9月26日土曜日15時配信。
「新型コロナ禍の世界~どこから来てどこにいくのか」日本社会の問題点は、どこにあるのか。」
ゲスト:東京経済大学名誉教授 桜井哲夫氏
聞き手:関西学院大学総合政策学部 山中速人氏
司会:FMYY 金千秋
最初にこのコロナ禍でも「感染は自業自得だと思う」と答えた人の割合の日本の世界的に突出した高さ。その理由について問いかける。
そして日本独特の風土「自業自得」「自己責任論」に言及。
責任という言葉の「Response」から来た「Responsibility」とは大きく違う日本的解釈。
柄谷行人氏の論「日本人はなぜデモをしないのか」丸山真男氏の「アソシエ―ショニズム」
現総裁選にも及び、日本社会の政治的不毛。「自助」「共助」「公助」という言葉の異説解釈へと繋ぎ「すべてはひとり一人が我慢する」となる日本社会。
これの脱却には???と論は続いていく。
「関西学院大学 山中速人研究室」カテゴリーアーカイブ
2020年度関西学院大学山中速人研究室/FMYY共同制作番組メディアの実践「コロナ禍の生活を記録する~学生たちの映像フィールドノート」その5 後半
後半 第9回制作番組
「Let’s 楽しい食事でコロナストレスに打ち勝とう」
制作者:関西学院大学総合政策学部 石田真梧
協力者:石田ゆい(姉)、飯澤勇太(友人)
私は三田市に住んでおり、一人暮らし。
自粛期間中は、買い物以外の外出を極力避けながらの生活。
ある時、今の自分の生活には食事の時間しか楽しみがないと気づき、徐々に、食事が中心のひびのなった。
この番組では、コロナ禍のリアルな生活の記録を次世代に伝えるという目的とともに、私のように、家に閉じこもり、活動的になれず、ストレスが溜まっている一人暮らしの学生に向けて、料理の素晴らしさを伝えたいというねらいがある。
なので番組の構成は調理動画がメインとなっており、動画を見ることで、自炊意欲が湧いてくるような番組を目指した。
動画撮影においては、自分の趣味で購入した一眼レフカメラと三脚があったので、それを活用した。高画質を活かして調理場面では接写撮影も行った。
動画編集はPowerDirectorという動画編集ソフトを使用。
自分のセリフには字幕を挿入し、PowerPointも活用することで、視聴者側に番組内容を分かりやすく伝える工夫を凝らした。
動画編集というものは自分にとって初めての経験だった。
はじめは右も左もわからない状況、パソコンに詳しい父をはじめ、家族はこの制作に協力的に対応してくれた。そのおかげで結果的に自分が納得できる番組を作ることができた。
私は、今まで頻繁に連絡を取ることがなかった家族とコロナをきっかけにコミュニケーションをとる機会が増え、自分と家族にとって、いい影響があったと感じている。
2020年度関西学院大学山中速人研究室/FMYY共同制作番組メディアの実践「コロナ禍の生活を記録する~学生たちの映像フィールドノート」その5 前半
前半 第8回制作番組
「コロナ自粛期間で趣味を開拓 〜アコギを練習する日常〜」
制作者:関西学院大学総合政策学部 佐田真央
私はコロナ自粛期間に入ってからは、実家で日々を過ごした。
バイトをしていなかったので、たまのランニング以外ではほぼ外に出ることはなし。
家の中で時間を持て余すようになったので、新たに趣味を開拓することにした。
コロナの蔓延によって社会のあらゆる機能が停止してしまった今回の事態は、
一種の災害であると捉えることがでる。
災害は人の社会活動を止め、一人で物事について悩む時間を生み、時には気分を暗くさせる。私はアコギを弾くことによって、どれだけこの期間を楽しく過ごすことができたのか。アコギが私に与えた変化について記録し、災害時のアコギの存在価値について考えるために本映像を制作しまた。
動画はiPhone11で撮影し、編集にはMacに入っている無料ソフトのiMovieを使用。
一部映像、BGM、効果音はフリー素材を使用した。
私が映像を制作する上で意識したことは、視聴者に退屈を感じさせない間の取り方、字幕の使用。また、序論と結論を分かりやすく要点をまとめて話すように意識した。
テレビの番組のような構成ではないが、YouTubeに投稿されている、ルーティーンやvlogのような映像をイメージして制作した。
いくつもの短い動画をつなぎ合わせ、アフレコなどは、とても時間がかかり、大変だった。普段無料で視聴しているYouTubeの動画の編集には、これ以上の労力が費やされているのだと知り、とても驚いた。また、この映像を制作するとともに、コロナ自粛中の自分のあり方と向き合うことができた。何年か経って、この映像を見たときに、自分などんな思いでどんな生活をしていたか振り返る良い資料になったと思う。
2020年度関西学院大学山中速人研究室/FMYY共同制作番組メディアの実践「コロナ禍の生活を記録する~学生たちの映像フィールドノート」その4 後半
後半 第7回制作番組
「コロナウイルスが流行している社会でアスリートが健康維持・人力増強のためにできる運動とは?」
制作者:関西学院大学総合政策学部メディア情報学科 向井太一
3,4月は西宮市にいて、緊急事態宣言が出されたものの、マスク着用の習慣が今ほどはなく、そもそもマスクが品薄で買えていない。5月には北九州にいて、中旬あたりからだんだんと0から増えていき身近なところで第二波を経験した。
コロナウイルスの流行から、スポーツをする自由も奪われており、コロナ終息後にスポーツ再開となった時に動けない体になってしまう。そうならないために今の状況下で何が出来るのかということを考えて実践してみたことを紹介し、北九州で体験した第二波についても知ってもらう。
制作にあたっては、編集ソフトを買ったとしても使うことができなかったらうまくいかないだろうと判断し、身近なものを使うと言うことを第一に考えた。
具体的には最近授業で使用されているZoomを一人で使うことでホストは画面の共有ができるので、パワーポイントを表示しながら制作に取り組んだ。収録したものはMacに入っているiMovieで編集することで初心者ながらも簡単にできた。 番組制作を今までしたことなく、収録するだけでもかなりの時間を要した。
しかし、いざ編集していくと全部で1時間程度の動画だったのが10分にも満たなくなってしまったのが悔しい部分である。
編集の際に画面の大きさを把握できてなくて顔が少し切れてしまった。
台本自体は6月中旬くらいに完成していたが、今の世間の状態とは大きく変わってしまい、未来への教訓として残せるかと言われれば少し困ってしまうところがある。
2020年度関西学院大学山中速人研究室/FMYY共同制作番組メディアの実践「コロナ禍の生活を記録する~学生たちの映像フィールドノート」その4 前半
前半 第6回制作番組
「コロナウィルスが与えた生活の変化」
制作者:関西学院大学総合政策学部メディア情報学科 岩井和磨
協力者:関西学院大学総合政策学部メディア情報学科 廣瀬雄太
私は一人暮らしなので基本的には外出することが出来なかった。
毎日家で1人で寂しく退屈だった。そんな中でも自分なりに暇の潰し方を考えたりすることで、新たに自分の趣味や勉強したいことが増えた。
作品としては、コロナウィルスによって生活が変化した人1人に焦点を当ててどのように変化したのかを映像に記録。
協力者は私の友人であり、私の友人の中で唯一仕事が辛うじて続けられていたアパレル店員であったため、取材の協力をお願いした。彼のコロナに対する考えなどを記録している。
今回取材相手を何人か選びそのうちの1人を映像の記録として選んだ。
Ipad,iphoneにて撮影。編集はipadのアプリケーションを使い行なった。
撮影において工夫した点は、画角で、取材相手の位置を工夫してみやすい構図で撮影した。
今回取材相手を何人か選びそのうちの1人を映像の記録として選んだ。皆それぞれコロナにより生活の変化が起きており、どれも興味深いものであった。
皆それぞれコロナにより生活の変化が起きており、どれも興味深いものであった。
2020年度関西学院大学山中速人研究室/FMYY共同制作番組メディアの実践「コロナ禍の生活を記録する~学生たちの映像フィールドノート」その2 後半
◆後半 第3回目制作番組
「コロナ自粛下での、私の生活日記〜不文律と音楽リズム〜」
制作者:関西学院大学総合政策学部メディア情報学科 橋本みれあ
私は、コロナ危機を専ら家で過ごした。外出することはほとんどなく、するといえば近くのコンビニまで車で行き、昼食や夕食を買ったりするのみである。
今回のコロナ危機での上記のような過ごし方は、もちろん政府からのお願いベースでの自粛であったため、タイトルに「自粛下」という言葉を入れた通り、コロナ危機下での生活においては自分の意思決定が大半を占めていたと思う。
番組は、「コロナ自粛下の生活において、新たな考え方習慣を身につけることができ、コロナ以前よりも更に充実した生活を送ることができた」という内容となっている。充実した生活により自分自身の精神状態が上がったため、聴く音楽も変わった。つまり、新たな考え方の習慣という名の自分の中の思考の不文律が、音楽リズムにも影響を与えたのである。また、今できることをするという、優先順位の決定に即した新たな考え方を身につけたという点で、人としての成長を新たに一つ遂げたと自負している。
制作方法としては、主に、パソコンに初期状態から入っていた「imovie」を使用した。
動画を作った経験がなかったため、分からないところは随時インターネットで調べ、創意工夫しながら制作にあたった。私は、語り口調での番組進行という形態をとったため、視覚的に退屈にならないように、しかし視覚が聴覚を邪魔しないように、文字を最小限にとどめ、視覚資料を有効的に使う工夫をした。
自分の内面に迫るような内容の番組制作を通し、自分のことを以前よりもより知ることができたと思っている。コロナ危機という1つの災害を乗り越えた、この1つの成功体験は、生涯残り続ける自分の内面的な大きな成長であると確信している。
そのような意味でも、番組制作という今回の動きのある学びは、他のものに変えがたい特別な経験となった。