「交流・参加型(居場所)」タグアーカイブ

わぃわぃを場として集い発信する人たちの番組、ローカルニュース

第26回 街ブラ~人と街とくらしを探る

今回のゲストは、117KOBEぼうさい委員会 副委員長であり、神戸学院大学 社会防災学科三回生でいらっしゃいます 王 国屹さんです。
神戸市立神港高校在学中から防災活動をされ、大学でも防災の研究をされています。
第26回街ブラの収録風景
117KOBEぼうさい委員会は、阪神淡路大震災から20年という節目に、神戸新聞社が各大学と連携した「ぼうさい」団体で、現在は17大学 50名のメンバーで活動されています。
阪神淡路大震災を知らない世代から知らない世代へ、防災ワークショップや防災出前授業などの活動を通して、防災の知識を伝えています。
若い学生さんだからこそできること。
それは、子どもたちと同じ目線で、防災について一緒に学習しようと伝え、子どもたちに興味を持ってもらえること。
その効果は、どんどん広がっています。
王さんは、特に豪雨災害を研究されており、「地震と違って、天気予報や河川の状況などは事前に察知できるので、避難行動を確認して、しっかり自分の命を守ってほしい!」と熱く語ってくださいました。
学生の皆さんが、こんなに真剣に防災活動に取り組んでいらっしゃることを、もっともっと広く知っていただきたいと感じました。
これからも街ブラは、輝く人・街を応援します!

オープニング曲は『171』、エンディング曲は『Touch the rainbow』
演奏は Bloom Works です。

番組はワンクリックで聞けます

この番組を聞きたい方はこちらからどうぞ

番組はPodcastでも聞くことができます

iPhone、iPad、パソコンの方はこちらから。(iPhone、iPadの方はポッドキャスト、パソコンの方はiTunesが必要です)

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2019年7月13日ワンコイン番組~選挙!他郷暮らし・イベント~

7月13日の第2土曜日の参加者は、蔀より子、金千秋、ミキサー上澤寛文、そして後半は立命館大学の松本雅美でした。

まず最初は7月21日日曜日の選挙!!について。

2019sangiin_kijitsuzen

(期日前投票所@神戸市)

2019年7月14日日曜日11時から18時@三宮勤労会館7階 西日

本最大のラテンのイベントです!!入場無料。どなたでもご参加ください。防災の知恵も手に入れることができます。

7月17日と18日は長田神社の神事「夏越智の輪くぐり」に合わせた地域イベントにFMYYも参加します。

2019年7月6日「ワンコイン番組」YouTubeで生配信!

インターネットメディアとしての第1回目の「ワンコイン番組」の参加者は、左から今ちゃんこと今井正さん、中央は、朴明子(박명자)さん、右端は、王秋雲(王秋云)さん、ミキサーとスイッチャーは金千秋です。

今日からは毎週のワンコインは、生配信はYouTubeのみ、オンデマンド音源はYouTubeやこのサイトの音源、そしてPodocastでお聞きになることができます。

Muchas gracias!!
Gracias de latinos de todo Japón que escuchan este programa!!

2019年6月29日配信「6/21の特別バージョンワンコイン」全国紙管工業組合青年部研修会

2019年6月21日金曜日全国紙管工業組合の青年部の研修会のみなさまがカトリックたかとり教会においでになりました。まずは新長田駅で集合、震災と地域の歴史を教会までフィールドワークしました。
鉄人28号で長田区にご挨拶!

その後は「阪神・淡路大震災とカトリックたかとり教会、そして紙管と繋がり」の座学のあと「紙管」」について「教会との出会い」について、「震災」についてFMYYのワンコイン番組としてお話しいただきました。

この様子はFMYYのYouTubeでもご覧いただけます。

紙管は実に多岐に渡る私たちの生活に欠かせないものだということがわかりました。しかしそれは「トイレットペーパーやサランラップの芯」を始め、紙やラップが終わると捨ててしまわれる運命。建築資材としても型枠として重要ではありますが、中のセメントが固まるとこれもまた破って捨てられる運命。
それがぺーパードーム始め、現在のカトリックたかとり教会においでは、柱として壁として立派に人々の前に存在しています。このことは、ここ「たかとりコミュニティセンター」の目指す、脇にやられたり、声を出しにくかったりする人々も共に町の一員として顕在化する!を目指す「まちづくり」に奇しくも一体となっていた!!ということに気づかせていただいた研修となりました。

2019年6月22日「第146回ゆうかりに乾杯」

2019年6月22日 FMYYの番組「第146回ゆうかりに乾杯」のゲストは、茨城県在住でレストランマネージャー、ガーデンプランナーの森 万里さんでした。

この番組はFMYYのyoutubeLiveで配信されました。

森さんは、元々神戸出身で兵庫高校では茶道部、美術部に所属し、また文化祭では本格的な蕎麦屋を出店するなど楽しい学生生活を過ごされました。その後嵯峨美術短期大学で洋画学科を専攻され、卒業後は広告代理店にデザイナーとして就職し、案内表示板やロゴの製作他、今も残っている作品としてはポートアイランドの国際交流会館の施設名のデザインもされました。

結婚後茨城県日立市で生活を始め、家業の建設業を手伝いながら子育てをされました。阪神大震災が発生した時は、遠く離れているため何も出来なジレンマと虚しさに苛まれました。関東から見ていると神戸の人たちの前向きな気持ち、頑張っている姿に励まされたそうです。

東日本大震災は東北6県だけでなく関東も大きく被災しました。住んでいた地域は地震被害が大きく、翌日からは出勤してきた従業員など毎日50人分の炊き出しをされました。震災の復旧は進んだが、福島原発から100㎞なので、風評被害、出荷できないものがあるなど原発の影響は今も続いているそうです。
現在の仕事は、ガーデンプランナーとして地域に貢献すると共に、茨城の食材を世界に発信することを目的に、イタリアンレストランのマネージャーをされています。

まちづくりに関わっている人達で、1昨年から新田次郎原作「ある町の高い煙突」の映画化に取り組みました。この映画は日立市が舞台で、日立鉱山から出る煙害を何とかしたいと立ち上がる青年たちと企業の実話です。
煙害の影響で禿山になり農業は出来ず、住民と企業の粘り強い交渉の結果建設されたのが大煙突(155.7m)です。煙害に強い植物を研究し、禿山に500万本の植樹をし、そのうち260万本は煙害に強い大島桜が植えられました。大煙突と桜は日立市のシンボルになっています。

主演の井手麻渡さんはご両親が兵庫高校のOBで、また映画に出てくる社長の久原房之介さんは神戸に関係の深い孫文のパトロンでした。このようなことから神戸でも是非上映したいということで実現し、全国ロードショーは6月22日から、神戸はOSシネマハーバーランドで6月28日から上映されることになりました。また6月23日は特別に10時から上映後、主演井手麻渡さんの舞台挨拶がありました。

明治維新後の急速な工業化の負の側面として、足尾銅山や別子銅山の公害問題がよく知られています。この映画は、住民と企業との良好な関係が構築できたことで、双方にとって満足の出来る解決策を見出した経緯を知ることが出来ます。公害問題は常に住民と企業の対立の構図に陥ってしまいますが、この映画の場合両者の解決に向けた努力が素晴らしい結果につながった事例として、現在の我々にも学ぶことが多く、多くの皆様に鑑賞をお勧めしたいと思います。

放送音声及び文書化した放送概要は、「ゆうかりに乾杯!」の下記URLで、近日中にご覧いただけます。
http://yukari-ni-kanpai.sakura.ne.jp/
ゆうかり放送委員会 佃 由晃