「長田今昔ものがたり」第107話

107話 池田村の歴史を読む 2018年7月28日放送

わだかんの住む東尻池、となりの西尻池、神社のある長田村、そしてその西の池田村は四カ村(しかそん)と言って共有地(入会地)を持ち、江戸時代から仲良しでした。この中の池田村では、中西政太郎さんの編集で「池田村誌」が1988年に発行されています。弥生時代の昔より兵庫の開港と都会化の話まで、資料も地図も豊富です。1868年1月、「神戸事件」と言って、三宮神社前でおこった備前藩士とフランス兵など異国勢との紛争は、あわや「神戸占領」とまで発展しかねない一大事でした。備前藩は、西国街道を西へ、池田村の「妙楽寺」まで逃げ、本陣としたそうです。この「池田村誌」は図書館や文書館に置いてあります。


107話 妙楽寺(池田)

7月のママトーーク、テーマは「離乳食」

子どもにとって初めて口にする食べ物「離乳食」、書籍やインターネットなど沢山の情報が溢れ、さらにおばあちゃんや先輩ママたちからもいっぱいアドバイスをもらえるのだけど……

でも……「いったい何が正しいのー??」

時代によって変化する食の常識について、離乳食作り真っ最中のママ、先輩ママ、ママ離乳食アドバイザーの3人ががそれぞれの視点で自由におしゃべりした30分になりました。

今の離乳食と少し前の「離乳食の常識」との違いや、「こんな時にはどうするの?」なんて話しは、ママだけでなく子どもが近くにいる人なら、聞いておくと「いざ!」というとき役に立つかも??

FMわいわいのYouTube ホームページからは24時間いつでも
お聴きいただけます。

らの会わぃわぃbyネットワーク長田 ゲストはBirth神戸!

本日の「らの会byネットワーク長田」には、2018年1月に設立されたNPO法人Birth神戸のみなさんがご参加くださいました。いろんな繋がりの中からネットワーク長田の石倉泰三さんを訪ねて…というところから出会いは始まったそうです。

石倉さんとの出会いから「ハートネット」に出演。そして今回は8月5日日曜日ライブを開催されるそうです。タイトルは「魂の宴♪届け心のメロディ」あえて若者の集まるライブハウス「神戸 太陽と虎」で開催です!

2018年7月の「ゆうかりに乾杯!」

2018年7月28日第135回ゆうかりに乾杯のゲストは、日本画家で日展特別会員の西田眞人さんでした。京都市立芸術大学を退官後、現在は大阪芸術大学の客員教授をされています。
この番組はFMYYのyoutubeLiveで配信されました。

京都芸大卒業後、須磨学園女子高校で教員をされている時阪神大震災が発生し、被災地の惨状を描いた「黒いアーケード1995年」が日展特選を受賞されました。

現在は全国の「一の宮」101社を描く創作活動に精力的に取り組まれています。

101社のうちすでに完成している32社の絵画の他、初期作品も含め106点の展示会が、10月6日~12月9日、こうべゆかりの美術館で開催されます。
兵庫県芸術奨励賞他多くの賞を受賞されている西田画伯の絵画を是非観賞していただければと思います。

文書化した放送概要は「ゆうかりに乾杯!」下記のURLでご覧いただけます。
http://yukari-ni-kanpai.sakura.ne.jp/

奄美専門チャンネル【奄美にとって明治150年を問う】シリーズ第1回

2018年7月の放送についてをお知らせします。今月から〈奄美にとって明治150年を問う〉シリーズが始まりました。1回目のゲストは、中井和久・神戸奄美会元会長です。テーマは「近代の歩みとともにあった奄美出身者の動向」です。
奄美群島の現在の人口は11万人(推計値)を切っています。ところが関西にいる奄美出身者は約30万人といわれています。もちろんその数の中には三世や四世も含まれますが、奄美群島より多くのひとびとが関西に住んでいることは事実なのです(最近は奄美から関西への一世ニューカマーが減っていますが)。

関西には奄美出身者による郷土会(郷友会とも)が多くあります。各集落(シマ)単位、校区単位、市町村単位、島単位と入れ子のように何重にも会が存在し、その上部団体として、「神戸奄美会」「関西奄美会」が存在します。こうした愛郷精神にもとずいた郷土会の盛んな活動は、関西にある他の日本各地の郷土会活動に比較しても、突出している感があります。今回〈奄美にとって明治150年を問う〉シリーズの第一回番組のゲストとして出演していただくのは、中井久夫さん。神戸奄美会の元会長さんです。
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「長田今昔ものがたり」第106話

第106話 海の日、山の日、高取山で手紙を出す 2018年7月21日放送

西神戸の長田は海と山にめぐまれています。長田港(駒ヶ林)もいいです。海の方から山の方をみますと、「高取山」が美しく見えます。独立の山ですから、船で航行する人にはいい目印だったことでしょう。高取山頂上には高取神社があります。昨年11月に、ここに「心のポスト」が設置されました。保護司仲間の小西清次さんの発案です。誰にもみられない手紙、このポストにそっと入れて、「思い」を届けます。ときに、神主さんの立ち合いのもと、「お焚きあげ」で燃やすそうです。高取山ではたくさんの「信仰の印」も発見できます。山で、「体を鍛える」のと同時に、パワースポットのように「こころをいやす」場所でもあります。


106話 高取山からの展望

神戸市長田区から世界の言語で放送しています。