「YY音源ライブラリ」カテゴリーアーカイブ

「長田今昔ものがたり」第71話

第71話 震災23年目を迎えて(震災シリーズ) 2017年11月18日放送

12月ころから、JR新長田駅前の追悼行事の準備がはじまります。子どもたちに1月17日当日に使ってもらう「ろうそく」を作ってもらいます。今回から10回ほどは、井上さんも含め、阪神淡路大震災の「十分には語られなかったこと」を話します。ワダカンは当時51歳、いま73歳。いまだ復興住宅のローンが88歳まで残っています。物損があったわけですが、家族に死者はなく、会社も赤字部門(我々のカメラ事業)をかかえていましたが、60歳定年まで働けました。震災の3月くらいから、ミニコミ誌発行やFMわぃわぃでボランティア活動に入れてもらったおかげで、「難有り、有り難し」の生活が送れています。


71話 わだかんの寝室(1995年1月17日)

第8回 街ブラ〜人と街とくらしを探る

実りの秋ですね。今回の内容は、長田区の市街地に40年ぶりに田んぼが復活し、稲刈りが行われたという話題です。

長田区長田町にあります長福寺の境内で、原田住職さんが丹精して、お米を育てられました。田んぼには、稲刈りされたうるち米ともち米が、そしてあぜ道には りんどう・なでしこ・すいせんなどが咲いていました。となりの畑には、ピーマン・なす・みょうが・にんじん・じゃがいも・キャベツ・白菜・おくら・きゅうり・かぼちゃも植えられています。通り道から、作物の育つ様子が美しく見えるように、住職さんが心のアートをされています。この田んぼアートは、道行く人々の心の癒しになっています。

一切、農薬や化学肥料は使わず、淡路島から連れてきたカエルやアカハライモリがボウフラを退治し、猫がカラスを追い払い、井戸の水を使って 夏の熱帯夜から田んぼを守り、色んなご苦労をされて お米と野菜は見事に実りました。原田住職さんは、地域のみなさんに古き良き農村風景を楽しんでもらい、子どもたちが農に触れる機会を作りたいと笑顔でお話してくださいました。

是非一度、長福寺さんの田んぼを訪れて下さい。
心が癒されますよ!

次回もどうぞお楽しみに!

「長田今昔ものがたり」第70話

第70話 須磨の近代文化遺産(閑話休題) 2017年11月11日放送

井上さんが須磨で見つけた「これ! こんなトコにあるの?」という100年前後の文化遺産を紹介します。まずは国鉄(JR)の海岸添いの「防波堤」。石積みであって、「そり」があって、「波返し」まで細工されています。またの自慢は「天神橋」。そう、JR線路をまたぐ「跨線橋」です。昭和2年の設計ですが、すでに複々線を見通し、広く作られていたのです。この橋は昭和8年に「市電」も通る橋になります。離宮道を歩いてもらうと、今でもお金持ちのお屋敷の塀が50mほど残り、また、屋根に趣きがあり、小窓もしゃれていて、下の方には御影石がつかってある……。ともかく、散歩でも、いろんな発見ができます。


70話 須磨の近代文化遺産? 現JR須磨-塩屋間「須磨の浦」波返しの石崖、震災にも被害なく100年ほど路線を守っている

わぃわぃキッズラジオ「ふれあいフェスティバル2017」

今月のわぃわぃキッズラジオ。キッズパーソナリティは、ガールスカウト兵庫県連盟が11/23(祝)に開催する、「ふれあいフェスティバル2017」の高校生の実行委員メンバーです。

普段は神戸、三田、伊丹とバラバラの地域で活動する3人ですが、このイベント開催に向けて、それぞれがコーナーを担当して企画準備をしているそうで、イベントのPRのために出演してくれました。

イベントのテーマは
「SMILE the WORLD 〜世界を変えるのは今だ‼︎!〜」

大人のリーダーのサポートを受けながら初めての企画書作りにトライした苦労話や、色んな国の楽器を使った音楽会をどうやったら実現できるか、実行委員メンバーであーだこーだと意見交換して企画を進めてきたことなど、学校では学べないスキルを身につけながら、大きなイベントの準備に一生懸命取り組んでいる高校生のイキイキとした想いを聴かせてくれました。

すでにカナダに海外派遣に行ったメンバーもいましたが、3人ともいつかは世界に出たい! と、グローバルに視野を広げていることに感激しました。

このように企画実行力を身につけて、世界に目を向けている高校生が身近にいることが、とても嬉しく、心強く感じました!

11月11日土曜日のワンコイン番組~新しい会員が参加しました。


11月11日土曜日12時からのワンコイン番組。
本日の参加者は蔀より子さん(右)玉井良平さん(左)と進行とミキサーは金千秋でお送りしました。

蔀より子さんは、先月一度もFMわぃわぃに来ることができなかったこと。それは外出するための視覚障がい者にとって重要なヘルパーさんを確保できなかったからだそうです。
ヘルパーさんになる人がどんどん減っていき、せっかく神戸市との折衝を繰り返し32時間のヘルパーさんに助けていただける時間を50時間に増やすことができたものの、肝心のヘルパーさんがいなくて、外に出えたくても出ることができなかったそうです。
これは重要な問題ですね。介護や託児所の現場でも同じような話を聞きます。これは政策も問題であり、つまりは1票のある一人一人の責任でもありますね。選挙が終わった後だけに身に染みるお話でした。
10月のトピックは、ずっと行きたかった気仙沼の震災6年7か月目を体感してきたそうです。そして2011年のあの大震災が起こった時、少しでもみなさんに心の癒しをということで作詞作曲した曲を最初の1曲としてみなさんに聞いていただきました。

さてさて新しい会員となられた玉井良平さんは、実はこのたかとりとも連携する人々と繋がっていらっしゃったようです。現在はクラウンの活動を通じて、子どもたちの勉学の場での窮状を知り、少しでもわかりやすい「学習の場」を大橋で開設されるそうです。

「いじめ」だけでなく、登校はしていても教室の中で勉強についていけず、ただただ座っているだけの子どもがいる!という子どもたちの現実をお聞きしました。高校進学率94%の中でこぼれ落ちている子どもたちがいることを知りました。

言葉の壁でこぼれ落ちている外国語を母語とする子どもたちだけでなく、こういう「今」があること、未来に希望を見いだせない子どもたち、将来に不安を抱える人々がこんなに多い日本!
一人一人の存在はちっぽけで、ここからの声はとっても小さいけれどそれでも1995年の震災から始まった「このまちを住みやすくするために、だれでもが自分らしく生きていく道すじを耕していくために」FMわぃわぃは今日もあなたのもとに声を届けます。

「Phòng chống thiên tai」(フォン・チョン・ティエン・タイ)「災害への備え」

「台風や防災無線、避難所について」
11月4日・11日(土曜日)17:00~17:30放送
Bão, hệ thống cảnh báo thiên tai và trung tâm lánh nạn
Phát sóng 17:00~17:30 (thứ 7) ngày 4, 11 tháng 11

みなさんこんにちは。10月から災害情報番組「Phòng chống thiên tai(災害への備え)」を担当している神戸大学出身のVU THI THU THUYと大阪大学大学院生の林貴哉です。

初回の10月は日本の災害についてお話ししましたが、今月は台風と防災無線などについてお伝えしました。10月の終わりにはとても強い台風21号が日本を通過したので、台風が来たときに、どうすればいいかを確認しました。

台風の次の日に、落ち葉や倒木だけでなく、看板が倒れてたり、いろいろなものが道に落ちていて、驚いた人もいると思います。そのため、台風が来たら、植木鉢や物干し竿など、ベランダにあるものを家の中に入れて、飛ばないようにすることが大切です。

台風21号が来た際は、神戸では避難勧告が出ました。消防署から避難するように情報が来たときに、行く場所を「避難所」といいます。避難所は基本的には自分の住んでいるところの小学校や中学校です。

また、避難しなければならなくなった時のために、日ごろから、食料を準備しておく必要があります。ホームセンターなどに行くと、非常用持ち出し袋も売っています。それがまだの人も、まずは「ローリング・ストック」という方法を試してみるといいと思います。日ごろから、自分の好きな食べ物を備蓄しておいて、食べては買い足すという方法です。水も、ペットボトル3本用意して、1本飲み終わったら、1本買い足せばいいのです。

これなら、気軽に始められるのではないでしょうか。

次回も日本で安全な生活をするために役立つ情報をお伝えします!お楽しみに!

Xin chào Quý vị và các bạn! Vũ Thị Thu Thủy (Đại học Kobe) và Hayashi Takaya (Đại học Osaka) xin được tiếp tục đồng hành cùng Quý vị và các bạn trong chương trình radio “Phòng chống thiên tai” được phát sóng trong tháng 11 này.

Trong số phát sóng lần trước, chúng ta đã nói về thiên tai ở Nhật Bản. Lần này, chúng ta cùng nhau tìm hiểu về bão và hệ thống cảnh báo thiên tai tại đất nước mặt trời mọc này nha!

Vào cuối tháng 10 vừa qua, một trận bão lớn, hay còn gọi là siêu bão số 21 đã đổ bộ vào Nhật Bản và gây thiệt hại nặng nề. Bão về kèm theo gió to và mưa lớn nên không chỉ làm rụng lá, đổ cây mà còn cuốn bay cả bảng quảng cáo. Quang cảnh ngổn ngang sau bão đã khiến nhiều người phải ngạc nhiên. Vì vậy, khi bão về, việc đem giá phơi quần áo hay các chậu cây cảnh trang trí đặt ngoài ban công cất vào trong nhà để tránh bị gió thổi bay cũng rất quan trọng.

Khi siêu bão 21 đổ bộ vào đất liền thì Chính quyền thành phố Kobe đã cho phát đi cảnh báo lánh nạn. Bên cạnh đó, khi có cảnh báo bão từ Sở phòng cháy chữa cháy thì mọi người phải nhanh chóng di chuyển đến trung tâm lánh nạn, trong tiếng Nhật gọi là “hinan-sho” ( ひなんしょ). Các trung tâm lánh nạn thường là trường tiểu học hay trường trung học cơ sở nằm trong khu vực sinh sống.

Ngoài ra, việc dự trữ lương thực để ứng phó khi bão về cũng vô cùng cần thiết. “Túi phòng chống thiên tai” (trong tiếng Nhật là “Hijoyou-mochidashi-bukuro (ひじょうよう もちだし ぶくろ)” ) luôn được bày bán tại các trung tâm thương mại. Với những ai chưa mua túi này thì vẫn có thể thử phương pháp Dự trữ luân phiên (trong tiếng Nhật là “Roringu-sutokku (ローリング ストック)” ). Đây là hình thức tích trữ lương thực mà mình yêu thích theo một lượng nhất định, rồi vừa ăn vừa bổ sung để làm mới số đồ ăn tích trữ, sao cho không bị quá hạn sử dụng.

Trong số phát sóng tiếp theo, chúng tôi sẽ cung cấp nhiều thông tin bổ ích khác. Xin Quý vị và các bạn hãy dành thời gian đón nghe!