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2017年最後の「ワンコイン番組」

本日のワンコイン番組、参加者は田村遊、ミキサー金千秋+高松純一crew、宮本健一郎crew、そして宮本crewがお連れくださった京都からおいでの増永透さんと瑞枝さんご夫妻。
宮本crewと増永瑞枝さんは高校の同窓、宮本crewの高校同窓生はこれで3人目です。夫の透さんが病気で右手が麻痺…それならばと音楽家でもあるお二人ですからオーボエ奏者の透さんのために左手だけで演奏できるピアノとの組曲を作曲されたそうです。まずはこの左手でも演奏できる曲「LONGTIME」をお聞きください。

このリハビリに関して遊さんも実体験があり、音楽の力、人間の治癒力について興味深く聞かせていただきました。
本日はfacebookでのLIVE動画配信をしていたため写真がありません。できれば本日のスタジオの様子はFMわぃわぃのfacebookページでご覧くださいませ。
また来年2018年1月第4週土曜日のYYJournal~長田の視点でお二人の実践的な病気と音楽治療についてのお話を放送いたしますので、そちらのお楽しみに!!

今年最後のYYjournal~長田の視点「災害に対して音楽が出来ること」

毎月第4土曜日14時からの30分(同じ日の夕方18時半から再放送)は「YYJournal~長田の視点」の時間です。
本日のゲストは神戸市立高羽小学校で音楽を教えておられる臼井先生です。
今回はCREWの宮本が涙する「幸せ運べるように」のルーツを求めて、ご出演の運びとなりました。

♪臼井先生(左)♪宮本crew(右)

震災復興に寄り添う音楽の力はどこから生れたのか?
その誕生秘話と力の秘密を解き明かします。

(♪臼井先生が作詞作曲された曲は400曲にも上り、その中の一部をご持参いただきました。)
音楽の力は阪神淡路にとどまらず、その後の大災害における被災地復興でも活躍しています。
更には音楽を通した地域創生をテーマに、震災復興の先頭を走る神戸の未来についてヒントを得ます。

12月16日土曜日のワンコイン、ミキサー3人話です。

本日12月16日のワンコイン生放送は、メインパーソナリティー上澤寛文、そして藤田学さん、高松純一さんという、主にFMわいわいのミキサーで活動している3人でお送りしました!

普段は裏方として活躍している3人がメインで話すという、滅多にないワンコイン生放送!

まずは高松さん夫妻に娘さんが産まれたというおめでたいニュースからスタートしたワンコイン!
子供が産まれるという神秘的なお話をしていただきました!
そして今日のメインのお話は11月1日から始まった、神戸市の銭湯を周って御朱印を集める「オフンロ巡り」

神戸市は震災前には180箇所あった銭湯も、現在は39箇所まで減っている状況。
その銭湯を活性化しようと始まった取り組みです。
現在お風呂巡りをしている体験談として、昨日までで25湯回って、その感想や番台式やフロント式といったいろんなお風呂屋さんのお話をさせていただきました!
オフンロ巡りは来年3月31日まで開催中です!

来週は祝日ですが、今年最後の通常通りのワンコイン生放送となります!

12月9日土曜日のワンコイン。本日は電話中継もありでした。

今日のミキサーは4月からは名古屋に転勤の上澤crew。そして金千秋と今ちゃんこと今井正さん。初参加の「MASAKO」さんは郡山→埼玉→台湾・台中→この度神戸に移住という福島原発事故からの自主避難者。電話中継での参加はバレンタインチームの久一さん。

ここからは、今ちゃんからのレポート

今回は放送開始早々にMASAKOさんとバレンタインチームの久―さんとの電話中継でした。MASAKOさんは、住んでいた福島で原発事故が起こり、子供さん2人(小学生と高校生)と台湾へ避難しました。そこでは原発事故の避難者として注目され、各地の大学等27カ所て講演されました。

又、台湾のカフエは地元住民の交流が盛んで、そこでは原発問題の関心が高く、時には日本へ発信して欲しいと思う程の熱い声があったそうです。スタジオの声でも、先日ノーベル賞のアイキャンから「日本人はサイレントピープル」と言われている事と重なるとの話もありました。

今ちゃんトークは、大阪ハルカス美術館で先日開催された葛飾北斎展を観賞してのお話です。約200点の原画から伝わる熱い想いと、その大半が大英美術館の所蔵品である事に、90歳迄現役で活躍した北斎パワーが、海外でも高く評価されていた事に感じた話でした。

上澤さんは来春に名古屋へ転勤されますが、「名古屋走り」と言って交通事故が多いそうで、無事に活躍されることを一同で祈りました。

原発・芸術・転勤、と色々なお話でキャッチボールしたワンコイン放送でした。

11月5日日曜日「一七市拡大版2017」レポートその2

去年は残念ながら雨でしたが、今年はとってもよい天気。FMYYは音響で参加しました。そして司会に神戸市立須磨翔風高等学校の放送スタッフが担当。京都外国語大学の学生も多文化体験ということで参加しました。

 

 

「一七市拡大版2017」参加レポート 京都外国語大学
◆大森香苗
11月5日にJR新長田駅鉄人広場で開催されていた「一七市拡大版2017」で神戸、多文化・多言語コミュニティ放送局FMわぃわぃのボランティアスタッフとして音響担当のお手伝いをさせていただきました。音響担当ということで今回のイベントでは、メインステージで使用するマイクの出し入れのなどのお手伝いです。
この「一七市拡大版2017」は、震災後から毎年主催されるイベントであり、長田区内から障がいを持つ方々の団体・障がいを持つ方々が通う事業者が主催者となって主催されるイベントです。また自然災害をテーマとした企画も行われる全国でも珍しい福祉のイベントであると教えていただきました。そして、実際に障がいを持つ方々と一緒にお仕事させていただきました。ステージ進行においても障がいを持つ方々のためにマイクコードの配置に注意を払うなどの注意点がありました。そして、イベント開始前には挨拶の際のコミュニケーションとして簡単な手話も教えていただきました。
今回は、メインステージでのマイクの補助ということもあり、メインステージでのイベントの流れを終始一番近くで見させていただきました。司会者の言葉やメインステージで行われるプログラム・企画の全てが手話で訳されていました。また、お仕事とお仕事の合間の時間が空いた時間には、イベントに出店されていた団体さんのお店に足を運ぶ機会もありました。そこでは、各団体・事業所が障がいを持つ方が中心となってイベントの作業をする姿がありました。
イベントの主催側の方々も、イベントに足を運んだ方々も同じ人間として「一七市拡大版2017」イベントを楽しんでいるということを強く感じました。私は今まで、健常者が障がいを持つ方の方を支援・サポートするという概念を持っていました。しかし、今回のイベントで最も強く感じたことは、私の固定概念は間違っていたということです。どちらか一方が支援することが前提ではなく、同じ立場で互いを思いやりながら互いをサポートし、協力しているということ、またイベントに足を運んでいた、小・中学生、お店のお手伝いをしていた小・中学生も同じように障がいを持つ方々と共にイベントを楽しんでいると感じることができました。イベント中、中学生・小学生の振る舞いを見て、このイベントだけではなく日常生活でも長田区では障がいを持つ方々と「共に生きる」ということができているのだと感じることができました。
今回のイベント「一七拡大版2017」にボランティアスタッフとして1日だけでしたが参加させていただき、非常に学ぶことが多かったと感じました。このイベントは、障がいを持つ方々の力が無ければ成功することは無かったと思います。また、私自身「共生」について文字に起こすことができないような肌で感じることによってしか学ぶことができなかったことも多かったと思います。そして、今後はこのような福祉のイベントに自ら足を運ぶことによって学ぶことができる多くのことを今後も引き続き学んでいきたいと考えました。
◆福田萌々香
今回は、神戸市長田区の新長田駅付近で行われた福祉施設や事業所で働いている方たちが、自らできることを発見しハンディクラフト、手作りお菓子、フリーマーケットなどの自発的な行動を行い、私たちとの共存を図るイベントです。
1995年に起きた阪神淡路大震災の時に県外から多くの助けをもらい自分たちも何かをしたいと考え、発案したイベントを今でも継続しているということでした。いままで、障がいを持っている方とともに何かをしたり、実際に近くでイベントを見ることはありませんでした。私には、脳に障害を持つ叔母がいます。叔母は自分で身の回りのことをすべて行う…ということはできません。ですが、田舎に住んでいるということもあり周りの人が温かく、いつもどこにでかけても助けてもらっています。しかし、都市部ではなかなか障がいのある人々が社会に馴染めることができません。このようなイベントは、そんな人々のつながりを再構築する手助けになると心から感じました。また、このイベントが開催された長田区を含める神戸市は、様々な国籍のかたが住んでおり、この機会にとイベントの帰りに寄ったモスクではエジプトの方からイスラム教についていろいろな話を伺いました。神戸市はアジアからアフリカまでいろいろな人たちがいるので住みやすいと話しておられました。神戸市は多文化共生を促進するのに最適な土地だと思います。次回も異なる文化の方とのイベントに参加し、学んでいきたいです。

11月5日日曜日「一七市拡大版2017」レポートその1


去年は残念ながら雨でしたが、今年はとってもお天気。FMYYは音響で参加しました。そして司会に神戸市立須磨翔風高等学校の放送スタッフが担当。京都外国語大学の学生も多文化体験ということで参加しました。

神戸市立須磨翔風高等学校の感想が届きましたのでお伝えします
◆1年 愛川真由
私は今回、一七市拡大版という障がい者団体主催のイベントに初めて参加させてもらい、たくさんのことを学びました。一七市拡大版みたいに、障がい者の方が中心となって主催されているイベントがあると知らなかったので驚きました。どのブースに行っても優しく接していただき、売っている物もシンプルでとても可愛かったです。また今回みたいなイベントでは、原稿を見て読むのではなく、自分の見て感じたことを伝えるのが大切だということを学びました。これからの文化祭などで、今回学んだことを生かしてアナウンスができるようになりたいと思いました。
◆1年 市橋芽依
今回一七市に参加させていただいて、様々な貴重な体験をさせていただきました。障がいを持つ人々のお店に行ったときは笑顔で接してくださり、きれいな髪飾りやおいしいお菓子など様々なものを売っていて、障がいをもつ方々の強いつながりを感じることができました。また司会進行はつたない面もありましたが、アドリブなどで盛り上げることができてよかったです。今回のたくさんの学びを生かして頑張っていきます。
◆1年 木村大樹
今回体験させていただいた祭りは自分にとってとても良い経験でした。FMYY音響ボランティアとして参加させていただきましたが、それ以外で学ぶことがとても多かったように思います。障がいを持った人たちとの交流は何回経験しても学ぶことが多いです。障がいといっても人それぞれであり、その一人一人が生きていく方法を教わるたびに、自分と比較していろんなことを考えます。今回もまた、やはりすごいなと思いました。ステージのパフォーマンスも障がいを持った人々に届ける方法をとっているのを見て、学ぶことが多かったです。これからも学んだことを生かして学校生活に励んでいきたいと思います。今回お世話になったか方々に感謝の気持ちを持ち、次のステップに行けるよう頑張りたいです。
◆1年 長谷祐樹
今回一七市拡大版2017でお仕事をさせてもらい、様々な収穫があったと感じます。仕事に関しては迅速な対応をすることや、仕事に対するはっきりとした心持で構えることなど様々なことを学べました。反省としてはアナウンスのできが悪かったことや、事前資料を十分に読み込むことができなかったことが挙げられます。特に資料をもっと読み込んで入れば、今回のイベントの概要についてもっと詳しく知ることができたと思います。イベント内容は、僕たちも、ろう者の方と楽しめる内容になっていてとても楽しかったです。特にしんごお兄さんの歌唱、演奏パフォーマンスでは、大きな円ができるくらい人が集まり、盛り上がり、僕たち放送部も参加して楽しめました。今回の活動を糧にして精進していきたいと思います。
◆1年 森本愛未
今回初めてこのようなイベントに参加させていただいて改めて私は、この社会はいろんな人たちが互いに支えあって生きているんだなと感じました。私は今回のイベントの内容などをきちんと下調べせず、ほとんど何も知らないまま参加しました。実際現場に行ってイベントの中心となっている体の不自由な人々にお会いして、私はなにも知らないままここに来たことがとても恥ずかしく思いました。体の不自由な人たちが私よりもたくさんの行動や呼びかけをしている姿を見て心の底から、体の不自由がどうこうじゃなくてやるかやらないかという気持ちだけで、人はこんなにも変われる!ということを学びました。今回このイベントに参加でき、普段触れ合う機会の少ない方々と触れ合い、支えあいの大切さ、自ら行動していくことの大切さを学びました。本当にありがとうございました。
◆1年 森優風
私はこのイベントに参加させていただいてたくさんの学びがありました。障がいを持っている方と触れ合う機会は今までありませんでした。ですが、今回障がいを持った方が主催のイベントで須磨翔風放送部として司会・進行をさせていただいて本当に光栄でした。みなさん明るく話しかけてくださったり、とても楽しかったです。障がいを持っている方もそうでない方もみんな支えあっているということを改めて学びました。司会現場でも急なアドリブにしっかり対応するという実践的なことも学びました。本当に貴重な体験をありがとうございました。