YYJournal~長田の視点 2月は大阪大学の学生たちの声!

2月のYYJournalは、大阪大学人間科学部共生学系の学生たちが実際に自分たちの体験したことを、文字に直し、それをそれぞれが発表することで、問題とするべき点、より良くしていく点を拾い出し、次はFMYYの番組として言葉に変換しました。その工程の中で「何を自分たちは手に入れたのか?」「何を社会に伝えるべきなのか?」をもう一度確認する機会としました。またそれを音声として自分たちもインターネットを通じて聴くことで、再度自分たちの学びを真摯に見つめなおすという学習の一環として製作いたしました。


私たちは大阪大学人間科学部共生学系の二回生です。
今回は私たちが外国にルーツを持つ子供について学んだことをお話しします。
私たちの学系では「日本と世界」をテーマに実験実習を行いました。
その中でも外国にルーツを持つ子供に焦点を当て、子供の支援団体及びコリアタウンを訪問し、子供たちの置かれている状況を知り、自分たちにできることを模索してきました。
その過程で縁あってFMYYさんの協力のもと、学んだことの発信による還元をさせていただくことになりました。 続きを読む YYJournal~長田の視点 2月は大阪大学の学生たちの声!

らの会byねネットワーク長田~カンボジア事業と丹波での事業

今日に「らの会byネットワーク長田」はくららべーかりーのネットワークの事務所とクララのお店にお邪魔してきました。事務所には松竹の女優さんたちの大型カレンダーがあり、障がい者事業所と映画会社との繋がり~~という異業種交流を実感いたしました。
また理事長の石倉さんは、カンボジアとの奇跡のような出会いをお持ちで、スラロニュプロジェクトについても熱く語っていただきました。
この事務所になくてはならない西山さんは4月から丹波、市島での新しい事業所立ち上げに出発するそうで、ネットワークの輪は広く広くなっていきます。

くららべーかりーの仲間は今日も元気です。パンもしっかり買わせていただきました。
くららでの写真の笑顔は「バタ~~~~」だそうです。これは長田の寅さんならではの発想。「フーテンの寅」はいつも「バタ~~」なんだそうです!!

第3回全国語り部シンポジウムin東北2018

2018年2月25日(日)26日(月)宮城県本吉郡南三陸町志津川ホテル観洋
第3回全国被災地語り部シンポジウムin東北2018
“KATARIBE”を世界へ~語り部と震災遺構が紡ぐ「被災地」と「未災地」~
が開催さ入れます。FMわぃわぃも、「記憶を記録に!」の一員として実行委員に参加させていただいています。開催目的は、東日本大震災から間もなく7年を迎える東北の地で、震災復興が進むとともに様々な課題が見えてきています。災害そのものを伝えることに加え、10年・100年・1000年先まで伝えたいことを誰もが語り部として伝えていくことが重要であります。そのための課題解決、継承方法、連携、未来への指針について、語り部自身の“声”で今こそ「被災地」と「未災地」を結び教訓を紡ぐ機会としての開催です。日本から世界へ発信すべきことを共有し、防災・減災を実現していくためシンポジウムです。詳しくは全国語り部シンポジウムのFacebookを検索ください。https://www.facebook.com/kataribesymposium/

「長田今昔ものがたり」第84話

第84話 たかとり教会に集う人々 2018年2月17日放送

たかとり教会は1927年の創設で、もう90年。ワダカンは震災の年からFMわぃわぃの放送スタッフでお世話になっており、23年。ご縁とは不思議なものである。23年続けている「震災定点観測」にも「海運町」の撮影スポットがある。野田北部とその近隣の住民の方とも知り合いになっている。いつも掃除の川福さん、画家でもある高木さん、ちょっとバーのバーテン大見さん、楽しい時間を過ごさせもらった。コミュニティーのパワーがすばらしい地域であり、勉強もさせてもらった。毎年1月17日に「震災の追悼行事」を新長田駅前広場でつづけているが、発祥は「たかとり」であり、感謝の言葉をささげたい。


84話 たかとり教会のある海運町(2018年1月8日定点撮影)

2月の「南の風~奄美編」 奄美ふゆ旅

今年も〈奄美ふゆ旅〉に行ってきました(1996年から始めて今回で連続23回目)。今回は、同行者が三人。小説家・高木敏克氏、哲学者・北岡武司氏。そして俳人・亘余世夫氏です。みなさん「団塊の世代」。元気の塊のようなひとたちです。

旅も「団塊ツアー」と呼びたくなるような内容でした。ナビゲートするわたしがたじたじとなる場面も。さて、今回の番組は、沖永良部島・徳之島・奄美大島をめぐった旅の報告や感想をもとに構成しました。


徳之島・亀津での語り合い。徳之島の人たちは熱く、かつ繊細な感情の持ち主が多い

語り/01

まず語り始めは、変わりつつある奄美・シマウタと、詩の世界についてです。奄美に毎年通いつめていると、島で会う人がすこしずつ変わっていくものです。その変遷をシマウタと詩の世界に限って語りました。まずシマウタの世界。去年、築地俊造さんがおなくなりになられて、その存在の大きさをあらためて知ることになります。さらに追い討ちをかけるように、坪山豊さんも療養されているとのこと。このお二人のシマウタを聴くことができないなんて、これほど大きなショックはありません。

また詩の世界では、藤井令一さんが去年亡くなったこともいまだ心の整理ができていない状態です。奄美大島には仲川文子さんというすばらしい詩人がいらっしゃるので、まだ安心ですが、隆盛をきわめた奄美の詩の世界も、一時に比べて寂しくなりました。

ただ、シマウタも詩の世界も、いずれ、次世代のウタシャ、表現者が活躍することになるでしょうから、それまですこし待っていましょう(シマウタの世界では、若手・中堅は活躍しています)。

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第11回 街ブラ〜人と街とくらしを探る

JR六甲道駅から東へ5分程歩いた所に、成徳地域福祉センターがあります。そこで、1月28日(日)13:30開場、14:00開演、神戸大学落語研究会主催の「新春寄席」が行われていました。

雪のちらつく寒い日でしたが、大勢の方が集まって、笑顔の花が咲いていました。

主催された神戸大学落語研究会53代会長、可愛家かるきさんこと、杉本明穂さんにインタビューさせていただきましたので、その模様をお伝えいたします。

全て手作りで開かれている新春寄席。
手書きの寄せ文字で作られたプログラム。
会場の雰囲気を盛り上げるお囃子の演奏。

演者の皆さんは初心者で、大学入学後から落語を始められたとは思えないほど、声の抑揚・間の取り方も絶妙! 観客の皆さんは、落語の世界に引き込まれていました。

たくさんの方に笑ってほしいと、出張寄席もされていますので、是非、神戸大学落語研究会のホームページをご覧下さい。

「笑う門には福来たる」
これからも街ブラは、輝く人・街を応援します!

神戸市長田区から世界の言語で放送しています。