「FMわぃわぃ番組情報」カテゴリーアーカイブ

第2回 街ブラ〜人と街とくらしを探る

今回は4/29に行われました「花水木まつり」の模様をお伝えしました。今年で13回目の花水木まつりは長田四大祭りの春のおまつりです。長田神社前商店街を中心に、長田区の婦人会など、地域のたくさんの方々の力が結集して大きなお祭りになりました。まず最初にハナミズキ寿司をご用意下さった、長田連合婦人会 代表 山下さんにインタビューしました。

境内には、お茶席がたくさんあり、それを囲むように屋台がたくさん出ていました。その中でネパールカレーのお店を出されていた サプコタ・ビベックさんにお話をお聞きしました。また、休憩所では、多くの来場者が灯ろう作りをされていて、お孫さんを連れて来られていた男性と、灯ろうの絵を描くお手伝いをされていた女子中学生にもインタビューしました。

社務所の前にあるステージでは、たくさんの出演者の方々がダンスや演奏・歌や踊りを披露され、お祭りムードを盛り上げて下さいました。その中で、毎年踊りで参加下さっています、池田婦人会 会長 岡本さんにお話を伺いました。

ところが、ここで突然の雷雨!長田神社は雨の神様だとか。残念なことにステージは途中で中止になってしまいました。でも、1時間ほどで雨が上がると、またお客様が来られてました。すごい人気です。

最後に、神社前 サンドール広場で、コグージーマザールを開催されていました、コグージーママネット代表 越前さんにもお話をお聞きすることができました。素敵な手作りのお店を年間4回開催されているそうです。震災後、復興に尽力してこられた方々が高齢化して、目線が高齢者向けになってきたと感じられたことから、母親目線でこの地域が住みやすい所だということを多くの方に知って欲しいと、自らこの活動に一歩踏み出されたそうです!

今回の取材では、たくさんの方から元気をもらいました。
これからも、街ブラは、輝く人・街を応援します。
次回もどうぞお楽しみに~!

毎週土曜日14時30分~15時「いまどきのメディアリテラシー」番外編第1回配信開始

5月13日土曜日14時半から30分までの30分間の新番組「いまどきのメディアリテラシー」

関西学院大学総合政策学部山中速人研究室ゼミ番外編として製作し配信します。


20世紀(1900年)に感覚的メディア=電気信号を使ったメディアが台頭しました。その後恐ろしい勢いで、メディアは成長し、いまやメディアなくして生活がないような状態になっています。しかしながら、果たしてわたしたちは、メディアをはたして使いこなせているのか?


1920年代、30年代メディアは恐ろしい力を発揮し、ナチ党のユダヤ人虐殺だけでなく、日本も『国』がメディアを使って人々を戦争へ戦争へと引きずり込み、それに反論を唱えることを許さない空気を作り上げたことは決して忘れてはならないことです。
その後人々がメディアを監視し、国のためにではなく、社会平和のために活用する装置であるという認識のために放送法も生まれました。なんだか日本国憲法の原理原則と同じような意味合いですね。


さてさて人間は、この1945年の大きな反省をするすると忘れるもののようです。1980年代にアメリカとイギリスで新自由主義の渦が起こり、規制緩和、経済が優先されるということから、メディアは商業路線に傾いてゆきます。様々な大きな力がメディアから発せられるようになり、それを危惧した研究者が「メディアリテラシー」=市民が情報を精査し、その真偽をよりわけ、批判的に読み解き、そしてまた自らからの発信も行う!ということを提唱しました。

今回は21世紀に入り、インターネットという想像もしなかった新たなメディアの出現とその増大していく力に対して、歴史を踏まえながら、再度メディアリテラシーの存在意義を考えていくための番組です。
**番組内参考図書は「娘とはなすメディアってなに?」改訂新版
山中速人著 現代企画室、FMわぃわぃをモデルにした架空のコミュニティラジオ局でのメディアについてのお話となっています。**

5月最初のワンコイン番組~第1土曜日は在日を生きる!がテーマです。

本日のワンコインは、スタジオからの映像配信も行いました。

参加者は朴明子さん(写真右端)、そして今日は京都の龍谷大学松浦さと子さん(朴さんの左となり)のゼミの学生さんたち4人(左から池田さん、高橋さん、藤井さん、山本さん)が、「震災とメディア」ということでFMわぃわぃの「ワンコイン番組」を出発点に長田のまち歩きをされました。
案内役は「長田今昔物語~千夜一夜」のわだかんこと和田幹司さん(写真左端)。


最初は第1土曜日は基本的に「在日を生きる!」がテーマ。明子さんから韓国の大統領選挙に数年前から在外国韓国人(外国に住んでいいる韓国の国籍を持っている人)の明子さんも選挙に参加することができるという話をしていただくことを学生さん達に伝えました。
学生さん達からは、震災の1年後の生まれ、それぞれ親から聞いた震災の話、あるいはまったくの未知の震災をこの長田のまちでたどり、復興についても考えた地という事、またその中でコミュニティメディアの存在についてまちを辿りながら考える。。。まちの力、それについて考えるというこの松浦ゼミでの「まち歩き」への期待を話してもらいました。


さて実際にこの長田区海運町のFMわぃわぃから始まった「震災とメディア」の「まち歩き」どんなものだったのか~~~学生のみなさんからの報告があればお伝えいたします。(写真は長田港)
今回は案内役をされた和田幹司さんから頂いた写真をメッセージの一部をみなさまにご披露いたします。

さきほどーー、学生さんと新長田駅でお別れしました。満足してくださったようです。
楽しい町歩きでした。ふたば学舎をでたところーで、たかとり教会のベトナム信者2名によびとめられました。いい交流となりました。
駒ヶ林港では、韓国系のグループがBBQをされていました。「こんなとこに観光にくるかーー?」と聞こえてきました。 アンニョイハシムイカと返事しておきました。
みなさんの善意に助けられました。

    和田幹司

第10回 ラジオママネット〜サタデーカフェテラス

今回のゲストは、ヤングアメリカンズ サポーターの 松本紀子さんと酒井鑑さんのお二人にお越し頂きました。ヤングアメリカンズとは、1960年代に始まった教育プログラムであり、若者の素晴らしさを音楽を通じて社会に訴えたいと始まった、踊りながら合唱する団体です。

2006年よりジャパンツアーが始まり、2010年に初めて神戸で開催されました。また、2011年からは、東日本大震災の被災地を巡る東北ツアーもスタートされています。

わずか三日間で小中高校生と一緒に、歌やダンスのショーを作り上げるワークショップ。今年は、5月19日から21日まで、神戸文化ホールで行われます。

そのワークショップを支えるサポーターさんの役割や内容などについてお話し下さいました。また、困ってらっしゃることとして、今年は神戸まつりと重なったため、参加者の応募が低調だとのこと。是非、毎年神戸で開催されるように、そして、ヤングアメリカンズの魅力を知ってもらうため、参加者・理解者・協力者を増やしたいとのことです。

子どもが明るくなると、家・学校が明るくなり、地域が活性化され、神戸が良くなると信じています!と熱く語られていました。
ヤングアメリカンズURL http://jibunmirai.com/ya/2017sm/index.html

大人のワークショップもあるそうです、大人も子どもも自分の殻を破るチャンスです!
新しいことにチャレンジしてみませんか?

毎月第3土曜日13時から30分「らの会わぃわぃbyねっとわーくながた」の時間です。

4月22日はネットワークながた代表石倉泰三さんのご出演。

人にはいろんな顔がありますよね。
石倉さんもたくさんの顔があります。
ネットワーク長田という障がい者事業所の連携の代表という顔を持ちつつ、その他にもいろんな顔があります。

その一つはこのTシャツはカンボジアのHARDROCK cafeで購入したというだけある「ないす」というグループの一員musicianとしての顔、そしてカンボジアの子どもたちのための学校建設・運営にかかわるNPO法人Srolanhプロジェクトの一員の顔。

長田の寅さんの顔、そしてラリーのレーサーという顔もあるのです。

この前は富士ラリー1000CCクラスに参戦。

多様な人々との出会いの中で、お孫さんが生まれてから新しい自分の顔に挑戦するのもいいことです。

サラリーマンから障がい者との出会いの場へ飛び込み、パン屋を始め、寅さんにも挑戦。そして今はドライバーへの道も歩んでいます。

震災からの「まちづくり」での出会いが大きな転換になったり、人の生き方の多重性を生み出したそのお一人でもあります。

新番組スタート「ママトーーク」

輝支援センター神戸の提供番組は、毎日13:30-14:00の時間帯で、この春から全部で4番組でスタートしています。それぞれカラーの異なる番組ですが、第4週はこの「ママトーーク」です。

「ママトーーク」は、神戸市立婦人会館を拠点に活動している、KOBEママネットのメンバー・サポーターが集まって、 年齢や性別に関わらず、日頃世の中に抱いている疑問や不満の数々について、たまにはマニアックな話題まで、メンバーでぶっちゃけトークをしようという試みです。

さて、今回のテーマは「女性が輝く社会とは?(1)」。未だ、家庭・学校・地域社会には「女の子だから」「お母さんなんだから」という古くからの強い役割分担意識、固定観念が根強く残っている現状ですが、社会の活性化のために働き手として多方面での女性の活躍も求められています。

メンバーそれぞれが自分のやりたいことができていた独身時代を経て、子育て、親の介護など、そのステージに応じて価値観の変遷と対応の必要性を実感してきていました。

社会に取り残されているかのような不安感を抱き、周りにサポートを求めながら、自分のやりたいことも実現させるためにどう行動してきたか? その中でも大事にしてきたことは何か? 悩みながら、考えながら、そして こうやっておしゃべりしてお互いに影響し合って教わりあい、自分の望みの実現に向けて、これから何を選んで行くべきか?

5人のぶっちゃけトークをどうぞお楽しみください。