「ワンコイン番組」カテゴリーアーカイブ

2024年2月22 日「ワンコイン番組」1年ぶりの宮本さんご出演 その1


皆さんこんにちは、一年ぶりの宮本です。
今日は能登半島地震と台湾についてお話ししたいと思います。
まずご存じの通り元旦に発生した能登半島地震について、この一か月
の様子を見ていきましょう。
阪神淡路大震災を経験したものから見ると、既視感だらけです。
この29年間の無力感を禁じ得ません。
正直悔しい。
多分、現地で関係していた室崎先生に至っては、私どころではなく、
無念だったのではないでしょうか。
第一人者の室崎先生を以てしても、防災意識の啓蒙や浸透、効果を発揮するレベルでの事前準備や計画が、如何に困難であるかを考えさせられます。
そしてまた、今後の能登での起きる課題が予想できます。
確かにインフラの復興は、間髪入れずして、全国様々な応援をいただきながら進んでいます。
しかし、末端部分や民間部門はまだ手付かずです。
一方、1月25日に開催された交際復興フォーラムでは、BBB、ビルトバックベター、より良い復興をテーマに、どのようなことが語られていたのでしょうか。
BBBが進まない理由は、復興の事前準備がなく、仕組みもないこと。そのため、準備能力の強化、支援や能力開発のスキームが望まれています。つまり、事後防災ではなく事前防災です。
日本の取り組みは、どのように評価されているのでしょうか。
BBB文化の定着は、海外では熱心になれないでいます。
GET,政府による法と予算の確保、防災教育、新技術への取り組みがカギのようです。
被災者が立ち直るには、真の心の復興、ワクワクする未来が必要です。
世界中に「人と防災未来館」が必要なのです。
島嶼地域や低開発国ではどうでしょうか。様々な苦悩を抱えています。
貧困や紛争、復興資源の不足、常時においても被支援によって成り立つ国家、遠隔離島への移動連絡、生活維持には避難不可、度重なる自然災害による疲弊。
そのような悪条件の中でも、コミュニティ強化、コミュニティから始まる復興が弱者を救済している。ボトムアップが重要と言われています。
昨年のIRPでも、高潮被災なのに高潮を知らない、国土の1/3が水没して、ずっと水が引かない、防災や復興知識の集約、教育の必要性が求められ、国際的な支援が急がれています。
ハリケーンカトリーナから奇跡の復興を遂げたニューオリンズの奇跡は、20年戦略で地元発のボトムアップ、個人への積極投資が大きな原動力であったと報告されています。
我が国の国土は、4つのプレートが交錯し、東西方向に常に圧縮され、断層活動が止みません。
今後も大きな地震災害が迫り、被害も想定されています。限られた時間での対策を急がなくてはならないのに、進捗や対応が他人任せになっていないでしょうか、結局事後対策でもどうにかなると高をくくっているのが本音なのでしょうか。
来年は阪神淡路大震災から30年が経ちます。もう教訓を叫ぶのは時代遅れになります。被災や復興は、今いる人の我が事なのです。
能登災害への既視感、無力感、もう止めにしたい、後悔を。

2023年11月4日ワンコイン番組「UNITYの閉鎖ニュースを受けて」


UNITYとは、神戸の学術文化の拠点として、神戸研究学園都市周辺にある5大学1高専が、
教室や会議室などを備えた大学共同利用施設「UNITY」を設置し運営するという高き思想を持って生まれました。
UNITYでは、加盟大学「神戸芸術工科大学・神戸市外国語大学・兵庫県立大学・流通科学大学
神戸市立工業高等専門学校・神戸市看護大学」の教育の充実、大学・学生・教員の交流、大学と地域住民との交流を図るため、
加盟大学間での単位互換授業、大学教員の研究交流、市民を対象とした公開講座、 市民のコミュニティの場の提供などの事業を行っています。
阪神・淡路大震災からの復興における誇るべき神戸の学術文化の拠点とも言えるべきUNITY併催が
2023年10月2日に告知されました。
これは神戸を愛する市民としてどうしても存続させたいと署名活動、市民からの声などの発信をする中で、市民からの声を届けるというFMYYでも発信したいということでの発信です。

2023年10月28日ワンコイン番組「和田幹司さんへの尽きない偲ぶその思い」第14回わだかんさんも好きだったはず!そばめし談義。


ツムさんこと柳川務さんが語る「和田幹司さんへの尽きない偲ぶその思い」
第14回目は「きっとわだかんさんなら好きだったはず!のp神戸長田発祥のそばめし」
その歴史を深掘りすると、なんと「駄菓子屋」のにくてん。ではないかということに。
元々は、ゴム屋で働く人々のお昼ご飯の焼きそばに、冷やご飯を持ってきたのがその始まり。
大正筋の「やよい」さんでは、猫まんまならぬワンちゃんのご飯でドッグライスが転じてグッドライスと呼んでいます。
「そばめし」の名付け親は青森というのは、有名な話ですが、まぁ〜〜ゴム屋で働く人々の昼ごはんとして、庶民の中に広まっていったのでしょう。

またお好み焼きも東の大阪の関西風と西の広島焼の中間地点、「長田お好み焼き」の原型を保つのは、ツムさん調査では、「やよい」さんと「ゆき」さんだそうです。

ワンコイン番組2023年10月21日 朴明子さん


2023年春においでになってからの半年ぶりの朴明子(パンミョンヂャ)さん。
最初は阪神の優勝とそしてこのクライマックスシリーズでの逆転劇について熱く語られました。
野球はやはり応援するチームがあると喜びも倍増するそう。
今年の岡田阪神は、地味に丁寧に塁に出ることを第一義に考え、ホームラン生の大打撃の重要だが、しっかりボールを見て4球ボールなら塁に出れる!勝つためにはどうすれば良いか?少しでも長くテレビに映り、送り出してくれた家族・実家。友人知人の自分の姿を見て喜んでもらう!ということを頭に入れておけ〜〜と言われたとか。。。
自無知な一歩ずつが今の最終回での大逆転という劇的なシーンをシーンをみなさまにお贈りすると言うファンサービスができているんだと阪神「フ」(フアンまで行きついていないそうです)のパンミョンヂャ解説委員のトークで始まりました。
本編では高齢者は「上を向いて歩こう♫」ではなく、「下を向いて歩こう!」を提唱。
転ばぬように、躓かぬように、これがとても大事。そして踵から踏み出し爪先で蹴るというシーソー歩行の提唱もされました。(その歩行のためかパンミョンヂャさんはスニーカータイプのウオーキングシューズでした)
そうするとなんと道路にはいろんなメッセージがあること、その街角の写真を紹介、そしてエスカレーターの乗り口にある、「2人並んで止まって乗りましょう」のメッセージがあることをお知らせいただきました。
ラストのお知らせは毎回の神戸演劇鑑賞会の10月・12月の公演お知らせと70年を迎える演劇観賞会存続のご協力を話されました。
http://kobeenkan.my.coocan.jp/
最後は恒例のハミニカの独演「アッチムイスル朝露아침 이슬」とユンドンヂュ尹東柱の詩の朗読で締めくくられました。

2023年8月26日「ワンコイン番組」本日は台風7号香美町被災レポートと柳川さんの神戸発祥メロンパンの謎


2023年8月15日兵庫県を縦断した台風7号の香美町村岡区長須集落の被災状況レポート。
元FMYYスタッフの本多秋香さんによる、彼女が2013年から2019年まで住んでいた香美町村岡区長須集落の被災状況を写真とともにお伝えしました。

そして後半は、ツムさんこと柳川務さんの神戸発祥のメロンパンの謎解きのお話。パンのまちKOBEならではのパンの謎色々〜〜〜
最後は「癌ステージ末期」の告知を受けたツムさんの命の計り方。寿命が決まったからこそ、1日1日を大切に、1時間1時間を、1分1分を愛しんで生きていく時間の過ごし方をお聞きしました。

自然災害は人間が原因のところもあるけれど、それはそれとして、地球に生きている限り仕方がないこと。
しかし紛争や戦争は人間が問えmることができる!!
このことを世界に発信していくFMYYでありたいと強く思います。

2023年7月8日「ワンコイン番組」台湾台中東海大学からの懐かしいお客様


2009年から神戸スタディーとして「越境する移動と定住」を探るフィールドワークを神戸を中心に精力的にされている東海大学日本語学科の黄淑燕先生。人々はなぜ越境するのか?その目的、動機、背景を探る旅は、コロナでこの3年途絶えていましたが、やっと再び再開されました。
7月2日、懐かしい黄淑燕先生が、FMYY金千秋に会いに、新しい引率者呉素汝氏と大学院生王藝蓁さんと林昱蓁さんを連れて、ひさしぶりに訪問くださいました。
自分の生まれ故郷ではない「他郷」での暮らし。それをあえてするのはなぜか?
たくさんの越境し、定住する人々と共に暮らす神戸!に住む一人として歴史を振り返り、そして受け入れ側として何が必要なのかをじっくりと噛み締めたいと思います。あなたはどう考えられますか?