」でした。

1泊2日の修学旅行で広島に行った6年生に1年生と5年生がインタビューしました。

広島でどこを訪れたのか? 原爆資料館、語り部さん、平和集会で、どんなことを感じ、考えたのか?

原爆の被害を自分の目で見て感じたリアリティを、こどもたちの率直な声で伝えてくれました。

今回は大学生のゲストさんもいらっしゃいました。
◆その大学生たち、京都外国語大学の感想です。 
大森香苗・田島都・福田萌々香・浦茄衣理・岸あやか

1)子どもたちの番組ミーティング
それぞれが自由に意見を言い合い高学年のメンバーを中心に大人の助けを借りつつ、リーダーシップをとりながらミーティングを進めていた。進行の大まかな流れを確認し、終始楽しそうな雰囲気のなか自分達で主体的に進めていた。
2)生放送スタジオで
挨拶とメンバーそれぞれのユニークなニックネームを含めた自己紹介から始まり、私達も一言挨拶をした。次に、今回のテーマを紹介し広島での平和学習の報告を行い、それぞれの感想にディスカッションを挟みながら進めていた。
ミーティングの雰囲気とは一転、みんなが緊張感をもって引き締まった顔つきで取り組んでいた。緊張しているように見えたが、そのなかでも自分たちの感想を言う場面ではしっかりと意見を言っていた。
少しお姉さんの私たちからの提案は、時間配分にもう少し気を付けられたグッとよくなるんじゃないかと。生放送の緊張感!そのため言葉に詰まったりフット頭が真っ白、言う事を忘れてしまうという場面も見られドキドキした。でもそこは小さくても去年から番組を担当しているさすがのパーソナリティ。なんとかやり過ごしていたが、ミーティングの段階で軽くリハーサルはしてはどうかなと思った。
◆内容
今回は、平和学習という難しい内容にも関わらず、メンバーそれぞれが平和について感じる事や自分なりの意見を主張できていた。
現在では、戦争時に生きていた人々に比べ、命の重さやありがたさを軽視する傾向があると述べていたメンバーもいた。このように、広島を訪れた事により小学生のような幼い子どもたちでも戦争や命という難しいテーマについて深く学ぶことができるという事をこのラジオを通して実感し、平和学習の大切さを改めて理解した。以上。

大学生のお姉さんたちどうもありがとうございました。
今の小学生が学んでいること、感じていることを、たくさんの方に聴いていただきたいです。