2018年7月7日~28日毎週土曜日の「いまどきのメディアリテラシー」連青く4回
夏の特番として、この不寛容の時代、移民・難民問題にゆれる現代を俯瞰するため、ドイツに絞って考えてみる機会とします。
ゲスト 中川慎二(関西学院大学経済学部教授)、ききて 山中速人(関西 学院大学総合政策学部教授)、司会 金秋(FMわいわいプロデューサ)
今、ドイツに注目が集まっています。
というのも、不安定な中東地域から難民や 移住民が大量にヨーロッパに押し寄せ、その大半が、ドイツを目指しているから です。
なぜドイツを目指すのか。
それは、ドイツが、第二次世界大戦でユダヤ人 やロマなどの少数民族を迫害した反省から、戦後、紛争地域から多くの難民を受 け入れてきた歴史をもつからです。
また、ヨーロッパ共同体(EU)が成立して以来、ドイツには、同じEU圏内から多 くの人々が仕事を求めてやってきました。それ以前にも、ドイツの戦後復興の過 程で、たくさんの労働者が外国からドイツに働きにきており、これらの歴史的な 流れの中で、ドイツは実質的には多文化多民族国家としての性格を少しずつ強め てきました。
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「ゆうかりに乾杯!」
2018年6月23日第134回ゆうかに乾杯のゲストは、アジア女性自立プロジェクト(AWEP)の前代表、現在はWORKMATEの代表、そしてNGO神戸外国人救援ネットの副代表のもりき和美さんでした。
この番組はFMYYのyoutubeLiveでも配信されました。
もりきさんはベルギーの大学で出会ったブラジル人の方と結婚し、ブラジルで生活を始めた時に、子どもさんが国籍問題で日本人学校に入学できないことがわかり、その後のライフワークとなる国際結婚、国籍問題などに取り組むきっかけになりました。
日本で生活するようになってからは、女性差別撤回や国籍法の改正に取り組むと共に、当時日本に出稼ぎに来ているアジア人女性の日本人男性との間で発生する諸問題の解決、そして帰国した女性などがフェアトレードを通じ自立した生活が出来るようAWEPを設立し、精力的に活動されました。
外国人救援ネットは主に緊急を要する問題解決のための活動をしているが、3年前からもりきさんはその後の生活支援を継続的に行うためのWORKMATEを設立し活動されています。
もりきさんが関与されている3つの団体は、いずれもアジア人女性が日本国内そして本国で自立して生活出来るよう地道に支援を継続されており、資金の調達には苦労が大きいことは容易に想像されるので、頭の下がる思いがしました。
子どもさんの国籍問題で大変苦労され、その後改善はされてきているが、日本の根強い父系優先の考え方は夫婦別姓問題、憲法改正案他で表面化しており、そのためには男性、特に為政者の意識改革が最重要と思いました。
6月23日の「らの会わぃわぃbyネットワーク長田」
本日の「らの会」は、石倉泰三さんがおいでになり、参加者はワンコインに引き続き、人と防災未来センター楊梓さんと神戸学院大学2年の川井一馬くん、市民メディア全国交流集会協議会の世話人関本英太郎さんです。
「くららべーかりー」と「さくら」と「七つの海」の事業所は、通所者たちの安否確認など様々なことが行われました。それらの取り組みについて伺いました。
また、人と防災センターの楊さんは、外国人も障がい者も要援護者になるが、両者とも自分の能力を発揮して支援者にもなりうるということを、強く実感、関本さんは仙台においての活動の中での障がい者としての存在ではなく、「まちで自立して生きていく」ということを目指している団体でのことに思いをはせられたということ、学生たちにとっても直接石倉さんのお話を聞いたことで大きな手ごたえになったと思いました。以下に神戸学院大学のFMYYへのインターン希望者の感想を転載します。
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