「わぃわぃ社会部」タグアーカイブ

歴史、社会変革、文化、わぃわぃが伝えたいニュースなどの番組

2023年10月21 日エフエム二風谷放送(愛称:FMピパウシ)第270回

第270回目
テーマ:一昨日は、十五夜でした。
10月→スナンチュプ(アイヌ語)
◆地域のニュース
①「朝の食卓」 萱野志朗
金田一京助先生歌碑除幕式
8月25日付 北海道新聞より
②アイヌ音楽 会場一体に 浦河で祭典
9月13日付 北海道新聞「日高」版より
③チセ改修通じアイヌ文化継承
平取・尾崎さんら茅葺き協研修会で指導
屋根ふき替え 実戦で紹介
9月16日付 北海道新聞「日高」版より
④アイヌ語伝承「大きな課題」
知里幸恵生誕120年フォーラム 登別
言語学者の中川氏講演
9月18日付 北海道新聞「苫小牧・日高」版より
⑤社説
人権侵犯の認定 杉田氏は明確な謝罪を
9月24日付 北海道新聞より
⑥先住民族の教訓示すアフリカの仮面寄贈
人類学研究者・安渓さん二風谷アイヌ資料館へ
9月26日付 北海道新聞「日高」版より
◆萱野志朗のコメント
◆「梨乃と啓介のポンノ ポンノ」(37)
 テーマ:アイヌ語単語のなぞなぞ
担当:原田啓介
◆「萱野茂二風谷アイヌ資料館」からのお知らせ
◆カムイユカラの紹介コーナー
「エルムノット゜ レプンカムイ」(襟裳岬のシャチの神)
語り:黒川てしめ さん
録音:1966(昭和41)年1月14日
◆『萱野茂のアイヌ神話集成第2巻』
「カムイユカラ編Ⅱ」より
担当:植松由貴
◆平取高等学校からのお知らせ(2)
テーマ:東京で小学5年と中学3年生に
学校説明会を実施
後藤あゆみ(平取高等学校・教頭)
◆二風谷小学校だより(7)
遠山昌志(二風谷小学校・校長)
テーマ:校外学習、沙流川環境調査、社会見学
    児童会役員選挙等について
◆エンディング
①本日の放送について(感想)植松さん
②「ピパウシ」からのお知らせ (仙石裕子)57:20
               
③締めの言葉   萱野志朗

2023年10月14日 AWEPあんしんつうしん「MASAYANG TAHANAN」10月29日多文化交流フェスティバル

・10月29日(日)開催
  「多文化交流フェスティバル」@みなとの杜公園 11:00〜16:00
   フィリピン人コミュニティMASAYANG TAHANAN が出店!
   主催:多文化まちづくりの会
・10月28日(土)開催 13:30〜16:00
  「おしゃべりの集い」@たかとりコミュニティセンター
   主催:アジア女性自立プロジェクト

2023年度日本語学校外国人留学生食糧支援9月29日実施 報告


2022年も実施しましたが、2023年度も「神戸市生活困窮者に対して食料品・生活支援情報を提供するNPO法人等に対する補助金事業」を活用してNGO神戸外国人救援ネットが実施しています。
現在までに7月と9月29日に実施しました。
いろんな方々からのお米の寄付、ハラル麺、韓国麺、ベトナム麺などの寄付もいただいております。!!感謝です。
8月9月の夏休み期間も終わり、新しい留学生も各学校に入学、新学年が始まっています。
次回は10月末に実施予定です。

2023年10月7日AWEPあんしんつうしん

「おやつ」と「ミリエンダ」
「おやつ」
江戸時代(1603年~1867年)、1日2食が一般的だったころ、和時計の時刻で「八つ時(現在の午後2時から3時ごろ)」に中食(ちゅうじき)、あるいは間食(かんじき)、小昼(こびる)という間食をとっていました。その間食を「おやつ」と呼ぶようになり、やがて間食全般を「おやつ」と呼ぶようになりました。
『ミリエンダ」
フィリピンのおやつの習慣は、スペイン統治時代からの伝統で、
「ミリエンダ : merienda」といわれます。
ミリエンダ(おやつ)の時間は午前と午後の2回で、フィリピン人は1日に計5回食事をとるといわれます。

2023年9月29 日開催「トルコの炊き出し食」体験のリポート


2023年2月6日に、トルコ・シリア大地震 が起こりました。
当初、世界中のメディアが被災地の壊滅的被害について報じましたが、今日、その姿が報道されることはほとんどありません。
しかし、大震災からの復興に、何年もの年月がかかることを一番知っているのは、阪神・淡路大震災を経験した私たちです。
トルコで大震災が発生した直後、被災者たちにとって、これだけあれば心が落ち着き、命をつなげる食べ物は何だったのでしょうか?


今回、みなさんに体験いただくのは、1000年前にトルコ 民族が生んだ伝統の保存食スープ(タルハナ・チョルバス)左の写真
そして トルコ人にとってなくてはならないパン(エクメック) 左の写真です。

これらは、トルコの人たちにとって、災害時、心を温 める食べ物なのです。それらと、はるか遠く神戸で出逢い、 トルコの被災者たちを想い、心を寄せたいと思います。
パン(エクメック)は、阪神・淡路大震災の被災地、長田 で被災者のためにパンを焼いて救援活動をした、くららべー かりーさんに焼いていただきます。また、スープ(タルハ ナ・チョルバス)は、トルコから、自身も被災経験をもつ アイドゥン・コヌクさんが運んできます。このトルコ版「炊 き出し食」体験に、あなたのご参加をお待ちしています。
なお、今回の活動で集まった寄付金から経費を除いたすべ てを、「長い目で復興を支援する」NPO法人CODE海外 災害援助市民センターをとおして、トルコ地震支援のために 寄付いたします。
**この番組はプロジェクトMの提供でお送りします。

2023年9月23日「らの会わぃわぃbyネットワークながた」 第80回

9月23日は8月26日の再放送を編集してお送りします。
9月29日開催の「トルコの炊き出し試食会」のお知らせ。

開催日:2023年9月29日金曜日2時から5時
会場:たかとりコミュニティセンター1階食堂
概要:トルコ被災地の写真展示とトルコの炊き出しの試食
2時から3時:メディア対応のためのプレゼン

***********************パブコメ 当日資料

進行:金千秋 今回の試食会開催の概要と今回の3人のゲストの紹介
*概要:FMYYは阪神・淡路大震災を契機に、被災したことで奇跡のように生まれ、そのことを基本においている。
FMYYの災害情報発信は当事者の見た、感じた震災についての語りである。
また災害の悲惨さだけでなく一人一人が被災したことで感じたこと、自身の生き方、あり方、人生観について見つめ、
自身がこの世界をより良くするために手に入れた知恵を様々な言葉(多言語を含む)で発信している。
今回は1999年のマルマラ地震被災者であるアイドゥン・コヌク氏がトルコから来日され
お集まりの皆さまに2023年のトルコ・シリア大地震について認識を深くしていただくため「トルコの炊き出し試食会」を開催する。
長田が多様な人々が共に暮らす多文化共生の地であり、ここで生まれたFMYYは地域には日本語だけでなく、別の母語を持つ多様な人々が住むことを
顕在化する取り組みを行っていることと呼応し、世界の被災地の炊き出しは「豚汁とおにぎり」だけでなく、国の数ほど多様であるという気づきを生み出し
それと共にもう一度トルコ・シリア地震でまだまだ被災に苦しむ人々がいることを再認識していただくために開催する。

1)トルコからの来訪者紹介 アイドゥン・コヌク氏
1999年マルマラ地震イスタンブルでの被災、かつ震源地に母親や親戚演者が居住
電話が通じず高速道路で現地へ その道中での悲惨な様子は今でも忘れられない、心の傷になっている。
しかしそれと共にトルコ人同士の助け合い、そして世界からの救援、特に日本からの救援についての大きな感謝を持っている。
今も地域のトルコ人たちの記憶に残り語り継がれている。
特に神戸のロボットを使った探索機は印象に残っている。
今回は1999年の体験と2023年発災の広大な被災地の中で特にトルコ南部のハタイ県の支援について呼びかけたいと考えている。
ハタイ県は多様な人々が住むトルコにおいても、その多文化共生においては突出している。イスラム、クリスチャン、ユダヤなど多宗教の寺院が並び
信者の人々が共に暮らす県であった。しかしそれらの寺院も倒壊、その後の震災復興の遅れ、特に生活インフラの遅れが他の被災地比べ目立ち、
人々がこの地を離れていっている。
これは東日本大震災における福島県原発被災地の状況に似ている。
ぜひ元の多様な人たちが共に暮らすハタイ県にしたい!と強く願っている。
1999年のあの辛い経験を持つ自分としては、故郷を遠く離れざるを得ない人々の心は容易に想像できる。
大きな支援をいただいた親愛な日本に来て、
ここにも多様な寺院のあると知った。そして友人が深く関わっているFMYYのあるまち長田はでハタイ県と同じく多文化共生の街である。
このたくさんの繋がりがあるこの場所で、ハタイ県への支援をお伝えしたいと考えている。

2)井藤聖子氏 「FMYY YouTube FMYYのできること トルコ・シリア地震 第4回現地情報」

トルコ伝承文芸研究家であり長いトルコ在住歴(1996−2012)を持ちトルコは第二の故郷と言っても過言ではない。
そのトルコでの地震、そして20年以上親交のあるコヌク氏初め多くのトルコの友人たちからの現地情報を聞き、何かをしなくてはならないという思いで一杯である。
なぜなら1995年阪神・淡路大震災被災経験、また1996年からトルコの大学での日本語講師を務める中で、1999年8月発災のトルコ北西部地震(マルマラ地震)のすぐ後11月に起こった2回目地震同じくトルコ北西部地震(ディスジェ地震)の経験があり被災地の人々の辛い気持ちが痛いほどわかるから。9月のコヌク氏の来日を受け、この企画をFMYYに提案した。

3)石倉泰三氏
1995年の阪神・淡路大震災で新長田の被災したくららべーかりーで、たまたま稼働したパンがまで焼きたてのパンを炊き出しとして提供した。
その時から障害者であろうと健常者であろうと助け合ったあの時の心を忘れず、誰もが生き生きと輝くまちつくりを目指して多様な人々と共に活動を続けている。
今回はFMYYでの番組担当という長いお付き合いから、「トルコの炊き出し試食会」のためのトルコ風パンを焼くことで新たな繋がりをトルコのコヌク氏と持つことになった。震災の被災体験は辛いことだけでなく、自分の生き方、考え方、いろんな見え方をするようになった。今回のトルコについての繋がりにも感謝している。