経緯と概要
1999年9月に発生した台湾地震の被災者の方々に、KOBE外国人支援ネットワークが、阪神・淡路大地震以後に培った多言語ネットワークを生かして、神戸市長田区から、中国語、日本語、タイ語、タガログ語、インドネシア語、英語の6言語による震災情報を、文字と音声でお届けしました。
すべての地域住民が、互いの多様なアイデンティティを認めあいながら暮らし、平等に情報を得る権利があることを訴えていくことが、震災を経験した私たちが伝えていくべきことだと認識し、そのために神戸の多言語ネットワークを活かしていくことが、当時の私たちにできることのひとつでした。
支援内容
2000年9月21日より(毎週木曜日14:00-15:00)
多言語(中国語、タイ語、タガログ語、インドネシア語、英語、日本語)による地震情報提供番組と、台湾の現状を歴史をひもときながら地域と世界に発信するゲストも交えたトーク番組を制作し、
インターネット放送で現地に届ける。
2000年10月1日より
多言語台湾地震情報を、音声と文字によるサイトを作成してオンデマンド(適宜、取り出すことができる)で提供。
協力団体
- 多言語コミュニティ放送局 FMわぃわぃ
- ツールドコミュニケーション
- リアルネットワークス社